BAD_HOP
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BAD HOP
出身地
日本神奈川県川崎市川崎区
ジャンルヒップホップトラップ
活動期間2014年 - 2024年
レーベルNew Rich Entertainment
共同作業者Zot on the WAVE
JIGG
DJ CHARI
KM
cherry chill will
公式サイトBAD HOP OFFICIAL SITE

メンバーT-Pablow
YZERR
Tiji Jojo
Benjazzy
Yellow Pato
Bark
G-K.I.D
Vingo

旧メンバーAKDOW
DJ KENTA

BAD HOP
YouTube
チャンネル

BAD HOP

活動期間2014年 -
ジャンル音楽
登録者数41.5万人
総再生回数3億3423万7400回
YouTube Creator Awards

登録者100,000人

チャンネル登録者数・総再生回数は
000000002024-02-18-00002024年2月18日時点。
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BAD HOP(バッド・ホップ)は、神奈川県川崎市を拠点に活動する、8人組ヒップホップ・クルー[1]

グループ名である『BAD HOP』は、メンバーのT-Pablow、YZERR、Yellow Patoが初めて出演した川崎のヒップホップイベントの名前である。意味は野球用語のイレギュラーバウンドに基づいている[2]
概要

神奈川県川崎市出身の幼なじみを中心とし、2014年に結成された。双子であるT-PablowとYZERRを中心に、8人のラッパーで構成されている[3]

地元である川崎市南部の京浜工業地帯池上町は「日本で一番空気が悪い場所」とも言われており、メンバーも幼少の頃から特異な環境の中で生活を送ってきた[3][4]

T-PablowとYZERRはそれぞれ「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」での優勝経験を持ち、T-Pablowはテレビ朝日系列「フリースタイルダンジョン」に初代モンスターとしてレギュラー出演していた[4]

レコード会社や音楽事務所には所属しておらず、2019年現在、メンバーに加えスタッフが7名おり、楽曲制作からライブでの映像や照明、グッズ制作、DVDの販売などをセルフプロデュースで行っている[5]

2019年、ジェイ・Zカニエ・ウェストらも利用するアメリカ合衆国ロサンゼルス音楽スタジオで、ケンドリック・ラマーらを過去に手がけたエンジニアと共に、EP「Lift Off」を製作。本作にはマーダ・ビーツ、メトロ・ブーミン、Wheezy、Turbo、マイク・ウィル・メイド・イット、Mustardなどのプロデューサーたちが参加した。

2020年3月1日にキャリア最大規模となるワンマンライブ「BAD HOP WORLD」を横浜アリーナにて開催予定だったが、新型コロナ感染拡大防止のため無観客でのライブを決行した[6]

2023年5月27日、千葉・幕張メッセで行われた「POP YOURS 2023」にて、メンバーを代表してT-Pablowが解散を発表した。6月21日の東京・豊洲PIT公演を皮切りとしてライブツアーを行い、2024年2月19日に東京ドームでのツアーファイナルをもって解散[7]
メンバー
現メンバー

名前旧名義本名生年月日血液型出身中学校身長備考
T-Pablow

(ティー・パブロウ)K-九

(ケーナイン)岩瀬 達哉

(いわせ たつや)1995年

11月3日B型川中島中学校177cm

YZERRの双子の兄

BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」第1回、第4回優勝


テレビ番組「フリースタイルダンジョン」の初代モンスターとしてレギュラー出演

YZERR

(ワイザー)DIABLO

(ディアブロ)岩瀬 雄哉

(いわせ ゆうや)1995年

11月3日B型川中島中学校176cm

T-Pablowの双子の弟

グループのリーダー


BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」第5回優勝


BAD HOPの所属事務所である株式会社New Rich Entertainmentの代表取締役

Tiji Jojo

(ティジィ・ジョジョ)吉村 敦也

(よしむら あつや)1996年

2月12日A型川中島中学校168cm

韓国と日本のハーフ


2019年5月21日にソロEP『PLAYER 1』をリリース

Benjazzy

(ベンジャジー)ゴエモン石川 幸和

(いしかわ ゆきかず)1994年

10月19日B型富士見中学校168cm

他のメンバーより1つ年上


父親は中学校の英語教師。過去にBarkの担任を務めていた

Yellow Pato

(イエロー・パト)DJ流星関根 流星

(せきね りゅうせい)1995年4月18日A型川中島中学校175cm

川崎フロンターレのユースに所属していた

BARK

(バーク)日野原 ゆうき

(ひのはら ゆうき)1995年

9月20日A型桜本中学校168cm
G-k.i.d

(ジーキッド)渡邊 りょう1995年

5月2日川中島中学校175cm父親が元暴力団
Vingo

(ヴィンゴ)CROWN

(クラウン)阿部 慎之助1996年

1月5日170cm

メンバー唯一の東京都出身

Tokyo Young Visionの創設メンバー


父親は8年連続ミシュランガイドを獲得する懐石料理店を営む


旧メンバー

AKDOW(アクドウ)

DJ KENTA(ディージェイ ケンタ)

来歴
2014年 - 2017年(全国流通まで)

2014年3月25日、BAD HOP名義でコンピレーションアルバム『BAD HOP ERA』を発表。音源発表後しばらくは無料でCDを配ったり、フリーダウンロードで音楽配信を行っていた。YZERRはレコード会社に所属していないことが大きかったと後に語っており、当時の作品やライブが人からお金を取れるほどのクオリティーではなく、街中で行われている広告を入れたポケットティッシュ配りの感覚だったという[8][9]。9月28日には『BADHOPBOX』を発表。

2015年7月2日、アルバム『BAD HOP』を発表。11月、ウェブサイト「VICE japan」に取り上げられた[10]

2016年3月15日、『BAD HOP 1 DAY』を発表[11]。収録曲の「Life Style」はミュージック・ビデオも制作され、YouTubeに公開されたミュージック・ビデオの再生回数が2,700万回を突破するなど話題を呼んだ[12][13]。「Life Style」は当時メンバーのT-Pablowがモンスターとしてレギュラー出演していたテレビ番組「フリースタイルダンジョン」の自身の登場曲としても使用されていた。9月15日には『BAD HOP ALL DAY』を発表。更に、大阪府の心斎橋SUNHALLと地元の川崎クラブチッタで「IRREGULAR BOUND」と題したエントランスフリーのワンマンライブを行う[14]

2017年3月31日、T-Pablowが初のEP『Super Saiyan1 The EP』を配信[14]。BAD HOPメンバーも客演し、翌年以降もメンバーのソロ活動が活発化する[15]
2017年 - 2019年(全国流通後?海外プロデューサーとの共演)

2017年9月6日、2ndアルバムにして初の全国流通作品となる『Mobb Life』を発表。初の全国ツアー「Mobb Life Tour」も開催した[16][17]

2018年4月、後に配信されるEP『BAD HOP HOUSE』を引っさげ、全国ツアー規模でないと厳しい予算でステージを組みZepp Tokyoでワンマンライブ「BAD HOP HOUSE」を開催。チケット販売会社を通さず、で封をした招待状(チケット)を制作して発送するという手法が話題となった。チケットは即日完売した[18][9]

2018年11月13日、日本武道館にてワンマンライブ「BreatH of South」を開催[19]。期間限定で発売された先行チケットは3時間で完売した[17]。来場者には『BADHOP ALLDAY vol.2』のCDが無料配布され、武道館ライブ後の11月30日に配信リリースされた[20]

2019年1月、ワンマンライブ「BreatH of South」のDVDおよびBlu-rayでの映像化が発表された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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