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pixiv(ピクシブ)は、ピクシブが運営する、イラストや漫画を中心にした日本のソーシャル・ネットワーキング・サービス。
自分の作品(創作・二次創作の両方)をアップロードし、他のユーザーの作品をブックマークすることで、同じ嗜好の人々がつながることができる[2]。グローバルな展開を念頭に置いて作られたサービスで、運営はサービス開始から言語的コミュニケーションを最小限に抑え、ユーザーが作品を通して個人的なネットワークを形成できるようシステムを整え、世界レベルのオンライン・コミュニティに成長した[2]。 イラストが趣味のプログラマ・上谷隆宏 2011年7月27日、pixivの運営会社はアート団体を自称する「カオス*ラウンジ」に関連する批判に対し、公式に謝罪を行った[7]。 カオス*ラウンジはpixivのイラストを取り込んだコラージュを著作者に無断で発表して批判を浴びていた。通常、pixivでは著作権に問題のあるイラストは削除の対象になっているが、カオス*ラウンジのメンバーがpixivで公開しているコラージュは多数の通報があったにもかかわらず放置され、それ以外のコラージュ作品は削除されていたことから、カオス*ラウンジのメンバーと同社の役員・社員と関係していたり、制作・展示に協力していたり、イラストの使用を同団体に許可したという風評が広まり(この風評の根拠として、同社社長の片桐孝憲が同団体とともに美術雑誌で紹介されたり、pixivが実施したコンテストへの応募作品がコラージュに利用されたという話も流布された)、pixivの姿勢に不信感を抱いたイラストレーターが相次いで別のイラストサイトに移転する動きを見せるなど、炎上騒動に発展した[7]。 同社はこのような風評を否定するともに、「ユーザー様に多大なるご心配、ご懸念を抱かせる結果となりましたことを、深く陳謝いたします」と謝罪した[7]。 2018年5月、pixivの運営会社の代表取締役の永田寛哲が、アイドルグループ「虹のコンキスタドール」のメンバーに対して、繰り返しセクハラやパワハラを行っていたとして、提訴される事件が発生した。この事件に対し、pixivの退会を呼びかけるユーザーも現れた[8]。 2022年5月にも運営会社内で役員による従業員に対する度重なるセクハラが行われていたことが発覚した。
歴史
カオスラウンジ騒動
運営会社のセクハラ不祥事に関連する抗議運動