BCプレイス
[Wikipedia|▼Menu]

BCプレイス
BC Place

施設情報
所在地 カナダ
777 Pacific Blvd, Vancouver,
BC V6B 4Y8
起工1981年4月
開場1983年6月19日
所有者ブリティッシュコロンビア州
運用者BC Pavilion Corporation
グラウンド人工芝(FieldTurf:2005年?現在)
建設費1億2600万カナダドル
設計者Studio Phillips Barratt, Ltd.[1]
Stantec Architecture Ltd. (改修)
使用チーム、大会

BCライオンズ(1983年?2009年、2011年?現在)
バンクーバー・ホワイトキャップス(1983年?1984年、2011年?現在)2010年バンクーバー冬季オリンピック・パラリンピック
2015 FIFA女子ワールドカップ
収容人員
54,320人(フットボール開催時)

BCプレイス(英語: BC Place)は、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーにあるドーム型屋内競技場
概要

1983年完成。「BC」とは、バンクーバーを含むブリティッシュコロンビア州(Province of British Columbia)の略称である。内外の気圧差によって屋根を支持する空気膜構造による建築物であり、同方式では世界最大。同方式を採用し、BCプレイスの5年後に竣工した日本の東京ドームが類似した外観を持つ。

バンクーバー国際交通博覧会1986年)と連動してウォーターフロントの再開発が行われ、BCプレイス・スタジアムは同博覧会メイン会場の中心部に接する位置に建設された。

カナディアンフットボールリーグ・BCライオンズの本拠地で、フットボール以外にもコンサート見本市などに利用されている。

2007年1月5日、ドーム屋根の一部が破損し、陥没する事故が起こった。

2010年開催のバンクーバーオリンピックでは開会式と閉会式の会場として使用され、バンクーバーパラリンピックでは開会式会場として使用された。2015年にカナダで開催されたFIFA女子ワールドカップでは、決勝などが開催された[2]

2015年?2016年シーズンからSVNSの会場としても使われることになっている。

また、2026 FIFAワールドカップの会場として使用される予定である。バンクーバーのウォーターフロント地区とBCプレイス
改装計画改装後のBCプレイス内装

2008年5月に、観客席及びトイレと店舗の改装、テフロン屋根を開閉式に変更するなど、1億5000万ドルの改築計画を発表した[3]。計画は二期に分かれており、座席、トイレ、店舗、VIPスイート改装は2010年のバンクーバーオリンピック前に行う。開閉式屋根は五輪後の2011年に行い、五輪前には屋根の修理を行う[4]。新しい開閉式屋根は、建築家も同じドイツフランクフルトコメルツバンク・アレーナと似た設計になる。

2009年1月には、ブリティッシュコロンビア州政府が2億ドルの新開閉式屋根換装を含む3億6500万ドルの事業計画を認可した。

メジャーリーグサッカーのバンクーバーへの拡張チーム(バンクーバー・ホワイトキャップスFC)は、チーム開業の2011年から5年間BCプレイスを使用する計画に署名した。このチームは、BCプレイスは新しいスタジアムである計画中のホワイトキャップス・ウォーターフロント・スタジアムが完成するまでの臨時ホーム・スタジアムとして使用する予定である[5]

2015 FIFA女子ワールドカップに備えて、最新の人工芝に張り替えられた。これにより、男女を通じて、W杯では初めて人工芝のピッチが使用されることになった[6]。同大会では決勝、準々決勝など9試合が行われた[7]
ギャラリー







脚注^ “BC Place Stadium - Tensile Membrane Structures Sample Application”. Makmax.com. 2013年7月28日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2013年1月24日閲覧。
^ “ ⇒Vancouver to host 2015 Women's World Cup gold medal game”. CBC. 2013年3月21日閲覧。
^BC Place Stadium To Get Retractable Roof TSN.ca 2008/05/16
^Vision 2011 BC Place 2008/09/04
^Caps love that sound BC Place 2008/10/25
^ 男女通じW杯初…人工芝グラウンドを公開 読売新聞オンライン 2015年6月4日
^ アメリカ日本の決勝が行われた。

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、BCプレイスに関連するカテゴリがあります。

BCプレイス公式ホームページ(英語)

先代
ヴァルトシュタディオン
フランクフルトFIFA女子ワールドカップ
決勝会場
2015次代
パルク・オリンピック・リヨン
リヨン
前本拠地:
エンパイア・スタジアム
1954 - 1982BCライオンズの本拠地
1983 - 現在次本拠地:
n/a
-










冬季オリンピックメインスタジアム

1924シャモニー・モンブラン • 1928サンモリッツ • 1932レークプラシッド • 1936ガルミッシュ・パルテンキルヘン • 1948サンモリッツ • 1952オスロ • 1956コルチナ・ダンペッツオ • 1960スコーバレー • 1964インスブルック • 1968グルノーブル • 1972札幌(開会式) • 1972札幌(閉会式) • 1976インスブルック • 1980レークプラシッド(開会式) • 1980レークプラシッド(閉会式) • 1984サラエボ • 1988カルガリー • 1992アルベールビル • 1994リレハンメル • 1998長野 • 2002ソルトレークシティ • 2006トリノ • 2010バンクーバー • 2014ソチ • 2018平昌 • 2022北京 • 2026ミラノ/コルチナ・ダンペッツオ(開会式) • 2026ミラノ/コルチナ・ダンペッツオ(閉会式)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:33 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef