Apocripha/0
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Apocripha/0ジャンルカードバトル型アドベンチャー
対応機種Windows98/Me
プレイステーション2
開発元STACK software
発売元STACK software(PC)
GN Software(PS2)
人数1人
メディアCD-ROM 2枚組(PC)
DVD-ROM(PS2)
発売日2001年7月27日(PC・アレクディスク)
2001年8月10日(PC・プラチナディスク)
2004年10月28日(PS2)
対象年齢未審査(PC)
CERO:15歳以上対象(PS2)
必要環境CPU:Pentium MMX 266MHz以上(推奨:Pentium II 333MHz以上)
Memory:64MB以上必須
ディスプレイ:800x600以上、16ビットカラー以上必須(推奨:フルカラー)
サウンド:PCMオーディオ
HDD容量:850MB以上(フルインストール時)/ 230MB以上(最小インストール時)
その他品番:GN-04005(PS2限定版)/ SLPM-65710(PS2通常版)
c2001 STACK software(PC)
cSTACK / Apocripha/0 project(PS2)
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『Apocripha/0』(アポクリファ・ゼロ)は、2001年7月27日にスタックソフトウェアより発売されたWindows用カードバトル型アドベンチャーゲーム

シナリオ・キャラクター原画はゆうきあずさが担当した。略称は「アポクリ」。
目次

1 概要

1.1 製品バリエーション


2 ストーリー

3 登場人物

3.1 王家

3.2 参謀

3.3 部下候補

3.4 アプラサスの六賢人

3.5 その他


4 世界設定

4.1 奈落関連

4.2 天上関連


5 スタッフ

6 主題歌

7 イベント

8 関連商品

9 脚注

10 外部リンク

概要

主人公はアレクとプラチナの双子の王子で、2人のどちらかを選択し、参謀や部下の協力を得てもう一方の王子を倒し、次代の「奈落王」の座に就くことが目的となる。2001年に発売されたPC版は、アレクを主人公とする『アレクディスク』とプラチナを主人公とする『プラチナディスク』の2作品がある。2004年には、2つのディスクを1つにまとめたプレイステーション2(PS2)移植版が発売された。

漫画化やドラマCD化、小説化といったメディアミックス展開も積極的に行われた。なお、続編『Apocripha/0 PANDORA』(仮題)は制作中止となった。
製品バリエーション
Apocripha/0 アレクディスク
2001年7月27日発売。主人公はアレク。金の王子(アレク)の力は未熟というキャラクター設定を反映し、スタート時の能力は低いがストーリを進めるにつれ強くなっていく。プラチナディスクをインストールすることで追加シナリオがプレイ可能となる。両ディスクを購入し応募すると全員に「特製ムック」がプレゼントされた。
Apocripha/0 プラチナディスク
2001年8月10日発売。主人公はプラチナ。「銀の王子(プラチナ)は力は強いが身体が弱い」という設定を反映し、スタート時から能力は高いもののその後の伸びは少ない。アレクディスクをインストールすることで追加シナリオがプレイ可能となる。
Apocripha/0 [PS2]
2004年10月28日に
GN Softwareより発売されたPS2移植版。PC版の2作品を統合し、新規シナリオ・イベントCGを追加した。また、カードバトルも演出が強化されている。当初の発売予定日は9月22日だった。予約特典はテーマトークCD。アニメイトメッセサンオーソフマップの各バージョンがあり、出演は高城元気(アレク役)、鈴木千尋(プラチナ役)、関智一(サフィルス役)、森川智之(ジェイド役)、保志総一朗(カロール役)、石川英郎(ルビイ役)の6名。限定版は特製ボックス仕様で、スペシャルCD(ドラマCD「Mystic Node」ほか)と特製ブックレットが付属する。
ストーリー

「奈落」は強い者が弱い者を支配する弱肉強食の世界である。その奈落を統べる奈落王の力が弱まりつつあるなか、後継者候補である双子の兄弟が生まれる。王はアレク、プラチナと名付けた2人を戦わせ、生き残った方を自らの後継者とすることに決めた。アレクとプラチナは、それぞれの参謀、部下と共にそれぞれの未来を信じて動き出す…。
登場人物
王家
アレクサンドル=パストゥール (Alexandre=Pasteur)
声 -
高城元気奈落王の第一王子。通称は「アレク(Alex)」。金髪で赤い瞳をしており、「金の王子」「赤の王子」とも呼ばれる。ショートカットに見えるが、帽子の中に長い髪をしまいこんでいる。名前の由来はアレキサンドライト。開発初期は「ピジョン」という名前だった[1]。単純でわがままだが、優しく素直な少年である。ただし、優しさはアレクに敵意を持つ者を含む全ての者に向けられるため、奈落では優しすぎる・頼りないと評されることもある。プラチナより小柄だが体力では勝る。全般的に物覚えが悪く、魔法は少し苦手。ジェイドの事を嫌っている。実はセレスが復活した際に使用する器として作られた。そのためセレスとそっくりな顔をしている。ホムンクルスであることから、他の魔人よりも寿命が短い。漫画版はアレク視点で、ゲーム版よりも精神年齢が高めに描かれている。ロードにより右目を失うが、プラチナから右目をもらいオッドアイになった。
プラチナ=パストゥール (Platina=Pasteur)
声 - 鈴木千尋奈落王の第二王子。銀髪で青い瞳をしており、「銀の王子」「青の王子」とも呼ばれる。名前の由来は白金。生真面目で冷静、何でもそつなくこなす天才タイプで、剣や魔法の腕もたつ。しかし虚弱体質で、かなりの偏食家でもある。奈落に生きる者すべてを守る王になるという目標を持ち、堕天使と戦う姿はかつての奈落王の生き写しと噂される。好物はラカの実。どんな場所でも3分で眠ることができる[1]。本来生まれる予定はなかったが、アレクを作った際に核が分裂してしまいプラチナが生まれた。顔はセレスが殺してしまった「神」とそっくりで、身体の中には神の魂のようなものも残っているらしい。ホムンクルスであることから、他の魔人よりも寿命が短い。漫画版では病弱、偏食家といった描写がない。最期はアレクに自分の命と右目を託し、黄泉へ旅立つ。小説版はプラチナ視点で描かれている。
奈落王
声 - 津田英三奈落に住む魔人たちを束ねる王。奈落の黎明期に空に流れたとされる星の血を受け継いでおり、住人にとっては神のような存在である。天上からの侵略を防ぐため、何よりも強いことが求められる。また自らを律する強さも必要。長い間奈落を統治してきた王の力が弱まったため、気候は不順になり、各地で封印されている古の精霊たちの封印も弱まっている。
参謀

王の勅命を受け、アレクとプラチナにそれぞれ仕える。
サフィルス=ホーソン (Sapphirus=Hawthorne)
声 -
関智一アレクの教育係。アレクからは「サフィ」と呼ばれる。髪は紫色で青い瞳をしており、右目は前髪で隠されている。白黒の縦縞のスーツに黒のマントを羽織る。名前の由来はサファイア。開発初期は「オパール」という名前だった[1]。家事全般、特に料理を得意とし、アレクに対しては教育係というよりは母親のように接する。潔癖で、融通が利かないところがある。ジェイドには「坊ちゃん」と呼ばれており、そりが合わない様子。実は天から追放された天使。神の存在を信じる普通(2枚羽)の天使だったが、「愛した罪(特別な誰かを作り、平等に愛を注げなくなった罪)」により天界を追放された(PS2版、漫画版)。漫画版ではアレクに見逃され、ジェイドの墓参りをしたような描写がある。また小説版では奈落に落とされる場面が描かれる。
ジェイド=デイヴィス (Jade=Davis)
声 - 森川智之プラチナの教育係。髪は緑色で瞳は紫色。フレームレスの眼鏡をかけており、額には赤い石がある。名前の由来は翡翠。開発初期は「ヒスイ」という名前だった[1]。元剣士(本人曰く才能はなかった)の魔法使いで、自他共に認めるひねくれ者。プラチナに「勝てない王子に仕える気はない」と言い放つ。放任主義で、プラチナとの距離感も冷たく突き放す位がちょうどいいと思っている。実はサフィルスと共に天から追放された天使。4枚羽を持つ上級天使であり、さらに高みを目指そうと神を調べたため追放されたという。最後の目的のため、彼の出自を知る者全ての抹殺を図る。漫画版ではサフィルスをかばって死亡した。また小説版では奈落に落とされる場面が描かれる。
部下候補

6人いるが、それぞれ2人ずつに因縁があり、1人を部下にすると因縁があるもう1人は自動的に敵方についてしまう。そのため3人しか部下にすることができない。
ルビイ=ジャクソン (Ruby=Jackson)
声 -
石川英郎繁華街で用心棒を営む青年。赤い髪で瞳は紫色。怪しげな関西弁を喋り、外見は肉体派だが知力も高い。かつては義賊として名を馳せていた。名前の由来はルビー。裕福な家庭に生まれたが、父が天使の女性と恋に落ちたため家は没落し、ルビイは義賊となった。そのため天使を人一倍憎んでいる。自分の身体に傷をつけた異母兄弟のカロールを探している。漫画版では用心棒というより、天使狩りを生業としているらしい描写がある。小説版ではアレクの部下となり、プラチナとの接点はないに等しい。
カロール=マルテル (Carrol=Martell)
声 - 保志総一朗さびれた街(スラム)で暮らす青年。紫色の髪と瞳を持つ。一緒に暮らす子供たちには優しいが、外部の者には物騒な罠を仕掛けたり、容赦のない毒舌を浴びせたりする。名前の由来はカロール鉱。開発初期は「パール」という名前の眼鏡キャラだった[1]。実は魔人と天使の間に生まれたハーフ。父はルビイの実父、母は天界から落ちながらも奇跡的に精神崩壊を起こさなかった天使であった。しかし母は捨てられ、カロールは父の息子(異母兄弟)であるルビイへ復讐を図り、傷を負わせた。胸にかけた十字架はルビイから奪ったもので、ルビイの母の形見らしい。漫画版、小説版共にプラチナの部下で、彼のために神に祈りをささげたり、彼のためなら手段を選ばないような描写がある。
ロード=クロサイト (Lhodo=Chrosite)
声 - 桑島法子繁華街(色町)の「売れっ子」。


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