BLESS_(L'Arc?en?Cielの曲)
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「BLESS」
L'Arc?en?Cielシングル
初出アルバム『BUTTERFLY
B面BLESS -Concerto-
ROUTE 666 -2010-
リリース2010年1月27日(CD、配信)
2019年12月11日(定額配信)
規格マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンルポップス
ロック
時間23分13秒
レーベルKi/oon Records
作詞・作曲hyde
プロデュースL'Arc?en?Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク


ゴールド(CD[1]

ゴールド(着うたフル[2]
※ いずれも日本レコード協会認定
チャート最高順位


オリコンチャート

週間2位

2010年1月度月間4位

2010年度上半期28位

2010年度年間61位

登場回数12回


Billboard JAPAN

週間2位(Hot 100

週間2位(Top Singles Sales)

年間58位(Year End Top Singles Sale)


L'Arc?en?Ciel シングル 年表

NEXUS 4/SHINE
2008年)BLESS
2010年I Love Rock'n Roll
(2010年)

『BUTTERFLY』 収録曲

GOOD LUCK MY WAY -BUTTERFLY Ver.-
(4)BLESS
(5)shade of season
(6)

ミュージックビデオ
L'Arc?en?Ciel「BLESS」-Music Clip- - YouTube
(※) 2019年12月11日から2022年5月12日まではYouTube Music Premium限定有料公開
(※) 2022年5月13日から無料公開

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「BLESS」(ブレス)は、日本のロックバンドL'Arc?en?Cielの36作目のシングル2010年1月27日発売。発売元はKi/oon Records
解説

前作「NEXUS 4/SHINE」から約1年半ぶりとなるシングルリリース。

本作の表題曲「BLESS」は、弦楽器金管楽器木管楽器鍵盤打楽器をフィーチャーした壮大なバラードソングとなっている。バラードナンバーがシングル表題曲に選ばれたのは、2005年5月に発表した「叙情詩」以来9作ぶりのこととなる。また、表題曲は、本作発売の約2週間後の2010年2月12日から、カナダバンクーバーで開催されたバンクーバーオリンピックパラリンピックNHK放送テーマソングに使用されている。さらにこの曲はNHKにおいて、テーマソングの他、大会前の特集番組やPRスポットなどでも使用されている[3]。なお、NHK広報は、L'Arc?en?Cielを起用した理由について「世代や性別を超えて幅広く支持されるアーティストであることや、スポーツの魅力や感動を独特の表現力で伝えられることなどを最大のポイントとしました[3]」とコメントしている。ちなみにこの曲の原型は、テーマソング制作の依頼を受ける前から存在しており[4]、その音源がクライアントに採用されたことにより、2009年9月頃から本格的なレコーディングが行われている。余談だが、ラッパーの(sic)boyは、2019年に受けたインタビューにおいて、「音楽に目覚めたきっかけとなった曲」としてこの曲をあげている[5]

本作のリリースプロモーションとして、2009年12月6日放送のNHK総合番組『MUSIC JAPAN』に出演し、表題曲をテレビ初披露している。また、L'Arc?en?Cielは同日放送のNHK総合スポーツ情報番組『サンデースポーツ』にも出演しており、この曲の制作に関するインタビューと、レコーディングしている模様の一部が放映されている[6]。さらに、表題曲がNHKの番組とタイアップした楽曲だったこともあり、2010年12月31日に放送された『第61回NHK紅白歌合戦』に10年ぶり4度目の出場を果たしており、同番組でこの曲を披露している。ちなみにL'Arc?en?Cielは、2008年に開催したライヴツアー「TOUR 2008 L'7 ?Trans ASIA via PARIS?」を終えてからバンド結成20周年を迎える2011年まで、ライヴ活動を休止していたことから、この曲は発表から約1年ほどライヴで披露されていなかった。そして、ライヴ活動の休止明けとなる2011年1月1日に開催したニューイヤーライヴ「20th L'Anniversary Starting Live "L'A HAPPY NEW YEAR!"」で、公演のラストナンバーとしてこの曲がライヴ初披露されている。

表題曲のミュージック・ビデオは、本作の初回生産限定盤に付属するDVDに初収録されている。また、2019年12月11日に、公式YouTubeアーティストチャンネルにおいてYouTube Music Premium限定で映像の有料公開が開始されている。前述のYouTubeチャンネルでの有料公開開始から約2年5ヶ月後となる2022年5月13日からは、同サイトで映像の無料公開が開始されている。なお、この映像のディレクターは、前作「SHINE」に引き続き、マンジョット・ベディが務めている。映像は、メンバー4人の演奏シーンと、4人が前に向かって歩を進めるシーンで構成されている。

カップリングには、前々作「DRINK IT DOWN」以来2作ぶりにパートチェンジバンド、P'UNK?EN?CIELによるL'Arc?en?Cielの楽曲のセルフカバーが収録されている。ちなみに、2009年12月に"tetsu"がアーティスト名義を"tetsuya"(ソロ名義は、大文字表記のTETSUYA)に変更したことに伴い、P'UNK?EN?CIELで使用する名義も「TETSU P'UNK」から「T.E.Z P'UNK(読み:テッツ パンク)」に今回変更されている。

余談だが、アーティスト名義をtetsuyaに変更したのは、2009年11月に不慮の事故で逝去したスタッフ、近藤琢哉(愛称:コメット)の名前から一文字譲り受けたことによるものとなっている[7]。近藤は、数多くのアーティストのライヴやイベントの制作に関わり、L'Arc?en?Cielのライヴ制作にも長く携わっていたスタッフであり、亡くなる直前まで2011年に開催するバンド結成20周年ライヴの構想をメンバーと話し合っていたという[8]。tetsuyaは音楽雑誌『CD&DLでーた』2010年2月号のインタビューで、名義変更した経緯について「自分にとって本当に大切な人間が亡くなっちゃって、そいつの名前を1文字もらったんです[9]」と述べており、メンバーや事務所の社長、スタッフらに想いを伝えた上で改名したという[9]。また、同誌の他に[9]、tetsuyaが2012年に発表したインタビュー本でも改名の詳細な経緯や想いが語られている[7]。なお、2010年3月に発表されたライヴビデオ『TOUR 2008 L'7 ?Trans ASIA via PARIS?』に収録されたエンドロールには、同氏への追悼メッセージが挿入されている。追悼文を入れた理由について、tetsuyaは「ファンからしたら、関係ないといえば関係ないし、なんで関係ないもの入れてるのって意見もあるのかもしれないけど、やっぱり、僕は忘れたくない。そういう人に支えられてきてるから。何か形にして残したいっていうか。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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