2010年9月1日のApple2010秋スペシャルイベントで第2世代Apple TVが発表され、99ドルへの大幅な値下げ、製品も4分の1に小型化し、AirPlayの初採用と前モデルから内容が大幅に刷新された。この刷新では、iTunesだけでなくiPhoneやiPadからの音楽や動画、画像をAirPlay経由で再生することが可能になった。また、従来のHDムービーに加えて、大手放送局提供のTV番組が1話に付き99セントでレンタルできるサービスが加わった。また米国で人気のNetflixへも対応した。
2015年9月10日に発表された第4世代Apple TVでは、iOSベースの新プラットフォームであるtvOSを採用、これによりサードパーティー製アプリの使用が可能になるなど、機能が大きく刷新された。
沿革
2006年9月12日 - サンフランシスコのイベントで、コードネーム「iTV」として製品発表[5]。
2007年1月9日 - Macworld Conference & Expo 2007で「Apple TV」として製品が正式発表[6]。同年3月21日に販売開始[7][8]。
2008年1月15日 - 1月中にソフトウェアアップデートを実施し、機能追加(iTunes Storeでの音楽などの購入が可能に。またアメリカに限り同Storeで映画レンタルが可能に。.Mac WebギャラリーやFlickrの写真閲覧が可能に。)すると発表[9]。インターフェースの変更。
2008年1月30日 - 機能追加の為のソフトウェアアップデートが1?2週間遅れると発表[10]。
2009年9月15日 - 40GBモデル販売終了、160GBモデルの大幅価格改定(49,800円→23,800円)[11]。
2009年10月30日 - Apple TV 3.0ソフトウェア発表[12]。iTunes ExtrasやiTunes LP、Genius Mixに対応した。
2010年6月15日 - 新モデルのMac mini発表によりApple Store オンライン上でiPodアクセサリーへ分類される。
2010年9月1日 - 第2世代Apple TV発表[13]。ハードディスクを排除し大幅に小型化。Apple A4を搭載。
2010年11月11日 - 第2世代Apple TVが日本で発売開始[14]。
2012年3月8日 - 第3世代Apple TV発表[15]。メニュー画面などのインターフェースを一新し、最大解像度が1080pになる。また、同日に Apple TV (第2世代) へのソフトウェア・アップデートが提供され、新しいインターフェースを使用できるようになった。
2012年9月25日 - Apple TVソフトウェアアップデート5.1公開。ホーム画面のアイコン整列、iCloudの新機能、バグ修正などが含まれている[16]。
2013年1月28日 - 第3世代Apple TV(Rev. A)発売。内部の一部部品が刷新されている。
2013年9月21日 - Apple TVソフトウェアアップデート6.0公開。iTunes Music Storeから直接音楽を購入、再生できるようになった。
2014年9月19日 - Apple TVソフトウェアアップデート7.0公開。新たにフラットな見た目のGUIデザイン(iOS 7.x/8.xに酷似)を採用。ファミリーシェアリングに対応し、Beats Musicアプリが追加された。
2015年9月10日 - 第4世代Apple TV HD発表[17]。新たにtvOSを採用、サードパーティ製アプリの使用が可能になる。それに伴い内蔵ストレージを復活させた。容量は32GBおよび64GB。
2015年10月30日 - 第4世代Apple TV HD発売。
2017年9月12日 - Apple TV 4K発表。4K、HDR画質に対応[18]。
2017年9月22日 - Apple TV 4K発売[18]。
2019年3月25日 - 映像配信サービスApple TV+、および新しいApple TVアプリケーションを発表[19]。
2021年4月20日 - Apple TV 4K(第2世代)発表[20]。
2022年10月18日 - Apple TV 4K(第3世代)発表[21]、HDR10+対応。
特徴
主な機能
Mac、PC、iPhone、iPod touch、iPad内の映像・音楽・写真コンテンツを、無線か有線LAN経由でテレビにストリーミング[22]