BOMB
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この項目では、雑誌について説明しています。その他の用法については「ボム」をご覧ください。

BOMB
愛称・略称ボム
ジャンルグラビア
読者対象男性
刊行頻度月刊
発売国 日本
言語日本語
出版社ワン・パブリッシング
刊行期間1979年3月 -
ウェブサイトhttps://bombweb.jp/
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『BOMB』(ボム)は、ワン・パブリッシング[注 1]が発行する月刊のグラビア雑誌。毎月9日(同日が休日の場合はその前日)発売。女性アイドルグラビアページで主に構成されている。

1994年10月号までは名前を「BOMB!」としていた。創刊当初から判型A5判(148mm×210mmで発行されていたが、2010年11月号(同年10月9日発売分)からDuetのようにAB判(210mm×257mm)のより大きな判型に変更された。
略歴・特徴

1979年3月、学習研究社(現・学研ホールディングス)より創刊。ただし創刊当初は月刊ではなく隔月刊で、『ビックリハウス』のような読者投稿が中心であり、女性アイドルを取り上げる内容ではなかった。翌年、松田聖子などを表紙に起用し特集を組むようになってから売上が伸び、その後に続く女性アイドル中心の内容構成の基礎が出来上がった、とされる。1981年より月刊化[2]。一時期は『パンツの穴』など多少の性的要素を含む記事や企画ページが存在したが、創刊以来一貫して成年向け雑誌ではない。しかし書店では表紙などで誤解され、エロ本の棚に置かれることが少なくなかった。そのためアイドルファンの十代の男子が購入しづらいケースが多かった。

1985年おニャン子クラブの登場の際、当時のライバル誌でもあった『DUNK』(集英社)が同グループを全面的に取り上げていた。対して『BOMB!』は、同時期にアイドル活動を行っていた菊池桃子などを主に取り上げていた。なお菊池は当時、『BOMB!』の姉妹誌である『Momoco』のイメージガールでもあった。ただし1986年には『BOMB!』も、おニャン子クラブ及びそのメンバーを巻頭モデルとして起用する事が何度か有った。

1990年代から毎年2月号にはミニ名鑑が別冊付録になっていた。当初は「オール女性アイドルスター名鑑」などと毎年名称が変わったが最終的には「オール女性スター名鑑」で落ち着く。収録対象年齢はそのときの状況に応じて25歳以下、30歳以下などとこちらも毎年変化した。アイドル・タレントだけでなくガールズバンドアナウンサーも収録されていたが、2008年2月号を最後に発行されていない。

1990年代後半からBOMB編集部として写真集制作・出版も行われる事が多くなっている。さらに判型が『BOMB』よりも大きく(おおよそA4サイズ)内容も特化された『DELUXE BOMB』(通称「デラボム」)シリーズとして、『デラボム INDEX』(年1回発行)や『まるごと○○』(○○には特集される女性アイドルの名前が入る)などが、同時期に出版されるようになった。また、ダイヤルQ2によるアイドル活動情報を提供していた。なおDVDの普及に伴い、「DVD BOMB」や「d-BOMB」シリーズのDVD制作・販売も行われている。

近年ではインターネットの普及に伴い、「インターネットBOMB」「BOMB.tv」などを立ち上げ、有料画像配信なども行っている。

2009年10月に実施された学研グループの組織再編に伴い発行元が学研パブリッシングとなった後、2015年に学研パブリッシングが学研マーケティング他と合併し学研プラス(現・Gakken)が発行元となる。2020年7月に学研プラスのメディアビジネス部の会社分割によりワン・パブリッシングが発行元となる[1]

2010年11月号(同年10月9日発売分)からDuetのようにAB判(210mm×257mm)のより大きな判型に変更された。

2021年9月9日発売の10月号で、創刊から通巻500号を突破した。
巻頭モデル

原則として当時の芸名を記載するが、後に芸名が変わった事が判明している場合は、かっこ書きする。@media(min-width:720px){.mw-parser-output .columns-start{width:100%}.mw-parser-output .columns-start div.column{float:left}.mw-parser-output .columns-2 div.column{width:50%;min-width:30em}.mw-parser-output .columns-3 div.column{width:33.3%;min-width:20em}.mw-parser-output .columns-4 div.column{width:25%;min-width:20em}.mw-parser-output .columns-5 div.column{width:20%;min-width:20em}}
1980年代
1980年
4月号 : 倉田まり子(現:
坪田まり子)- 初代巻頭モデル6月号 : 石野真子8月号 : 薬師丸ひろ子10月号 : 山口百恵12月号 : 松田聖子
1981年
2月号 : 松田聖子3月号 : 石野真子4月号 : 三原順子(現:三原じゅん子)5月号 : 河合奈保子6月号 : 柏原よしえ(現:柏原芳恵)7月号 : 薬師丸ひろ子8月号 : 榊原郁恵9月号 : 松田聖子10月号 : 伊藤つかさ11月号 : 松本伊代12月号 : 石川ひとみ
1982年
1月号 : 薬師丸ひろ子2月号 : 松田聖子3月号 : 河合奈保子4月号 : 三田寛子5月号 : つちやかおり6月号 : 石原真理子7月号 : 柏原よしえ8月号 : 石川秀美9月号 : 早見優10月号 : 中森明菜11月号 : 武田久美子12月号 : 石原真理子
1983年
1月号 : 斉藤慶子2月号 : 原田知世3月号 : 松田聖子4月号 : 中森明菜5月号 : 伊藤麻衣子(現:いとうまい子)6月号 : 柏原芳恵7月号 : 岩井小百合8月号 : 薬師丸ひろ子9月号 : 森尾由美10月号 : 石川秀美11月号 : 河合奈保子12月号 : 早見優
1984年
1月号 : 松田聖子2月号 : 小泉今日子3月号 : 堀ちえみ4月号 : 菊池桃子5月号 : 倉沢淳美6月号 : 岡田有希子7月号 : 菊池桃子(巻頭特集は原田知世)8月号 : 薬師丸ひろ子9月号 : 渡辺桂子10月号 : 宇沙美ゆかり11月号 : 菊池桃子12月号 : 荻野目洋子
1985年
1月号 : 安田成美2月号 : 中森明菜3月号 : 石川秀美4月号 : 岡田有希子5月号 : 志村香6月号 : 富田靖子7月号 : 芳本美代子8月号 : 菊池桃子9月号 : 斉藤由貴10月号 : 本田美奈子(現:本田美奈子.)11月号 : 松本典子12月号 : 少女隊
1986年
1月号 : おニャン子クラブ2月号 : 南野陽子3月号 : 河合その子4月号 : 国生さゆり5月号 : 西村知美6月号 : 杉浦幸7月号 : 芳本美代子8月号 : 高井麻巳子9月号 : 島田奈美(現:島田奈央子)10月号 : 新田恵利11月号 : 南野陽子12月号 : 西村知美
1987年
1月号 : 斉藤由貴2月号 : 佐野量子3月号 : 酒井法子4月号 : 中山美穂5月号 : 菊池桃子6月号 : 大西結花7月号 : 畠田理恵8月号 : 浅香唯9月号 : 島田奈美10月号 : 西村知美11月号 : 中村由真12月号 : 伊藤美紀
1988年
1月号 : うしろ髪ひかれ隊2月号 : 後藤久美子3月号 : 仁藤優子4月号 : 小川範子5月号 : 渡辺満里奈6月号 : 酒井法子7月号 : 浅香唯8月号 : 南野陽子9月号 : 岩井由紀子10月号 : 生稲晃子11月号 : 中村由真12月号 : 西村知美
1989年
1月号 : 坂上香織2月号 : 本田理沙3月号 : 渡辺美奈代4月号 : 姫乃樹リカ5月号 : 酒井法子6月号 : 宮沢りえ7月号 : 中山忍8月号 : 浅香唯9月号 : Wink10月号 : 中山美穂11月号 : 河田純子12月号 : 宮沢りえ


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