(ABC、Fox、Disney Channel、BBC America提供によるHD TV番組が99セント、HDムービーのセレクションが4.99ドル) 無線LAN(IEEE 802.11b/g/nドラフト)、またはイーサネットで特定1台のパソコンのiTunesと自動的に同期し、内蔵のHDDにコンテンツを貯めることができる。また、5台までのパソコンからストリーミングを受ける機能も備える。同期、ストリーミングはMac OS X、Windowsの両方に対応している。製品にはApple Remoteが付属し、Front Rowと同様のGUIを実装して簡単なメニュー操作で各データを閲覧・再生できるようになっている。 CPUとしてIntel Pentium M 1.0 GHz、チップセットにGPU内蔵のNVIDIA G72Mを搭載し[23]、出力解像度は720pまで対応している。テレビとの接続のため、Apple製品では初のHDMI端子とコンポーネント端子を搭載している。 2018年5月25日、iTunes Storeは使用できなくなった。 新たにApple A4プロセッサが搭載され、電源が内蔵された。A4は、CPU・GPU・メモリなどが集約されたSoCであり、HDD、コンポーネント端子が撤廃されたことによって、本体サイズが約4分の1に小型化し、$99への大幅な値下げを可能とした。 内蔵ソフトウェアも大幅に刷新されている。iOSベースのApple TV ソフトウェアが搭載され、従来のHD映画に加え大手放送局提供のテレビ番組が¢99(1話)でレンタルできるサービスが加わった。また米国で人気のNetflixにも対応した。更に、新発表のAirPlay(旧AirTunes)によって、MacやWindows PC、iPhone、iPod touch、iPadからでも音声や映像をWi-Fi経由でストリーミング再生できるようになった。 無線LANは、IEEE 802.11a/b/g/nに対応し、2.4GHz帯のほか、5GHz帯での接続が可能となった。付属する新しいApple Remote[24]のほか、RemoteアプリをインストールしたiPhone、iPod touch、iPadを使用してのリモートコントロールが可能である。 2012年3月16日発売。Apple A5プロセッサ(シングルコア)を搭載し、GUIとHDMI出力は1080pに対応。 2013年1月28日には内部の一部部品が更新された第3世代 Apple TV (Rev A)が発売され、P2PのAirPlayに対応した。 第3世代終売後のApple TV ソフトウェア・アップデートで、2019年5月にはApple TVアプリ (Apple TV+)に対応、2020年3月にはiOS/iPadOSデバイスのコントロールセンターからの操作に対応した。 2022年現在、tvOS非対応モデルでのApple TV ソフトウェアのアップデートは全て終了し、TVアプリ以外のAppleの近年の新しいサービスには対応せず、既に内蔵アプリ (他社コンテンツ) の多くもサポートを終了している。Apple TV(第3世代) 前面Apple TV(第3世代) 背面 2015年9月10日発表[25]、同年10月26日からオンラインでの注文受付が開始され、同30日より出荷および店頭での販売が開始された。
その他の機能
AirPlayに対応した第2世代以降の機種では、iTunesをインストールしたMacまたはPCとApple TVを有線LANケーブルで接続し、AirPlayを同時に有効にした状態でMacまたはPCから音声を出力した際に音質が向上する触媒作用の機能を持つ。AirMac Expressにも同様の機能がある。
Apple TV 4K以降の機種ではAirPlay2に対応したことにより、iOS機種やiPadOS機種からのAirPlay送信やAirMac Expressでの音声出力に対してもApple TVを使用した触媒作用が有効となった。
歴代機種
第1世代
Apple TV(第1世代)
Apple TV(第1世代)の背面。電源、ファームウェアアップデート用のUSB、イーサーネット、HDMI、コンポーネントビデオとオーディオ、オプティカルを含む背面コネクタ
第2世代
Apple TV(第2世代)
第2世代の背面
第3世代
第4世代
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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