2004年3月30日(米国時間)に発見された亜種Antinny.Gは、コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS) のWebサーバ“www.accsjp.or.jp”に対しDoS攻撃動作を行うことが確認された。またAntinny.Gの更なる亜種Antinny.Kは個人情報をACCSに送信する動作が加えられていた。
発見以降ACCSへの攻撃は毎回増加し、2004年9月9日には700Mbpsの攻撃トラフィックが観測された。そのためACCSはこのレコードをDNSより破棄せざるを得ない事態に追い込まれた。現在ACCSのWebサーバホスト名は“www2.accsjp.or.jp”を用いている。しかし2006年1月には“www2.accsjp.or.jp”をも対象とした亜種Antinny.AXが現れている。さらには、先を見計らってか、“www3.accsjp.or.jp”や“www4.accsjp.or.jp”をも対象とした亜種も現れている。 Antinny.Gは「キンタマウイルス」の別称でも有名だが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}これとは別に1990年前半頃には当時流行った「ヤンキードゥードゥルウイルス」が日本では「タマキンウイルス」とも呼ばれていた。これはヤンキードゥードゥルウイルスに感染したファイルを日本語JISコード環境のバイナリエディタで覗くと、感染部分のコードに「玉筋」という文字が多く見られたためである。[要出典]
その他
脚注^ ASCII.jpデジタル用語辞典. “Antinnyとは
^ ⇒官房長官発表
^ a b 佐々木俊尚 (2004年5月27日). “インターネット事件簿 第12回 Winnyのもうひとつの脅威 個人情報暴露の実態