BOYS_BE…
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関西ジャニーズJr.内ユニットのBoys beとは異なります。

BOYS BE…
ジャンル恋愛漫画学園漫画ラブコメ
漫画:BOYS BE…?新恋愛白書?
(1st Season)
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベルKCマガジン
発表期間1991年33号 - 1996年47号
巻数全32巻
漫画:BOYS BE… 2nd Season
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベルKCマガジン
発表期間1996年48号 - 2000年13号
巻数全20巻
漫画:BOYS BE… L CO-OP
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベルKCマガジン
発表期間2000年17号 - 2001年5号
巻数全6巻
漫画:BOYS BE… pre-season
(BOYS BE… 2009年1学期)
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌MiChao!
レーベルKCマガジン
発表期間2009年4月24日 - 10月9日
巻数全1巻
漫画:BOYS BE… next season
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌マガジンSPECIAL
レーベルKCマガジン
発表期間2009年11月号 - 2012年3月号
巻数全6巻
漫画:BOYS BE… adult season
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社講談社
掲載誌イブニング
発表期間2011年23号(読切)
2012年17号 - 2013年14号(連載)
その他不定期掲載(年4回予定)
単行本未収録
漫画:BOYS BE…?young adult?
原作・原案などイタバシマサヒロ
作画玉越博幸
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊ドラゴンエイジ
レーベルドラゴンコミックスエイジ
発表期間2017年10月号 - 2018年8月号
巻数全2巻
アニメ
監督下田正美
シリーズ構成金巻兼一
キャラクターデザイン竹田逸子
音楽Be Factory
アニメーション制作ハルフィルムメーカー
製作「BOYS BE…」製作委員会
放送局WOWOW
放送期間2000年4月 - 7月
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『BOYS BE…』(ボーイズ ビー)は、イタバシマサヒロ(板橋雅弘)原作、玉越博幸作画による日本少年漫画
概要

講談社刊の漫画雑誌週刊少年マガジン』『マガジンSPECIAL』にて連載された学園ものラブコメ恋愛漫画である。タイトルはクラーク博士が発したとされる言葉「'Boys,be ambitious(少年よ、大志を抱け)」を引用したものである。大志を見いだせない、恋愛未経験の少年たちに贈る作品という意味合いが込められている。話数カウントはいずれも「Report-」。シリーズ累計発行部数は2500万部を突破している[1]

当初は10話連載の予定であったものが読者の反響が大きく、『BOYS BE…?新恋愛白書?(1st Season:1991年33号-1996年47号)』『BOYS BE… 2nd Season(1996年48号-2000年13号)』『BOYS BE… L CO-OP(2000年17号-2001年15号)』と3作10年に渡るマガジン長寿作品の一つとなった。

L CO-OP終了により作品は一旦幕を閉じたが、2009年に『マガジンSPECIAL』4号で久々に読切が掲載。2009年4月より『BOYS BE…2009年1学期』と題した新シリーズがウェブコミック誌MiChao!』にて同サイト閉鎖まで連載された(各携帯コミックサイトで先行配信された後に配信されている)。その後、『マガジンSPECIAL』2009年11月号より2012年3月号まで新シリーズ『BOYS BE… next season』が連載された。

1994年ノベルズ化、1995年と1997年にドラマCD化、1997年1999年PlayStationでゲーム化、1998年#テレビドラマ化、1999年2000年舞台化、2000年に#テレビアニメ化と手広くメディア展開された。原作コミックのReportを忠実に再現したドラマCD以外はいずれも原作の世界観のみ踏襲したものであり、ストーリーは何れも各脚本家によるオリジナルである。

2012年より講談社の青年漫画雑誌イブニング』にて、同じ作者コンビによる新シリーズ『BOYS BE…?adult season?』と、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、玉越の単独名義で近未来の男女人口比率が逆転した男尊女卑な日本を舞台にした事実上の派生作『GIRLS BE…』(非18禁・性描写あり)の不定期掲載が開始されている。

2017年より出版社を変え、KADOKAWAの『月刊ドラゴンエイジ』にて、同じ作者コンビによる新シリーズ『BOYS BE…?young adult?』にて、従来のような少年をメインにしたストーリーではなく社会人を中心にした大人の恋愛模様を展開した。

なお、同作者による類似した世界観を持つ他作品として、『ガチャガチャ』『Doする!?パラダイス』『ラスト?僕らは未来のために?』およびYA!ENTERTAINMENTの『ウラナリ』などがある。
ストーリー

基本的に登場人物や舞台(学校)がエピソード毎に変動し完結するオムニバス方式の作品であり、主にへたれな男子高校生中学生主人公が日常生活においてクラスメイトや幼馴染など身近にいる女性を恋愛対象と意識するようになり、痴話喧嘩やすれ違いを経て恋仲として親交を深めていく様を、女性の心理描写を交えながら主人公の目線で繰り広げるストーリーとなっている。殆どのエピソードがハッピーエンドとなっているが、これは連載初期にバッドエンドのストーリーを混ぜたところ、読者アンケートの得票数が下がったため、基本的にハッピーエンドとする方針になったことによる。しかしながら現実には作中のように上手く恋愛成就しないとの評も1997年に発行された公式ガイドブックやマガジンCDブックのライナーノーツで触れられている。

1エピソード1回完結が原則であるが、前後中編で2-3話に連続するパターンもある。『L CO-OP』ではストーリーの連続性を取り入れ、高校生活で恋愛成就させることを目標とする同好会「恋愛生活協同組合(Love CO-OP)」のメンバーをレギュラーキャラに据えて、その周辺人物である準レギュラーキャラたちとローテーションで活躍をする形式であった。

作風は純愛に徹しているが、主人公が女性キャラに興味を抱くきっかけがパンチラブラチラなどのチラリズムであったり、アクシデントで乳房に触れる・押し倒すなどのお色気漫画的な描写は多い。勃起エロ本エロビデオ自慰など主人公の思春期男子に纏わる生理現象下ネタ)を赤裸々に絡めた話(2nd Seasonまで)や、単純に異性の身体やおしゃれに興味を抱くエピソード、彼女との初体験童貞喪失)を主題にした話も散見している。恋愛関係は基本的にキスあるいは性行為の未遂で完結であるが、ごくごく一部のエピソードでは場の流れで性行為をやり遂げてしまうものもある(具体的な性描写は無い)。女性と親しくなるきっかけとして、主人公たち(未成年)の飲酒も数多く描写されていた。

1st Season末期からはそれまで男女の馴れ初めを描いていたものから、既に恋仲となっていて親交を深めていく様を日常の些細な事柄やギャグを散りばめて描いたラブコメ調のストーリーへと変化していき、2nd Seasonは大半のエピソードがラブコメとなっている。これに連動するようにお淑やかであったヒロインの性格が徐々に活気のあるものへ変化し、強い個性を持つ者も登場した。『ガチャガチャ』『Doする!?パラダイス』の連載を挟んだ2009年1学期以降は男性主人公が幼い顔つきになるなど、登場人物の描写が時代に合わせて変化している。L CO-OPでは現役高校生たちを取材し、連載当時の流行を採り入れている。
作品舞台

大まかな舞台は都内となっており、通学風景によく京王・小田急多摩センター駅や、JR西ノ原駅という架空の駅(市が尾駅がモデル)が登場する。


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