AnimeJapan
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AnimeJapan

アニプレックスブースの様子
(AnimeJapan 2015より)
イベントの種類一般イベント
通称・略称AJ
開催時期毎年3月下旬
初回開催2014年3月22日・23日
会場東京国際展示場
主催AnimeJapan実行委員会(2014・2015)
一般社団法人アニメジャパン(2016 - 現在)
後援経済産業省日本動画協会、コミック出版社の会(2019 - 現在)[1]
協賛Fate/Grand Order、 TOHO animation 、Stagecrowddアニメストア(2021年)[1]
運営AnimeJapan 運営事務局
出展数メインエリア158社、ビジネスエリア64社(2018年)
来場者数152,331人(2018年延べ人数)[2]
最寄駅ゆりかもめ東京ビッグサイト駅
りんかい線国際展示場駅
公式サイト
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AnimeJapan(アニメジャパン)は、2014年から毎年3月下旬に行われている総合アニメーションイベントである。

主催は、2014年と2015年は「AnimeJapan実行委員会[3]」(以下「実行委員会」)、2016年以降は「一般社団法人アニメジャパン」。

キャッチフレーズは「アニメのすべてが、ここにある。」[4]

「ファミリーアニメフェスタ」のキャッチフレーズは「みんなが大好きなアニメが大集合!」[5]
概要

2013年まで毎年3月に開催していた2つのアニメイベント東京国際アニメフェアアニメ コンテンツ エキスポを発展的に統合させたイベント。

本イベントの5周年を記念しマスコットキャラクター「AJ兄弟」が誕生した。当初は5周年限定で使用すると発表されていた[6]が、それ以降も使用されている。
開催経緯

2010年12月、東京都青少年健全育成条例の改正案が可決され、これを受けて当時の角川書店アニプレックスなどが「表現の自由を侵害する恐れがある」として、東京都などが主催の東京国際アニメフェアをボイコットして『アニメ コンテンツ エキスポ』を企画した[7][8]。その後、東日本大震災の影響で双方中止になった2011年を除き、2012年と2013年は2つのイベントが分裂開催されていた[7][8]

実行委員会は再結集した経緯について、「アニメ コンテンツ エキスポと東京国際アニメフェアで単一のイベントができるように、話を進めていた。会場や日程について模索して開催できるに至った」と説明し、このイベントに東京都が参加しないことについては「東京国際アニメフェアは民間に徐々に移行できるように進めてきた。負担金も年々減っていた」と説明した。KADOKAWA専務の井上伸一郎は「自主的に運営できると確認できたことが大きい」としている[7]。実行委員長である日本動画協会理事長の布川郁司は、2つのイベントの並立・合流について、「俯瞰的にみて業界がふたつに割れたと見られていた。業界は結束しないといけないと、早い段階から動いていた」と説明した[9]

2013年12月18日19時より90分間にわたって、アニメイト池袋本店9階にあるアニメイトホールで「AnimeJapan プレゼンテーション」[10]が開催された[11][12]。このプレゼンテーションでは、イベントの開催概要に加え、現時点での出展社数や参加作品、それにイベント内容、国内・海外に向けたビジネス施策、入場券の種類やその販売スケジュールなど、第1弾となる情報が公表された[11][12]。なお、会場の様子はニコニコ生放送で生中継された[13][12]

また、2014年1月21日 19時から90分間にわたって、アニメイト池袋本店9Fにあるアニメイトホールで「AnimeJapan プレゼンテーション#2」[14]が行われた。ステージで行われるイベントの第1弾の発表に加え、入場券とその販売スケジュール、それに新たな出展情報と参加作品が発表され、その模様は前回のプレゼンテーションに続いてニコニコ生放送で生中継された[15]
各回のイベント概要
AnimeJapan 2014

会期はこれまでの東京国際アニメフェアでの4日間から2日間となり、これによって、会場の運営費が縮小される[9][13]。一方で会場の面積は、2012年の東京国際アニメフェアの会場の、東京ビッグサイト・東ホール1 - 3の2倍の、東ホール1 - 6までで、東京ビッグサイトの東ホール全体が活用されることになった[9][13][16]。出展社の数は145社638小間(2014年1月22日現在)となり[17]、目標の来場者数は、2日間合計で10万人であった[18][16]

初日の2014年3月22日の動員数は実行委員会の発表で、5万9630人となり、目標動員数の10万人のおよそ6割に達し、また、プレスでの来場者は344社で615人を数えた[19]。3月22日の開場直後は比較的スペースに余裕があったが、午後からは客足が伸びた[19]。2日目の3月23日の来場者数は5万1622人、プレスでの来場者は220社403名となり、これで、2日間の総来場者数は11万1252人となり、目標としていた10万人を10%以上も上回った[20][21]。これは、2013年の東京国際アニメフェアが4日間で10万5170人、2013年のアニメ コンテンツ エキスポが2日間で7万159人と比較すると、いずれも上回っている[20]。また、プレスの取材では、この2日間で564社1018人に達した[20]
会期

2014年
3月22日23日

会場

東京ビッグサイト 東展示棟 東1 - 6ホール

イベント内容

ビジネス面での施策については、「AnimeWorks」・「アニメコラボレーションショーケース」・「AnimeJapan×JETRO「ビジネスマッチング」」の3つが企画された[16][17]

アニメファン向けの施策では、「NewType」とのコラボレーションで、テレビアニメの50年間の歴史を振り返る「『アニメ半世紀シアター』powered by Newtype」。東日本大震災の復興支援の義援金を、集めるために行われる「チャリティーオークション」などが行われた[16][17]

また、グッズ販売を行う「オフィシャルショップ」も設けられた[16][17]

エンターテイメントに関する施策には、「RGB・オープンステージ」・「Anisong Japan Supported by リスアニ!」・「AnimeJapan present 謎解きゲーム?失われた色を取り戻せ?」・「コスプレイヤーズワールド」の4つが企画されていた[16][17]

RGB・オープンステージでは合わせて42のプログラムが行われ、収容人数はおよそ5万人になった[17]
AnimeJapan 2015(ファミリーアニメフェスタ2015含む)

2014年6月30日には、「AnimeJapanプレゼンテーション」を行い、「AnimeJapan 2015」の開催について発表された[22][23][24]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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