BBNテクノロジーズ
BBN Technologies種類レイセオンの子会社
本社所在地 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ケンブリッジ
設立1948年
関係する人物創業者: レオ・ベラネック、リチャード・ボルト
BBNテクノロジーズ(英: BBN Technologies)は、受託の研究開発を専門とするハイテク企業である。かつては Bolt Beranek and Newman(ボルト・ベラネク・アンド・ニューマン) と称し、BBN社と呼ばれることも多い。所在地はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ。(ARPANETおよびインターネットを含む)パケット通信の開発で最もよく知られているが、民間軍事会社でもあり、国防高等研究計画局と関わりが深い。 1948年、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授だったレオ・ベラネックとリチャード・ボルト
歴史
音響に関する仕事にはかなりの計算を要し、そのことが後の情報処理関連のビジネスへと結びついていった。BBNは道路や航空機の騒音についてのコンピュータモデルを開発し、高速道路用防音壁を設計した。騒音問題に関する裁判にBBNの科学者が専門家の証人として出廷することもあった。BBNは1950年代後期から1960年代初期にかけてコンピュータをいくつか購入した(ディジタル・イクイップメント・コーポレーションの最初のPDP-1など)。BBNは音響関係の仕事をし続けていたが、現在ではインターネット黎明期の業績(ARPANET、MILNET(英語版)、CSNET、NEARnet(英語版)など)で有名である。
1989年、音響コンサルティング部門を分社化してアセンテック社[1](本社はケンブリッジ)を創設した[2]。
1998年、BBNのインターネットサービスプロバイダ部門「BBNプラネット」がジェネラル・テレフォン・アンド・エレクトロニクス(英語版)社(GTE)に買収された。BBNプラネットはGTEの全国規模の光ファイバーネットワークに統合され GTEインターネットワーキング社[3]となった。2000年、GTEとベル・アトランティックが合併してベライゾンとなったとき、元 BBN Planet だった部分を含む資産はジェヌイティ社[4]として分社化された。2004年3月、ベライゾンはBBNを個人投資家グループに売却。2009年9月、レイセオンはBBNを取得する協定を結んだ[5]。この買収は2009年10月29日に完了し[6]、買収金額は約3億5千万米ドルと見られている[7]。