BECK_(漫画)
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BECK
ジャンル
少年漫画音楽漫画
漫画
作者ハロルド作石
出版社講談社
掲載誌月刊少年マガジン
レーベルKCデラックス
発表期間1999年 - 2008年
巻数全34巻
アニメ
監督小林治
シリーズ構成小林治
脚本小林治
キャラクターデザイン堀元宣、小林治
アニメーション制作マッドハウス
製作BECK製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2004年10月6日 - 2005年3月30日
話数全26話
映画
監督堤幸彦
制作モンスター☆ウルトラ
封切日2010年9月4日
上映時間145分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ映画ゲーム
ポータル漫画アニメ映画ゲーム

『BECK』(ベック)は、ハロルド作石による日本の少年漫画音楽漫画作品、およびそれらを原作とするテレビアニメ、実写映画コンピュータゲーム。『ゴリラーマン』、『ストッパー毒島』で知られるハロルドにとって初の少年漫画で、作品の世界は『ゴリラーマン』や『バカイチ』、『ストッパー毒島』と同一世界であるとの設定を持っており、時おり他作品の登場人物が脇役的に登場している。

1999年から2008年まで『月刊少年マガジン』(講談社)で連載された。2004年10月6日からは本作を原作とするテレビアニメが放送され、2010年9月4日には実写映画『BECK』が公開された。

2002年に第26回講談社漫画賞少年部門受賞。2014年8月時点で累計発行部数は1500万部を突破している[1]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年6月)(使い方

「自分なんかいなくても何事もなく世の中は動いていくし、人生が過ぎていくんだ。」と思いながら不満を持っていた主人公の14歳の少年・田中幸雄は、学校では存在感がなくどうすることもできず平凡な毎日を過ごしていた。ところが学校の帰り道にいじめられていた犬を助けると同時に飼い主の南竜介と偶然の出会いをし、犬を助けたお礼に竜介からギターを受け取ると音楽の世界に入り込み始める。そして竜介・幸雄を中心に、バンド:BECK(ベック)・英語名:Mongolian Chop Squad(モンゴリアン・チョップ・スクワッド、M.C.S)が結成されるまでになる。バンド結成後幸雄自身の音楽にひたむきに向き合い失敗・挫折を繰り返し成長していく姿は言うまでもないが、BECKの仲間も幸雄に影響を受けて音楽への信念を原動力に一歩ずつ前進してゆく様が描かれていく。
登場人物
BECK / Mongolian Chop Squad

南竜介がシリアル・ママ解散後、「最強のバンドを作る」というコンセプトの下に結成したロックバンド。結成時のメンバーは竜介、千葉、平、東郷だったが、東郷が家業を継ぐために脱退。その後、コユキとサクがサポートメンバーとして参加し、後に正式加入。

バンド名は千葉がベック(犬)の姿を見て(仮)として命名する。海外では実在のミュージシャン(ジェフ・ベックベックなど)との重複を避けるため、モンゴリアン・チョップ・スクワッド(元ネタはオランダのミクスチャー・ロックバンド、アーバン・ダンス・スクワッド)を名乗る。

業界で強大な権力を持つ蘭の怒りを買ったため、日本国内の活動は制限されており、知名度は知る人ぞ知るレベルを抜け出せていなかったが、幾多の困難を乗り越えて次々と奇跡を起こしていく。
田中 幸雄(たなか ゆきお) / コユキ
声 - 浪川大輔(幼少期 - 日比愛子) / 歌 - 平林一哉(HUSKING BEE)本作の主人公。Vocal&Guitar担当。登場時14歳。平凡な中学生活を送っていたが、竜介と出会ったことにより音楽の世界へのめりこむ。天性のヴォーカルでBECK正式加入を果たし、ギターも担当する。バンドを優先した結果、学力が低下し、志望校よりもランクの低い高校へ入学したが、後に中退することになる。主なギターはフェンダー・テレキャスターなど。サブギターとして、運送屋のバイト中に拾ったギブソン・SG(廉価版のSGジュニアをカスタムしたもの)やイギリスの楽器屋で購入したフェンダー・ムスタングも使用する。性格は温厚で律儀。頼まれると断れない性格であり、それらのせいで厄介事に巻き込まれることも。一見すると地味で弱々しい風貌でありながら目立つことが多いせいか、兵頭や力也、ヨシト、高校の先輩の椎木から目をつけられてしまい、嫌がらせを受けることも多い。自分のことよりも、大切にしている人を罵倒されると怒りを露わにし、力也のような明らかに腕力が上の人物にも果敢に挑む勇敢さも持ち合わせている。基本的には人を悪く言わない純真さを持ち合わせており、人気が上がるにつれ傲慢な態度になっていた雄太についても最後まで擁護していた。田辺が引き起こした騒動がきっかけで泉と同じ水泳部に入部。上達するために斉藤さんに教えを乞い、厳しい指導を受けた結果、フリップターンがこなせるほどに上達。水泳で鍛えられた肺活量が後のボーカルとしての技量に繋がっているとサクは指摘している。どこまでもごく普通の日本の学生だが、ボーカリストとしての才能は世界の著名なミュージシャンも一聴でうならせる才能の持ち主。またギターを提げていない時のボーカルスタイルとして両手を後ろに組む、オアシスリアム・ギャラガーに似たパフォーマンススタイルを行う。「コユキ」という通称は年上に同姓同名の人物がおり、自分のほうが背が低いということから。いつもadidasSUPER STAR を履いている。中学の時点で父親とは死別しており、母親と二人暮らし。おばあちゃん子である。フェンダージャパンからコユキモデルのテレキャスターが発売されており(同様に“三本線”のムスタングも発売された)、漫画のキャラクターのシグネチャーモデルが発売されたのは史上初。登場人物の中で所持ギターが一番多く、ギブソン・L48(のニセモノ)→ティブソン(ギブソンのバッタモノ)・レスポール→グレッチ・ホワイトファルコン→フェンダー・テレキャスター、ギブソン・SG、フェンダー・ムスタングなど。名前、および「コユキ」の名称はミスター日ハム田中幸雄から。
南 竜介 / Ray(みなみ りゅうすけ / レイ)
声 - 上野裕馬Guitar担当。登場時16歳。ニューヨークで暮らしていた帰国子女。漢字は苦手なものの、日本語と英語を堪能に使う。義父との確執から家出し、釣り堀に住み込んでいる。アメリカに住んでいたころはThe Dying Breedを結成する前のエディとバンドを組んでいた。車上狙いを繰り返す不良少年だった過去があり、それが原因で、バンドを様々な問題に巻き込むことになる。現在でも、借りた金は返さない、女は泣かせるなど、いわゆるロクデナシ男であるが、音楽のことになると決して妥協を許さない。自由自在の多彩なテクニックとエモーショナルな音色は評価が高い。精神的に不安定になると、他人に対して攻撃的になり、仲間にも本心ではないにしろ、きつい言葉を投げかけてバンド内でも衝突を起こした。親友のエディが死去した際は酒浸りになり、かなり荒れた生活を送るも、エディの墓に参った際、ジム・ウォルシュと出会い、生前のエディの伝言を伝えられ再起した。以後は酒を控えていると語っている。主なギターはギブソン・レスポール(ルシール)など。ルシールを取られた際はレスポールカスタムを代用していたが、ルシールより劣る音質に満足できなかった。左手でもギターが弾ける。外国人からは、竜介という名前が発音しにくいため、「Ray(レイ)」の愛称で呼ばれる。モデルはロックバンド「バッキンガム宮殿」のメンバー、南竜介[2]


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