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Bビーダマン爆外伝V
ジャンルバトルアクション、ロボットアニメ
アニメ
原作藤原茂樹、水野祥司、天野幹俊
原案酒井あきよし(シリーズ)
監督川瀬敏文
シリーズ構成浦畑達彦
キャラクターデザイン梅原隆弘
メカニックデザインやまだたかひろ、安彦英二
音楽多田彰文
アニメーション制作マッドハウス
製作名古屋テレビ、未来計画、パオハウス[注 1]
放送局テレビ朝日系列
放送期間1999年2月7日 - 2000年1月30日
話数全50話
その他名古屋テレビ制作の全国ネットアニメにおける、
セル画かつフィルム撮影体制での最終作品
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『Bビーダマン爆外伝V』(ボンバーマンビーダマンばくがいでんビクトリー)は、1999年2月7日から2000年1月30日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週日曜 7:00 - 7:30(JST)に全50話が放送された、マッドハウス制作のテレビアニメ。 タカラより展開されていた玩具シリーズ『ボンバーマンビーダマン爆外伝』の第5弾で、同シリーズのテレビアニメとしては2作目に当たる。シリーズ前作『Bビーダマン爆外伝』以上にサンライズ作品に関わったスタッフ(川瀬敏文、やまだたかひろ
概要
設定面では、しろボンなどを始め前作にも登場した味方側(ビーダコップ)のメインキャラクターの性格は、前作のそれをほぼ踏襲している一方、登場人物の立ち位置や舞台設定は大幅に刷新されている。また登場するビーダアーマーも、前作までとは異なりパイロットが頭部に変形し、ロボットのボディに合体するヘッドオンシステムが、敵味方双方に導入されている。
音楽面では、劇伴をNINTENDO64用ソフト『爆ボンバーマン』を手掛けた多田彰文が担当。また番組後期には、OPをパイレーツが、EDをキャイ?ンがそれぞれ歌唱するなど、タレントとのタイアップも見られた。特にキャイ?ンは後期ED映像にアニメキャラとして出演した他、本作品のオフィシャルTCGにおいて、彼らがプロデュースした構築済みデッキも発売された(天野デッキが自身のお気に入りのくろボン&両シリーズの悪役2人(ダークプリンス&アクマント)、ウドデッキが自身のお気に入りであるきいろボン2体(爆外伝バージョン&爆外伝Vバージョン)としろボンで構成されている)。
1995年より5年に渡って展開された『爆外伝』も、本作品の終了に伴って玩具・テレビアニメのいずれも完結となり、ビーダマンの商品展開は本シリーズと並行して展開されていた、『スーパービーダマン』シリーズへと主軸を移すこととなった。またボンバーマンを題材としたテレビアニメは『ボンバーマンジェッターズ』(2002年 - 2003年)、ビーダマンを題材にしたテレビアニメについても『B-伝説! バトルビーダマン』シリーズ(2004年 - 2005年)まで、それぞれ休止期間に入ることとなる[注 2]。『鎧伝サムライトルーパー』以降、続いてきたタカラの最後のスポンサーとなった。 銀河警察「ビーダコップ」として宇宙各地をパトロールしていたしろボンとあおボンは、ボーダー星が宇宙海賊団「デビルベーダー」に襲われているところに遭遇し、応援に向かう。しろボンたちが救出した王国の姫・あかボンによると、デビルベーダーはボーダー星にある秘宝「ビーダキャリバー」を狙っていたのだが、ボーダー王は侵略される直前にビーダキャリバーを12個の「クリスモンド」という宝玉に分割し、さまざまな惑星のさまざまな時代にばら撒くことで、ビーダキャリバーを守った。そして、ボーダー王本人もその時に生じた時空の歪みに飲み込まれて行方不明になった。 しかし、デビルベーダーは12個のクリスモンドを全て集めてビーダキャリバーを復活させることを目的とし、クリスモンドを狙い始めた。さらに、宇宙各地ではクリスモンドや時空の歪みの影響によって次々と異変が発生。しろボンたちビーダコップはボーダー星に基地を構えて時空転送装置により様々な時空へ向かい、ボーダー王の捜索とデビルベーダーより早くクリスモンドを回収することを目指す。
あらすじ
登場人物
ビーダコップ
主要メンバー
しろボン
声 - 桑島法子主人公。時空を飛び周り事件を解決するビーダコップの一員。基本的な性格は前作と同様に元気がよくてお調子者。それゆえにきいろボンやデビル三銃士などを軽く見るところがあるが、ビーダコップおよび警察官としての責任感を自覚している真面目な一面も持つ。ビーダシティ編同様に仲間思いでもあり、あかボンたちがデビル三銃士に捕らわれたり(20話)、くろボンがスリンガーに捕まった時(34話)や、キングベーダーの攻撃で身動きが取れなくなったクリスブラッカーがデビルトライデントに撃破されそうになった時(46話)も己の身も顧みずに助けに行くほどである。スポーツ万能な一面も同様で、劇中ではウィンドサーフィンの腕前を披露している(15話)。ビーダコップとしてはまだまだ半人前で[注 3]ドジを踏むことが多い。しかし、ビーダマスターには「真心と勇気のある珍しい良い子」・「どんな困難にも立ち向かおうとする強い意志がある」と評価されており[注 4]、それがくろボンの一匹狼な気質を変えていくこととなる。漫画版ではビーダコップ内ではあおボン共々見習い扱い。テレビシリーズ以上にお調子者な一面が目立っており、あかボンのスカートをめくるなどスケベな面も描かれている。
あおボン
声 - 小桜エツ子しろボンの相棒で頭脳担当である。前作のビーダシティ編のあおボンとは異なり、孫ではないため、グレイボンを「博士」と呼ぶ。博士の手伝いをし、各マシンのメンテナンスもする。初登場と同時に新米である事を謝るほど気弱かつ臆病な性格で、ソニックブルードがアーマーモードへの変形と3個目のクリスモンドの入手によって新たにガトリングユニットを搭載される改良を受けた際、自身も戦いに赴く立場にあてられることになった際に「ボクはあんまり戦いたくないんですけど…」と洩らすなど(6話)、当初は戦いにも消極的な一面を見せていた[注 5]。また、お化けや幽霊が大の苦手で、その手の話題になると非科学的であるなどと言いながら存在そのものを否定したり(メガネをかけている場合は涙目になっている)、一目見ただけで泣き叫びながら逃げ出すほどである。ゆえにビーダマスターからは「勇気が足りない」と指摘もされている。しかし、ビーダシティ編同様に雰囲気に流されやすいところがある他、頭脳担当ゆえにいざという時は頼りになる[注 6]。一方で、仲間(主にきいろボンとみどりボン)に対して毒舌になる一面もしばしば見られる。初期ではあかボンに一目惚れしている様子も見られたが、その後はしろボンたち同様に酷評するようになった。クリスブルードのメイルスーツ装着時はボディカラーが水色に変化する。漫画版ではテレビシリーズ以上にあかボンに好意を抱いており、しろボンにはぐらかされて赤面したり、写真集やビデオなどのグッズを集めている様子が窺える[1]。
あかボン
声 - 佐久間レイ元はボーダーランド王国の姫だったが、デビルベーダーによるボーダー星襲撃の折にしろボンたちと出会ったことがきっかけで、クリスモンドの回収およびボーダー王の捜索も兼ねてビーダコップに所属し[注 7]、一時は戦線で活動した。