アルバムについては「B'z (1988年のアルバム)」、「B'z (2007年のアルバム)」、「B'z (2012年のアルバム)」をご覧ください。
B'z
稲葉浩志(左)と松本孝弘(右)
基本情報
ジャンルハードロック[1]
ポップ・ロック[1]
ロック[1]
ブルースロック
スタジアム・ロック
J-POP
活動期間1988年 -
レーベルBMGビクター air records
(1988年 - 1990年)
BMGビクター ZEZ[注 1]
(1990年 - 1992年)
BMGルームス ZEZ
(1992年 - 1994年)
BMGルームス VERMILLION
(1995年)
Rooms RECORDS VERMILLION
(1995年 - 2001年)
VERMILLION RECORDS
(2002年 - )
事務所VERMILLION
公式サイトB'z Official Website
B'z(ビーズ)は、ギタリストの松本孝弘とボーカリストの稲葉浩志からなる日本のロックユニット[2][3]。所属事務所はVERMILLION。所属レーベルはVERMILLION RECORDS。公式ファンクラブは「B'z Party」。 1988年にシングル「だからその手を離して」とアルバム『B'z』の同時発売でデビュー。1990年発売の5thシングル「太陽のKomachi Angel」で初のオリコンチャート1位を獲得し、同年発売の4thアルバム『RISKY』、1991年発売の8thシングル「LADY NAVIGATION」が初のミリオンセラーになるなど作品が次々とヒットしており[4]、これまでにシングル15作品、アルバム19作品がミリオンセラーとなっている。中でも、1998年発売のベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』は日本国内の音楽史上で初めて売上枚数が500万枚を突破したほか、同年発売の『B'z The Best "Treasure"』との2作品合計で約1,000万枚の売上枚数を記録している[5]。2007年にはアジア圏のミュージシャンとしては初めて「ハリウッド・ロックウォーク」(The Hollywood's Rock Walk)に殿堂入りした[6][7]。 1989年から「LIVE-GYM」と冠するライブは(公演内容や規模によって「LIVE-GYM Pleasure」や「SHOWCASE」となる)、これまでに日本国内のライブハウスからスタジアム、日本国外までの様々な会場で開催しているほか、各種音楽イベントにも出演している。 「B'z」の名称についてメンバーはインタビューなどで「深い意味はない」としているが、「現代的な記号のようなものがいい」というものがあり、企業ロゴのように意匠化しやすいものを求めていた[8][9]。これまでにB'zの2人が説明している名前の由来は一貫しておらず曖昧なものが多く、2012年のインタビューで松本は「昔は適当に答えていた」と述べている。これまでに「終わりにZをつけるのが最初に決まって、スタッフと考えた結果『B'z』になった[10]」、「『Z』を使用したいことに男性的なニュアンスのある『B』を合わせた結果が『B'z』[9]」、1995年に使用していたB'zのロゴに因んで「蜂の群れ(Beeの複数形)で『B'z』」、「英語のアルファベット最初の文字と最後の文字『A to Z』を用いて『AからZのすべてをカバーする』という意味を込めた『A'z』(アズ)を候補に挙げたが[11]、『A'z≒エイズ(AIDS)』と読まれる可能性があり、別の案を検討した結果『Aの次はBだろう』という理由で『B'z』となった」。 ビーイング創業者である長戸大幸によると、バンドを作る度に商標を取らなくてはならないことが大変であり、当時は「JT」(日本たばこ産業)や「JR」(旧日本国有鉄道の民営化に伴うグループの総称・略称)などのネーミングが世の中に出てきた頃であったため、当初はユニット名を「A'z」(アズ)にしようとした[12]。ところが、同時期にロート製薬の「AtoZ」がテレビCMで頻繁に流れていたので、周囲から「ロート製薬からとったでしょ」と言われるようになったので、「A'z」でのテスト盤をすべて止めて「B'z」にしたと述べている[12]。 「B'z」の発音については、世間的に抑揚をつけない平板な読み方の「ビーズ」(例えば「リール」「レール」に近いもの)が一般的になっているが[13]、本人たちや関係者は「ビィズ」と「ビ」にアクセントを置いて読んでいる(例えば「プール」「シール」に近いアクセント)[13]。平板な発音の方が一般に定着した理由について、NHK放送文化研究所は「(NHKの)番組内での発音については、責任者が決めている」と前置きした上で、「ギター、ドラマ、映画、ディレクター。こういった言葉は、かつては頭を高くした発音がされていたと思うのですが、今は平たく言うほうが主流ですね。日本語の習性として、言葉が出来て、馴染みが薄いときには頭にアクセントを置く、そしてその言葉が口をついて出る回数が増えるにつれ、どんどん後ろに移動して、落ち着いていくというものがあります。「ビーズ」と平べったい発音になるのは、自然の流れなのではないか」との見解を述べている[13]。 オフィシャルウェブサイト「BIOGRAPHY」を参照[14]。
目次
1 概要
1.1 ユニット名
1.1.1 ユニット名の由来
1.1.2 読み方
2 メンバー
2.1 2人組になった経緯
3 音楽性
3.1 音楽ジャンル
3.2 楽曲制作
3.3 B+U+M
4 来歴
4.1 1988年(出会いからデビューまで)
4.2 1988年(デビュー後) - 1993年
4.3 1994年 - 1998年
4.4 1999年 - 2003年
4.5 2004年 - 2008年
4.6 2009年 - 2013年
4.7 2014年 - 2018年
5 評価
5.1 パクリ問題
6 賞・記録
6.1 受賞歴
6.2 オリコン記録
6.3 その他
7 ディスコグラフィ
8 ライブ
8.1 サポートメンバー
8.2 Z'b
9 出演
10 タイアップ一覧
11 脚注
12 参考文献
13 関連項目
14 外部リンク
概要
ユニット名
ユニット名の由来
また、「『B』から始まる名前は力強いバンドが多く、『B'zだと憶えやすそう』という意見もあり決まった[11]」、「『A'z』の案『ギターのエース』と『ボーカルのエース』のジョイントに由来しているが、発音しにくかったため、『B'z』とした[9]」などと述べているほか、2012年のインタビューで松本は「昔は『ビートルズ(The Beatles)の"B"と、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の"Z"』って答えたこともある」と発言している。
読み方
メンバー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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