Apple
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販売台数で世界第4位のパソコンメーカーとなっており[9]、2021年のスマートフォン市場では、出荷台数第2位、売り上げシェア第1位となっている[10][11]2022年1月、Appleは全世界の上場企業として初めて時価総額3兆ドルを超えた企業となった[12]。また2022年5月11日時点での時価総額は約307兆円で世界2位[13]。Appleは、2022年末時点で16万4000人の正社員を雇用し、26か国に526の直営店を展開している[14]。また、同時期のApple製品利用台数は全世界で16億5000万台以上であり[15][16]、2021年8.5%のシェアであったMacの出荷台数は2,895万台以上と1年間で28%増加し、史上最高であった[17]。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none}
沿革Apple Campus(旧本社)

Apple Inc.は1976年4月1日スティーブ・ジョブズスティーブ・ウォズニアック、およびロナルド・ウェイン(英語版)の3名により創業された[18][19][注釈 1]。創業時の名称は"Apple Computer Company"であり、ウォズニアックが開発したコンピュータ「Apple I」を販売するためのパートナーシップであった[18][19][注釈 2]1977年1月には"Apple Computer, Inc."(アップルコンピュータ)として法人化し、その後「Apple II」をはじめとするコンピュータの販売が急速に拡大した[24]

1980年代には、1984年発売の初代「Macintosh」に代表されるように、革新的なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を採用したコンピュータを次々と開発した。Macintoshは当初成功していたが、IBMのシェアを追い抜くことはできず、ジョブズは経営陣や取締役会との関係が悪化し、1985年にMacintosh部門から解任されAppleを離れた[21][25]。同年にはウォズニアックも円満にApple社内のプロジェクトからは離れたが、以後もAppleの社員であり続けている[26][27]。その後、ジョブズはAppleの一部の同僚を連れてNeXT社を設立した[28]

1990年代に入り、パソコンの市場が拡大・発展していく中で、AppleはインテルのCPUにマイクロソフトWindowsを搭載(Wintel連合)した低価格帯の製品に押され、シェアを失っていった[29]。取締役会はギル・アメリオをCEOとして起用し、レイオフ、経営陣のリストラ、製品の絞り込みなど、財政的に問題を抱えた会社を立て直そうとした。アメリオは失敗したOS戦略を解決しようと、1996年12月にAppleがNeXTを買収、ジョブズを呼び戻した[25]

ジョブズは1997年9月に暫定CEOに就任した[25]。Appleは「Think different」キャンペーンを展開し、iMacの販売で黒字化を達成した[30][31]2001年にはiPodの発売、直営店のApple Store開店など、Appleブランドを再構築した[32][33]2007年にはデジタル家庭電化製品への注力を反映させ[34]、社名を「Apple」に変更した[35]。また、同年にiPhoneを発売し、高い評価と経済的成功を収めた[36][37][38]2011年8月、ジョブズは健康上の理由でCEOを辞任し、ティム・クックがCEOに就任した[39]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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