BLACK_BIRD_(漫画)
[Wikipedia|▼Menu]
丈/豊前(じょう/ぶぜん)
声:小西克幸 / 演:横山真史八大天狗の一人。26歳。190cm。青い目をしている。花柳病の噂も流れたが、匡の嘘である。実は匡の母・ゆりに想いを寄せていた。先代から豊前の役で、本名は「丈」。最終話では八大を辞して地方の任を得、天狗の郷を離れていたが、颯の誕生日に匡の屋敷を訪れて匡や実沙緒達と再会した。
太郎(たろう)
声:仲西環八大天狗の一人。三つ子の長男。6歳(最終話では12歳)。110cm。兄弟の中で1番できが悪いらしく、手元に置き鍛えてくれる匡のことを尊敬している。料理、家事、花の世話が得意。最終回では、弟達と共に颯の世話係となっていることが語られた。
次郎(じろう)
八大天狗の一人。三つ子の次男。6歳(最終話では12歳)。ちょっといじわる<せこい>。勉強が特意で三つ子の中で一番優秀だと言われている。最終話では颯の世話係となっており、颯に勉強などを教えている。物語の最後に実沙緒と匡の顛末を全て記録しようと決意し、烏水一族の「仙果録」を執筆した。
三郎(さぶろう)
八大天狗の一人。三つ子の三男。6歳(最終話では12歳)。アフロヘアーで、太郎・次郎と同じサイズの帽子はかぶれない。3人の中で一番怪力。最終話で成長した姿となって登場。アフロヘアだった髪は長いドレッドヘアとなっていた。また、最終話では太郎・次郎・三郎の妹と思われる三つ子の姉妹が登場している。
江/僧正(こう /そうじょう)
演:中谷知彦元八大天狗。祥の世話係を勤めていたが、祥が幽閉された後新しい僧正に任命される。しかしそれは匡が江がどう動くかを検証する為のものであり、結局はお役目をすぐに解かれた。
烏水 あやめ(うすい あやめ)
演:花奈澪匡の父方のいとこ。相模の妻。23歳。162cm。体は病弱だが心は強い。後に治療薬として実沙緒の血をもらい、見事に回復した。儚く細い美人で、実沙緒曰く鑞梅に似ているらしい。小さい頃、匡のために「水鏡」で遠くの人間界にいる実沙緒をみせていた。最終話では相模との間に年子の子供を授かったことが語られている。
烏水 颯(うすい そう)
最終章で登場する実沙緒と匡の子供。子供時代の匡にそっくりな容姿を持つ。実沙緒の胎内にいたときに実沙緒の夢の中に現れ、彼女に自分の名前を伝えた。名前の当て字は匡が考えたもの。最終回では6歳になった颯が登場する。
庇翼院

天狗の郷にある施設。郷で孤児になった子供が引き取られる。
かえで
祥の世話をしている女性。琅の娘で庇翼院育ち。祥の支持者の一人で、祥と匡の一騎討ちの直後に祥を助けようと反魂の術をかけたが、直後に匡が祥を討ったことによって失敗、自分も命を落とした。
琅(ろう)
郷の中の内通者。かえでの父親。もともとゆりを偏愛しており、ゆりが死んだのは祥を一族の当主にしたかったからだと思い込んでいた。そのため祥の死後、彼を当主にしようと自らの命とひきかえに反魂の術をかけて祥を復活させる。
道成寺

白蛇の一族。毒を持っており、薬や毒の調合を得意とする。
道成寺 希世(どうじょうじ きよ)
演:石川志織16歳。155cm。匡のことが好き。
道成寺 権助(どうじょうじ けんすけ)
演:山口大地希世の双子の弟。実沙緒を好きだったが諦める。匡たちにつかまった際に「仙果録」の前半を話す。解放される前に実沙緒に印籠に入った毒を渡す。物語の終盤で匡から実沙緒が出産と同時に死ぬ運命にあることを告げられ、彼に堕胎薬を調合するよう要請されるが、実沙緒にこのまま子供を堕胎してもいいのかと問いかけ、彼女の強い決意を知って匡の頼みを断った。
葛葉

の一族。300年前、当時の当主が仙果の娘を花嫁に迎える事に成功しており、その顛末を記した書物「仙果録」を所持していた。
葛葉 修平(くずのは しゅうへい)
声:谷山紀章 / 演:大山将司葛葉一族の長。17歳。178cm。高校1年生として実沙緒の学校に入り、実沙緒に近づく。白蛇と手を組んで実沙緒を奪おうとした際に、匡に殺される。彼の死は実沙緒が覚悟を決めるきっかけとなった。
葛葉 忠信(くずのは ただのぶ)
演:早乙女じょうじ修平の兄。人間の恋人蓮子のために自ら長の座を降りたが、修平が死に葛葉一族の長になる。恋人の蓮子と、長として仙果である実沙緒を狙わなくてはならない定めの間で葛藤する。匡とは親友であった。匡と戦うが敗れ、蓮子と共に生きる道を選ぶ。その戦いの最中に葛葉が所有する「仙果録」が盗まれる。実は「仙果録」の結末を知っており、彼もまた実沙緒を死なせないための方法を独自に探していた。
その他
城ノ内 蓮子(じょうのうち れんこ)
演:
梅田悠葛葉忠信の恋人で女子大生。実沙緒の父・原田好生の教え子でもある。19歳。168cm。アーチェリーの選手でもあり、全国大会に出たことがあるほどの腕前の持ち主。霊感がある。
原田 好生(はらだ よしお)
演:瀬下尚人実沙緒の父。41歳。大学のサークルの先輩である陽子を何年もかけて口説き結婚した。親バカで、娘の実沙緒を大切に思っている。物語終盤で実沙緒が匡との結婚を報告しに来た際には娘の懐妊を知って驚いたものの、動揺する妻を制して実沙緒の決断を支持し、二人の結婚を許した。大学の講師の職に就いており、古文書の研究を行っている。城ノ内蓮子は彼の教え子の一人。かつてある寺の世話になったことがあり、その時に寺の息子である渡辺頼光と知り合った。頼光が霊障により数々の大怪我を負っている事を知っている。
原田 陽子(はらだ ようこ)
演:秋本奈緒美実沙緒の母。44歳。幼い頃の匡を知っている。終盤で実沙緒が匡との結婚を報告しに来た際には娘の懐妊を知って動揺していたが、夫・好生に後押しされる形で結婚を許した。実沙緒と匡の結婚から数ヶ月後、高層マンションに住んでいる友人の下を訪ねた際に火災に巻き込まれ、逃げ遅れたところを偶然駆けつけた匡に助けられる。その際匡が妖怪だったことを知ってしまったが、その後匡や実沙緒と三人で過ごした際に実沙緒と匡が幸せそうにしている様子を見て「あそこまで実沙緒に幸せそうな顔をさせてくれる人を選んでくれて誇りに思う」と実沙緒に話し、匡に実沙緒を幸せにしてやってほしいと頼んだ。
マナ
声:米澤円実沙緒の友達。大学生の彼氏持ち。
カナ
実沙緒の友達。中学の同級生だった彼氏がいる。
渡辺 頼光(わたなべ らいこう)
好生が世話になった寺の息子。8歳の時、妖に襲われて頭部に大きな傷を負わされ、その経験から妖怪を一方的に憎んでいる。普段から帽子をかぶっているが、これは幼少時に妖怪につけられた頭の傷跡を隠すため。また、これまでにも妖や霊障で全身に大きな傷を複数負っている。頭に怪我をした一件から妖との共存については否定的で、実沙緒と匡の関係を快く思っていない。実沙緒同様妖怪が見える人間であるが、そのことを他人に信じてもらえず「変人」扱いされたことから心を閉ざしており、唯一自分と同じように妖怪が見える実沙緒に対しては心を開いていた。そのため実沙緒を守りたいと密かに願っており、その願いから二度にわたって匡を調伏しようとしたが、それが実沙緒の怒りを買う結果を招いたため失敗に終わる。後に妖による人間への無差別攻撃が始まった際に実沙緒の前に三度現れ、彼女に自分の側につくよう要求するが、直後に匡に邪魔をされ失敗。その際匡から「今後一切実沙緒に近づくな」と一喝され、それ以来二人の前に現れなくなった。
剣ヶ峰の公子(けんがみねのこうし)
竜の化身でより神に近い存在。天狗がいかに高等な妖といえど次元が違う存在でもともとかなう相手ではないが、妖と敵対することはない。匡に病で伏せっている妹を助けてほしいと頼みに来た。
用語
仙果の娘(せんかのむすめ)
100年に一度に生まれる特殊な体質の女性。血を妖に与えれば寿命が延び、肉を与えれば不老不死をもたらし、花嫁に迎えれば一族の繁栄をもたらすようになると言われる。実は多くの妖から「繁栄を齎すための道具」として捉えられており、仙果の娘と愛し合っている匡は他の妖から「異端」だと言われていた。また、「仙果録」によれば、300年前に葛葉一族の嫁となった仙果の娘は出産と同時にお腹の子に精気を吸われて死亡したという。実沙緒は自分の血液を匡や八大達に与えて彼らの傷を回復させていた他、後に匡に抱かれることで彼に強大な力を与えた。実は妖に力を「分け与える」のではなく「預ける」存在で有り、夫となった妖が仙果の娘から預かった力を返すことによって、仙果の娘の命を繋ぐことが出来るという解決策があった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:43 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef