1981年に開設されたAng Mo Kioにあるキャンパスは、2024年現在で3600人以上が働く、アジア・太平洋地域の一大サポート拠点である。2024年4月、Appleは2.5億ドル以上を投資し、拡張すると発表した[221]。 Appleの100%再生可能エネルギーで稼働しているハイパースケール・データセンターが米国内外で運用されている。 米国内では下記の箇所にある。 さらにアイオワ州Waukeeで建設し、2020年稼働開始目標であったが[229][230]、大幅に遅れ2027年開始を目標とされている[231]。また米国外ではデンマークViborgで稼働中である。なお、デンマークAabenraaでの計画は2019年6月に[232]、アイルランドAthenryでの計画[233]は2018年5月にキャンセルしている[234]。またAppleはAWS、Google Cloud、Microsoft Azureをはじめとする他社のデータセンターも利用しており[235]、中国においてはGuizhou Cloud Big Data Industrial Developmentのデータセンターを利用[236][237]してきたが、貴州省に最初の自社データセンターを建設し2021年5月より稼働させている[238][239]他、第2データセンターが内モンゴル自治区ウランチャブ市に建設される[240]。 Appleはコンテンツデリバリネットワークとして、1999年からアカマイ[241]やLevel 3を中心に利用していたが、2014年から自社CDNの運用を開始、併用している[242]。 初代Macintoshには、CPUとして当時のモトローラによる68000シリーズが利用されていた。モジュール構造で拡張バスNuBusを採用したMacintosh IIからはMC68020など、32ビットCPUを利用するようになった。1992年にIBMとモトローラとの提携したことにより1994年からPowerPCを採用したPower Macintoshシリーズを発売する。当初のPower Macintosh 6100、7100、8100シリーズはNuBusアーキテクチャを引き継いでいたが、1995年夏にはPower Macintosh 7500、8500、9500シリーズよりPCIアーキテクチャに刷新される。PReP、CHRPといった計画の破棄を経てもPower Macintosh G3、Power Mac G4、G5と順調に見えたPowerPCを採用したMacは、約束の速度(PowerPC G5で3 GHz)や省電力版のPowerPC G5が開発されずPowerBook G5が出せないことで[243]、2006年に終焉を迎えIntel IA-32へと移行し[244]、手始めにiMacやMacBook ProにCore Duoが採用される[245][246]。2020年6月、Macの大きな飛躍を果たすとしてAppleシリコンへの移行が発表される[247]。同年11月には、ARMv8.6ベースのApple M1を搭載したMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniがリリースされた[248]。
データセンター
ノースカロライナ州メイデン[222]
カリフォルニア州ニューアーク[223]
2020年から売却先のT5 Data Centersが運用している[224][225]
オレゴン州プラインビル[226]
ネバダ州リノ[227]
アリゾナ州メサ[228]
コンテンツデリバリネットワーク
Macハードウェアの変遷
Macアーキテクチャの変遷
MacのCPUアーキテクチャの変遷
1984年 16ビット MC68000、初代Macintosh[249]
1987年 32ビット MC68020、Macintosh II[250]
1988年 32ビット MC68030、Macintosh IIx
1989年 32ビット MC68030、Macintosh SE/30、Macintosh IIcx、Macintosh IIci、Macintosh IIfx
1994年 32ビット IBM/Motorola PowerPC 601、Power Macintosh 6100[251]、7100[252]、8100[253]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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