Antinny
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2006年3月15日には安倍晋三内閣官房長官(当時)が「情報漏洩を防ぐ最も確実な対策は、パソコンでWinnyを使わないことです」と国民へ呼びかける会見をおこなった[2]
亜種

Antinny.A 別名:
ぬるぽワーム(2003年8月12日に発見される)

Antinny.BF

Antinny.C 別名:欄検眼段(2005年3月に発見される)

Antinny.G 別名:キンタマウイルス[3](2004年3月23日に発見される[3]

Antinny.K 別名:仁義なきキンタマ, TROJ_UPBIT.A, Antinny.AB, Antinny.AD(2004年3月に発見される)


Antinny.L 別名:Trojan.Upbit

Nullporce



PE Patrite.A 別名:W32.SillyP2P 通称:仙台ギャラクシーエンジェルズ

Antinny.AX

Trojan.Welomoch 通称:抜子たん - Sony BMGXCPが導入されている環境ではAntinnyの存在を隠蔽する。

ACCS WebサイトへのDoS攻撃

2004年3月30日(米国時間)に発見された亜種Antinny.Gは、コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS) のWebサーバ“www.accsjp.or.jp”に対しDoS攻撃動作を行うことが確認された。またAntinny.Gの更なる亜種Antinny.Kは個人情報をACCSに送信する動作が加えられていた。

発見以降ACCSへの攻撃は毎回増加し、2004年9月9日には700Mbpsの攻撃トラフィックが観測された。そのためACCSはこのレコードをDNSより破棄せざるを得ない事態に追い込まれた。現在ACCSのWebサーバホスト名は“www2.accsjp.or.jp”を用いている。しかし2006年1月には“www2.accsjp.or.jp”をも対象とした亜種Antinny.AXが現れている。さらには、先を見計らってか、“www3.accsjp.or.jp”や“www4.accsjp.or.jp”をも対象とした亜種も現れている。
その他

Antinny.Gは「キンタマウイルス」の別称でも有名だが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}これとは別に1990年前半頃には当時流行った「ヤンキードゥードゥルウイルス」が日本では「タマキンウイルス」とも呼ばれていた。これはヤンキードゥードゥルウイルスに感染したファイルを日本語JISコード環境のバイナリエディタで覗くと、感染部分のコードに「玉筋」という文字が多く見られたためである。[要出典]
脚注^ ASCII.jpデジタル用語辞典. “Antinnyとは”. コトバンク. 2021年9月17日閲覧。
^官房長官発表
^ a b 佐々木俊尚 (2004年5月27日). “インターネット事件簿 第12回 Winnyのもうひとつの脅威 個人情報暴露の実態”. INTERNET Watch. インプレス. 2023年3月10日閲覧。

関連項目

個人情報

防衛秘密の漏洩

Winny

コンピュータウイルス

アンチウイルスソフトウェア

山田オルタナティブ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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