一方、Apple Musicを標準でサポートしているHomePodは、搭載されている独自機能が一部のユーザーに支持されていることから、今後の進展が注目されている。 2022年10月24日、Appleはアーティストに支払うライセンス費用の上昇などを理由として、本サービスの月額料金を引き上げることを発表した。アメリカではこれまでの個人プラン月額料金(9.99ドル)と比べて10%増の10.99ドル、日本でもこれまでの個人プラン月額料金(980円)と比べて10%増の1080円にそれぞれ引き上げた。ファミリープランも同様に月額料金が引き上げられたが、学生プラン月額料金の引き上げは行わず、そのまま据え置きとなった。この価格改定は日本時間の同月25日までに実施された[6][7]。 2023年3月28日、AppleはApple Musicのクラシック音楽版となる「Apple Music Classical」のサービス提供を開始した。サービス開始時点では一部の国と地域(日本・中国・ロシア・韓国・台湾・トルコ)を除くApp Storeでダウンロード可能となっており、日本でも2024年1月24日からダウンロード可能となる予定。また、Androidにも対応しており、アプリも2023年5月31日に公開した[2][8][9][10]。 iOSとiTunesのApple Musicでは以下の項目に分かれている。 iTunesライブラリ(iOSの場合は同期した曲)とiCloud ミュージックが表示される。 Apple Musicのエキスパートが作ったプレイリストをチェックしたり、好みに合いそうなアルバムや友達が聴いている音楽を発見したりできる。 アルバムによっては、最も人気のある曲の横に星のアイコンが表示される。 好みに合ったおすすめの音楽、ミュージックビデオ、プレイリストを見つけることができる。 Apple Music 1(旧Beats1)、Apple Music Hits、Apple Music Countryの3つのチャンネルを聴くことができる。ラジオ番組、最新の音楽、独占インタビューを聞くことができる。24時間放送されている。 アーティストのページでは同じタイプのアーティストという項目がありアーティストのジャンルなどをAIが判定しそれに近いタイプのアーティストをまとめている。主に毎週火曜日に並順などが変更されている。 以下のプランがある。 すべてのプラットフォーム上でドルビーアトモスに対応。対応曲でのみドルビーアトモス信号が出力される。Xbox版、PS5版はゲームのプレイ中にも音楽を再生したままにすることが可能。
値上げ
Apple Music Classical
iOSとiTunes
ライブラリ
今すぐ聴く
見つける
Radio
アーティストページ
メンバーシップ
個人メンバーシップ
Apple Musicカタログ全体、エキスパートのおすすめ、およびオンデマンドラジオステーションにアクセス可能。
ファミリーメンバーシップ
最大6人の家族が、それぞれのデバイスでApple Musicに好きなだけアクセスして楽しむことができる。
学生用メンバーシップ
個人メンバーシップと同等のサービスが学生向けの割引価格で提供される。
Voiceプラン
Apple製デバイス上において、Siriに呼びかけることによってのみ聴きたい音楽や場面に合ったプレイリストを楽しめるプラン。音楽の聴き流しをしたいというニーズに特化した安価なプランであり、個人メンバーシップの機能限定版の位置付けである。
必要条件
iOS 8.4以降を搭載したiPhone 4s以降、iPad 2以降、iPod touch (第5世代)以降
Windows Windows 8.1および10以降、macOS OS X 10.10.5以降を搭載した、iTunes 12.3以降
Android 4.4以降(一部非対応デバイスあり)
PlayStation 5(PlayStation3,4は非対応)
Xbox One以降の全Xboxシリーズ
脚注[脚注の使い方]
出典^ https://www.apple.com/jp/apple-music/
^ a b “Apple Music Classicalが登場
^ “アップルのサブスク値上げ。Apple Musicは月額1,080円に
^ Apple Music|エンタメ|au
^ “6か月無料特典
^ “Appleがサブスク一斉値上げ Apple TV+、日本は1.5倍の月900円
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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