BAD_BOYS_J
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この項目では、漫画作品およびそれを原作とする派生作品について説明しています。その他の用法については「バッド・ボーイズ」をご覧ください。

BADBOYS
ジャンル暴走族漫画ヤンキー漫画
漫画
作者田中宏
出版社少年画報社
掲載誌ヤングキング
発表期間1988年 - 1996年
巻数全22巻
テンプレート - ノート

『BADBOYS』(バッドボーイズ)は、田中宏による日本漫画作品。広島を舞台にした広島暴走グラフィティ。別表記に『BAD BOYS』『ばっど・ぼーいず』など。目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 極楽蝶

3.2 BEAST

3.3 廣島Night's

3.4 (広島)狂連合

3.5 (僭称)廣島連合

3.6 広島の女たち

3.7 一般人


4 書籍情報

5 OVA

5.1 スタッフ(OVA)

5.2 キャスト(OVA)


6 実写映画(2011年)

6.1 ストーリー

6.2 キャスト

6.3 スタッフ

6.4 主題歌


7 テレビドラマ

7.1 放送

7.2 キャスト(テレビドラマ)

7.2.1 極楽蝶(テレビドラマ)

7.2.2 BEAST(テレビドラマ)

7.2.3 Nights(テレビドラマ)

7.2.4 STP(テレビドラマ)

7.2.5 その他(テレビドラマ)


7.3 スタッフ(テレビドラマ)

7.4 放送日程

7.5 ネット局

7.6 映像配信


8 劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-

8.1 キャスト(実写映画2013)

8.1.1 極楽蝶(実写映画2013)

8.1.2 BEAST(実写映画2013)

8.1.3 Nights(実写映画2013)

8.1.4 エデン(実写映画2013)

8.1.5 その他(実写映画2013)


8.2 スタッフ(実写映画2013)


9 ムービーコミック

9.1 主題歌


10 アプリ

11 脚注

12 関連項目

13 外部リンク

概要

1988年から1996年まで『ヤングキング』(少年画報社)で連載された[1]。単行本は同社ヤングキングコミックスより全22巻[1]。大型本の「定本・BADBOYS」全10巻、新書サイズの「BADBOYS(新装版)」全22巻、選集のコンビニコミックが何度かシリーズとして刊行された。単行本の累積発行部数は、2011年の時点で4000万部に達し[2]、2015年の時点でシリーズ累計発行部数は5500万部に到達している[3]。2005年5月から『月刊BADBOYS』の刊行を開始し、2008年2月まで合計34冊が発行された[4][5]。「YOUNGKINGセレクション」と銘打たれた同シリーズは『BADBOYS』および『BADBOYS グレアー』を再録する定期刊行物であり、表題についても2005年4月号(第1号)から2007年6月号までが『月刊BADOBOYS』[4][6]、2007年7月号から2008年4月号(最終号)までが『月刊BADBOYS グレアー』となっている[7][5]

1980年代後半の広島市を舞台に、暴走族の少年少女の青春や抗争を描いた物語である[8]。続編・関連作品として、1990年代後半を舞台に本作より後の世代を描いた続編『BADBOYS グレアー』、主に1980年代前半を舞台に本作より前の時代を描いたスピンオフ作品女神の鬼』、2010年代を舞台に中年になった本作・グレアーの登場人物とその息子世代を描く続編『KIPPO』がある[9]。この他にも、直接的なストーリー上の関連はないが『莫逆家族』も同一の世界という設定になっている。

2010年5月に実写映画化が発表され[8]2011年2月26日に広島で先行公開[10]、2011年3月26日に一般公開された[11]2013年4月には『BAD BOYS J』として連続ドラマ化され[12]、2013年11月9日にドラマの劇場版として『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』が公開された[13]
あらすじ

富豪の息子でお坊ちゃん育ちの主人公・桐木司は、過保護な育て方を押し付けてくる家庭に不満を感じつつも反発し切れない生活を過ごしていた。そんな中、家庭教師の美知恵さんの一言をきっかけに不良になることを決意。紆余曲折の末に暴走族極楽蝶」の八代目頭になり、暴走族として青春の日々を送ることになる。
登場人物

の項はOVA版 / ムービーコミック版の声優。1名のみはOVA版。
極楽蝶

廣島連合が広島統一を果たした直後の広島混乱期に、岩田章が初代として立ち上げた。数々の修羅場をくぐり抜けた歴戦のチームであったが、物語登場時は7代目頭の原辺俊昌。構成員は10名以下で、俊昌とエイジを除いて少数精鋭とも言い難い弱小チームと化していた。後に司や四天王の活躍、死龍王などを傘下に加える事でTOP3に躍り出る。
桐木 司(きりき つかさ)
声 -
真殿光昭 / 小田久史本編の主人公。大金持ちの息子であり、お坊ちゃんとして育てられてきたが、家庭教師の美知恵に認めてもらう為、不良を目指して家出。そこで川中陽二と出会い広島の暴走族である極楽蝶と関係を持つ。廣島Night'sとの抗争に巻き込まれた末に原辺俊昌から極楽蝶の頭の座を受け継ぎ、極楽蝶八代目頭となる。その後、?威?斗(ビイスト)との抗争を経て極楽蝶を広島ナンバー2のチームへと押し上げ、広島トップ3の1人として不良達に名を轟かせていく。普段は温厚でひょうきんな性格で、見た目もごく普通の少年である。 しかし抗争やケンカの際には凶暴性を発揮し、「広島で一番強いのは段野だが、一番危ないのは桐木」として恐れられる。終盤では代々広島最高の不良に受け継がれている「伝説の単車」を段野から継承。恋人は由本久美、続編の『GLARE』では2人の間に1子がいる。後に酒屋を経営する。
川中 陽二(かわなか ようじ)
声 - 堀内賢雄(1)、石田博英(2)、檜山修之(3、4) / 檜山修之八代目極楽蝶幹部。名前の知られた不良で高校中退後に遊び人としての生活を送っていたところ司と知り合い興味を持つ。司を自身の旧友で七代目極楽蝶の頭である原辺俊昌に紹介し、七代目極楽蝶と廣島Night'sとの抗争に助っ人として参加。その抗争で司に触発され、司が八代目極楽蝶の頭となると同時に自身も極楽蝶に加入、幹部となる。後にお好み焼き屋を経営。
中村 寿雄(なかむら ひさお)
声 - 古田信幸(1)、飛田展男(2)(とクレジット表記されているが実際は渡利毅)、渡利毅(3)、鈴木琢磨(5) / 井上悟[14]八代目極楽蝶幹部。元廣島Night'sの幹部であったが、連載当初の頃チームを抜けており、陽二らと同時に八代目極楽蝶に幹部として加入。漫画を描くのが趣味で本人は自信満々だが実はかなり下手。その趣味がきっかけとなり、極楽蝶は埼玉に遠征に行く(実際は巻き込まれる形となるが)事になったりした。彼が本当にキレた時、普段絶対にはずさない眼鏡をはずし、その時の凶暴性は本人も制御が難しいほど。後に花屋の店員になる。


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