この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。Apple Watch
Apple Watch Series 8
開発元Apple
製造元クアンタ・コンピュータ
種別ウェアラブルコンピュータ
世代Series 9
発売日2015年4月24日
オーストラリア
カナダ
中国
フランス
ドイツ
香港
日本
イギリス
アメリカ合衆国
販売状況製造、販売、及び、サポート中(現役)
OSwatchOS
ディスプレイRetinaディスプレイ
入力機器タッチスクリーンディスプレイ
デジタルクラウン
電源リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
最大18時間[1][2]
前世代ハードiPod nano(第6世代)
関連商品iPod touch
iPhone
ウェブサイトhttps://www.apple.com/jp/watch/
Apple Watch(アップル ウォッチ)は、Appleが2015年4月24日から販売している腕時計型ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ)である。 2014年9月10日2:00 (JST) に発表され、2015年3月10日2:00 (JST) にSpring Forwardにて発売日が発表された[3][4]。 スティーブ・ジョブズ亡き後、ティム・クックがCEOに就任して初の新カテゴリー製品である。 開発担当責任者は元Adobe CTOで、iOSのFlash非対応に対する批判の急先鋒であった[5]ケビン・リンチ技術担当副社長[6]であったが、2015年以降はジェフ・ウィリアムズCOOが担当責任者になっている[7]。デザインは、マーク・ニューソン、イムラン・チョウドリによる[8][9]。 Apple Watchは、四角いタッチスクリーンを搭載した第6世代iPod nano(2010年発売)を礎として制作されたものである[9]。第6世代iPod nanoは、現在のApple Watchと同様、アクセサリーメーカーにより発売されたリストバンドと併用することで、腕時計としても機能した[10]。またiPod nanoに偽装する運送用ケースも存在する[11]。 プロトタイプ制作を手掛けていたイムラン・チョウドリによると、音楽プレーヤーであったiPod nanoに通知機能やSiri機能を付与するアイデアからApple Watchの試作品の制作がなされたとのことである[9]。 当初アメリカの調査会社IDCは、2015年の出荷台数は1300万台に達すると見込んでいたが、米調査会社Jupiter Researchによれば、出荷台数は880万台に留まったとしている[12][13]。しかし、2017年の出荷台数は約1800万台に達しており、ウェアラブル端末全体およびスマートウォッチ市場において過半数のシェアを獲得した[14]。 2019年には出荷台数は約3070万台に達しており、本格的な腕時計型端末市場への参入は後発であったにもかかわらず、同年のスイスの時計産業全体の出荷台数約2110万台をApple Watch単独で大きく上回った[15]。 シリーズごとに複数のバリエーションが用意されており、採用されているケース、ガラス、バンドによって価格帯が異なる。第1世代、Series 1、Series 2、Series 3は38mmと42mm、Series 4、Series 5、SE、Series 6は40mmと44mm、Series 7、Series 8は41mmと45mmの2つのサイズが展開されている。Apple Watch Ultraは49mmのサイズのみの展開である。 バンドについては、ケースの裏側にあるボタンを押すことでバンドの着脱及び交換が可能。サイズについては、38mm、40mm、41mmのケース用、42mm、44mm、45mm、49mmのケース用、それぞれ専用のものが個別に用意されている。ソロループ、ブレイデッドソロループ以外のバンドについては、38mmと40mmと41mm、42mmと44mmと45mmと49mmに互換性がある。 また、38mmと40mmと41mm専用のモダンバックル、42mmと44mmと45mm専用のレザーループなど一方のサイズ専用のバンドがあるので購入時には注意が必要である。ケースとバンドのサイズが同じであればバンドの互換性が高く、交換が容易なのが特徴である。別売のバンドも選択可能でサイズさえ同じであればバンドの交換が可能である。 バンドの加工については主に中国LuenFungグループ、金素材は日本で行われているという[16]。 iPhone内に保存されている楽曲を転送し、Bluetoothヘッドフォンを利用してApple Watchのみで音楽を聴くことができる。また、ウォッチ本体のアプリを操作することで、iPhoneに記録されている音楽の再生およびコントロールが可能である。 音楽同様に、iPhone内に保存されている画像を転送し、Apple Watch本体にて画像を表示できる。また、カメラ機能もiPhoneの内蔵カメラをコントロールできる。 アプリにもよるが、Apple Watch本体のみで可能な機能とiPhoneと連携して初めて可能な機能がある。基本的にiPhoneと連携するかWi-Fiネットワークに接続しない限りメッセージ、電話、メール、マップ、Siri、音楽、天気、株価などの機能は動作しないか、もしくは情報が更新されない。なおこれらはGPS+Cellularモデルの場合、セルラー通信が可能な場所では同機能が利用可能である。
概要
特徴
歴代機種
Apple Watch (第1世代)
Apple Watch
スタンダードモデルにあたる。ケースは腕時計によく使用されるSUS316L系ステンレススチールまたはスペースブラックステンレススチールを採用。ガラスはサファイアクリスタル製[17]。バンドのバリエーションが最も多く用意されており、殆どのバンドの金属部分には、SUS316L系ステンレススチールまたはスペースブラックステンレススチールを採用。
Apple Watch Hermes
Apple Watchと同じケースと風貌に、エルメスのレザーバンドが採用されたモデル。HERMESモデル専用の文字盤が用意されている。
Apple Watch Sport
エントリーモデルにあたる。ケースにシルバーまたはスペースグレイの酸化皮膜処理された高強度の7000番系のアルミニウム合金を採用。ガラスはイオン硬化処理を受けたIon-Xガラス