BB戦士三国伝
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BB戦士三国伝
漫画:SDガンダム三国伝 風雲豪傑編
作者
ときた洸一
出版社講談社
掲載誌コミックボンボン
発表号2007年7月号 - 12月号
巻数全2巻
話数全6話+特別編
漫画:BB戦士三国伝 英雄激突編
作者矢野健太郎
出版社角川書店
掲載誌ケロケロエース
発表号Vol.2(2007年12月号) - Vol.16(2009年4月号)
巻数全3巻
話数全15話
漫画:BB戦士三国伝 戦神決闘編
作者津島直人
出版社角川書店
掲載誌ケロケロエース
発表号Vol.17(2009年5月号) - Vol.28(2010年4月号)
巻数全3巻
話数全12話
その他予告はVol.16掲載
漫画:SDガンダム三国伝
ブレイブバトルウォーリアーズ
作者たかのあつのり
出版社角川書店
掲載誌ケロケロエース
発表号Vol.29(2010年5月号) - Vol.42(2011年6月号)
巻数全2巻(未完)
漫画:SDガンダム三国伝
Brave Battle Warriors
創世記
作者岩本ゆきお
出版社角川書店
掲載誌ガンダムエース
発表号2010年5月号 - 2011年5月号
巻数限定版2巻+通常版全2巻
話数12話+番外編
映画:超電影版 SDガンダム三国伝
Brave Battle Warriors
監督森邦宏鈴木健一
制作サンライズ
封切日2010年2月27日
上映時間12分
アニメ:SDガンダム三国伝
Brave Battle Warriors
原作矢立肇富野由悠季
監督森邦宏、鈴木健一
シリーズ構成浦畑達彦
キャラクターデザイン寺島慎也
アニメーション制作サンライズ
放送局テレビ東京系列
放送期間2010年4月3日 - 2011年3月26日
話数51話
テンプレート - ノート

『BB戦士三国伝』(ビービーせんしさんごくでん)は、SDガンダムシリーズの一つ。

本作のアニメ版『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』(エスディーガンダムさんごくでん ブレイブバトルウォーリアーズ)については、本項アニメシリーズの節を参照。
設定

BB戦士」20周年記念作品。小説『三国志演義』をモチーフとした物語[1]。古代中国をモチーフとした「三璃紗(ミリシャ)」を舞台に、歴代ガンダムシリーズに登場したモビルスーツたちがキャラクターとなり、群雄割拠の戦乱を繰り広げる。各種キャラクターのモチーフになったモビルスーツは「演者」と表記されており、"SDガンダム達による三国志の公演"と言う形式を取っている。ただし、演者設定MS以外の複数の機体をモチーフとしている例もあり、董卓ザクや初期設定の姜維ガンダムF91のように演者とは明らかに違うMSの意匠を持つキャラクターも存在する。

あくまで三国志をモチーフにしたSDガンダムシリーズであるため、三国志ならびに史実とは異なる設定やストーリーが展開されている。特にBB戦士版第三部『戦神決闘編』は、三国志の出来事を基にしつつ、SDガンダム恒例の「光と闇の戦い」をテーマとする、ほぼオリジナルなストーリーが展開される。

戦乱の世を舞台とした時代劇的な世界観はかつての「SD戦国伝」シリーズを彷彿とさせるが、原典に倣い登場するキャラクターは中国武将風の甲冑を纏っており、武者ガンダムたちとは趣を異にする。

「SD戦国伝」の舞台である「天宮<アーク>」は古来の日本をモチーフとしていたが、海の向こうにある隣国として「影舞乱夢<エイブラム>」なる中国をモチーフとした国とそこを故郷とするキャラクターが度々登場していた[2]

『三国伝』では、かつての「影舞乱夢」を今回の舞台「三璃紗」における初の国家として定義し[3][4]、歴代皇帝の名の中に『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』に登場した「白龍大帝」の名前が存在するなど、旧シリーズ設定との共通部分も存在する。
商品シリーズ

プラモデルキットとしては変形などのギミックを抑えてアクションに重点を置いたことにより、過去の「武者ガンダム」シリーズに比べると少ないパーツ数でありながら可動範囲と保持力が向上している。「武者烈伝」の時期から定着した2.5?3頭身のプロポーションを踏襲し、スネ部分の別パーツ化など共通の要素も見られる。また一部例外があるがシリーズ中の各キャラクター間で装備品の互換性が考慮されており、鎧や武器、一部キットによって表情の異なる手首パーツを交換装着して遊ぶ事が可能である。また、女性キャラクター等一部を除き、軽装時の各キャラクターの額には名前の頭文字が描かれている。さらにおまけ要素として、足の裏に名前がスタンプ状のモールドとして刻まれており、朱肉などを使ってスタンプ遊びができるようになっている。

商品シリーズは世界各地で販売展開されており、特に2007年11月に発売された「呂布トールギス・赤兎馬・天玉鎧」は2,000円台の高額キットであったにもかかわらず高い人気を集め、公式サイトにも「巷では売り切れが続出」と歓びの声が掲載されている。このような大ヒットを受け、バンダイも当初予定のなかったキャラクターの商品化を検討し、「夏侯惇ギロス」を始めとする非ガンダム系キットや馬や船をセットにした大型キットの商品化など展開が広がっている。

2008年4月に発売された「孔明リ・ガズィ」から、毎月新キットのリリースがアナウンスされており、同年3月からは色替え商品を含むとはいえ、毎月2種ペースで新商品が発売された。第48回全日本模型ホビーショーなどにも力の入ったジオラマや、試作品が数体展示されるなど同シリーズの好調ぶりがうかがえた。

なお、シリーズ開始と共に「劉備ガンダム」のキットに初回限定として同梱されたポスターや、「趙雲ガンダム・飛影閃 趙雲ガンダム単騎駆け」発売と共にそれまで発売されたキットの再出荷分に同梱されたエフェクトパーツ、「周倉ドーベンウルフ」の発売時期にシリーズキットを二個以上購入でついてくる特別シールなど、度々特典キャンペーンが実施されており同じキットでもロットにより細かい違いがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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