BAND-MAID
アメリカ・ダラスでの公演(2022年10月)
基本情報
出身地 日本・東京都[1]
ジャンル
ロック[1]
ポップ・ロック[1][2]
ハードロック[1][3]
ヘヴィメタル[1][4]
パンク[1]
ポップス[1]
活動期間2013年 -
レーベル
日本クラウン (2016-2020)
ポニーキャニオン (2021-)
事務所
プラチナム・パスポート
United Talent Agency
公式サイトbandmaid.tokyo
メンバー
小鳩ミク(ギター・ボーカル)
SAIKI(ボーカル)
KANAMI(ギター)
AKANE(ドラムス)
MISA(ベース)
BAND-MAID
YouTube
チャンネル
BANDMAID
活動期間2013年 -
ジャンル音楽
登録者数54.3万人
総再生回数200,028,429回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年4月27日時点。
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BAND-MAID(バンドメイド)は、日本のガールズロックバンド[5]。所属事務所はプラチナム・パスポート。レーベルはポニーキャニオン。海外のマネジメントはユナイテッド・タレント・エージェンシーが行い、ライブ・ネイションと提携。
概要2014年から2017年まで使用されたバンドのロゴマーク。
メイドの衣装を身に纏いつつビジュアルとは相反する重厚なハードロックを基調とするバンド。確かな演奏力と重厚なサウンドを武器に激しいライブパフォーマンスを繰り広げ[6]、世界的人気を獲得している。
北米・ヨーロッパを中心に10か国以上での単独公演を行い、5度の海外ツアーを実施。2022年の全米ツアーでは2万人超を動員した。
2014年末にYouTubeで公開された1stシングルのカップリング曲である「Thrill」のミュージックビデオをジャパニーズロック専門の海外ウェブラジオ局「Jrock Radio」がフォロアー数120万人超のFacebookで紹介したところ一気に注目を浴びることとなり、その影響で多くの海外ロック/メタル系サイトがこぞってとりあげるようになって海外人気の高まりにつながっていった[6][7][8]。
元々、秋葉原のメイド喫茶でアルバイトをしていた小鳩ミクがバンドをやりたいと思い、メンバーを集めて結成した[9]。小鳩自身がメイドだったのでメイド服を衣装として取り入れ、バンド名もメイドのバンドBAND-MAIDとした[10]。まずネットにシンガーソングライターとして動画をアップしていたギタリストのKANAMIにコンタクトをとり、KANAMIが知人ドラムのAKANEに声をかけ、さらにAKANEが音楽の専門学校で一緒だったベースのMISAを誘って結成された[9][10][11]。その4人で2回ほどライブをやったが「ツインボーカルの方が面白いのではないか」ということで、同じ事務所でソロ活動をしていたSAIKIに声をかけた[9][10]。ツインボーカルにしたのは小鳩の声が明るいので、声が低めで見た目の印象も小鳩とは正反対のSAIKIを入れて、よりハードでロックな方向に寄せるためである。また、結成時から「色々なことができるし音の厚みも出るからギターは2本欲しい」という話もあったので、SAIKI加入時に小鳩もギターを持つツインボーカル・ツインギターの編成に変えた[9][10]。
結成当初は自分達が求める音楽を探して、様々なジャンルに挑戦していたが「Thrill」に出会ったことによって、HR/HM寄りの方向でやりたいとメンバーの意見が一致した[12]。それまではどちらかと言えばポップ寄りだったが「ガールズ・バンドにはポップ・ロックが多いからハードな路線にした方がよりギャップが強くなる」ということでドラムはツインペダルを使い、メロディアスだったギターソロもスウィープ、タッピングそして速いピッキングといったテクニックを取り入れて現在のスタイルになった[12]。 エイプリルフール企画の BAND-MAIKO では、インタビューなどで異なる名前を使っている[20]。 2013年 2014年 2015年 2016年
メンバー
小鳩ミク(こばと ミク)
ギター・ボーカル/作詞担当[13][14]。10月21日生まれ、熊本県出身。詳細は「小鳩ミク」を参照
SAIKI(サイキ)
ボーカル担当。2月8日生まれ、山梨県出身。愛称は「さいちゃん」。ダンス・ミュージックもバンド・サウンドも好きなので、こだわりなく何でも聴いてきた。歌を始めたきっかけは安室奈美恵で、小学4年生の頃に聴いて好きになった。彼女の曲や世界観が好きで、ボーカルスタイルやステージ上での立ちふるまいはその影響下にある[11]。中学・高校の頃に流行ったのがきっかけでバンドに興味を持ち、黒猫チェルシー、毛皮のマリーズ、挫・人間を聴くようになった。デヴィッド・ボウイも好きで[15]、トニー・ヴィスコンティのプロデュースのオファーを喜んだ[14]。鉄道好き。「撮り鉄」であり、新幹線のフォルムが特に好みである[16]。
KANAMI(カナミ)
ギター/作曲担当[14]。9月28日生まれ、神奈川県出身。愛称は「かなみんちょ」、「みんちょ」。3歳頃からピアノを始めて20年以上習い続け、クラシック・ロック・パンク・ロック、ラテン・ロック、ファンク、フュージョン等を好む。好きなギタリストはカルロス・サンタナやラリー・カールトン。前者は父親の持っていたCDに入っていたサンタナの「Europa(哀愁のヨーロッパ)」、後者は高校の先輩がカバーして弾いているのを見たのがきっかけ。「ギターソロにペンタトニックスケールやメロディアスなものが多いのはサンタナから影響を受けている」とのこと[6][9][11][17][18]。
AKANE(アカネ)
ドラムス担当。12月14日生まれ、兵庫県出身。愛称は「あーちゃん」。好きな音楽ジャンルはパンクやメロコア、邦楽ロック。バンドでやっていた音楽はパンクだったが、聴くのはロックが多い。一番影響を受けたアーティストはマキシマム ザ ホルモン。特にドラムのナヲに強く影響を受けており、ドラムやバンドを始めたのも彼女のドラムを聴いたのがきっかけだった[6][11][17][18][15]。食欲旺盛で大食いであり、ラーメンの替え玉を5玉注文することもある[17][19]。
MISA(ミサ)
ベース担当。10月15日生まれ、岡山県出身。ギターを経て、高校生の頃に出会ったスマッシング・パンプキンズをきっかけにベースに転向。幼少期から母親の影響でビートルズやジミ・ヘンドリックスなどの洋楽や奥田民生をずっと聴いていて、小学生の時にジェリーフィッシュに夢中になってからは色々な音楽を聴くようになった。よく聴いているのはUK/USロックで、スマッシング・パンプキンズなどのグランジや、ブラーといったブリット・ポップ系のバンドが好き[6][11][17][18]。好きなベーシストはパズ・レンチャンティン[13]。
BAND-MAIKO
鳩子(ハトコ、Gt/Vo)
富士姫(フジキ、Vo)
叶笑(カノエミ、Gt)
紅月(アカツキ、Dr)
梅美沙(ウメミサ、Ba)
略歴
7月、小鳩ミク、KANAMI、AKANE、MISAの4人で結成。
7月24日、大塚DEEPAで開催された『PPBAND AUDITION』で初ライブ。
8月22日、SHIBUYA-AXで開催されたライブイベント『P祭』でSAIKIが加入。5人組BAND-MAIDRとなる。
12月17日、KANAMI、AKANE、prediaの湊あかね、村上瑠美奈、岡村明奈の5人でサイドプロジェクト「もちとちーず」を始める[21]。
1月8日、デビューアルバム 『MAID IN JAPAN』をリリース。全曲、BAND-MAIDによる編曲。
2月8日、Shibuya Milkywayでワンマンライブ『MAID IN JAPAN』開催。
8月13日、1枚目のシングル「愛と情熱のマタドール」をリリース。
4月5日 (アメリカ時間)、Jrock RadioのFacebookで「Thrill」のMVが紹介される[22]。
9月30日、もちとちーずのシングル「あめハレ。/あなたと。」リリース。作曲はKANAMI[23]。
11月18日、2枚目のアルバム『New Beginning』をリリース。
11月27日、もちとちーずが最後の活動として「爆女祭」に出演。
2月14日、「alone」の MV をリリース。初のBAND-MAID単独での作曲作詞。
2月27日、バンド名からRを取り去りBAND-MAIDとなる[24]。