Angry_Birds
[Wikipedia|▼Menu]

「アングリーバード」はこの項目へ転送されています。アニメ映画については「アングリーバード (映画)」をご覧ください。

『アングリーバード』(アングリーバードあるいはアングリーバーズ)は、フィンランドロビオ・エンターテインメント(旧:Rovio Mobile)がiPhone向けに開発したモバイルゲームである。2009年12月にApp Storeで販売されてから、1200万ダウンロードを記録するなど、世界中で大ヒットした。後にAndroid版やPC版およびMac版が開発され、シリーズを含めた累計ダウンロード数は2015年時点で25億以上ともいわれている[1]

日本ではそこまで爆発的なヒットを遂げなかったが、ヨーロッパ、アメリカ、中東、中国などで大ヒットし、世界では2010年で最も成功したゲームソフト、または世界で最も成功したモバイルゲームと評され、世界の至る国でグッズ販売、アニメ化などメディアミックスを果たした。また、同社はこの作品一つで資本を10倍以上に増強し、社員も20数名から数百名まで増加させ、大規模なオフィスを入手し、本社の壁に鳥たちが描かれたりしているなど、名実ともに同社の看板作品として成長した[2]

2012年には、後述のフジテレビとのコラボレーション、タイトーによるプライズ[3]など、日本国内での展開を本格化させた。また、2014年には『パズル&ドラゴンズ』とのコラボレーション企画も行われている。
目次

1 概要

2 構成

2.1 主人公

2.2 敵

2.3 オブジェクト


3 エピソード

3.1 Golden Egg

3.2 アングリーバード2


4 特別編

4.1 アングリーバード シーズンズ

4.2 アングリーバード ブルー

4.2.1 アングリーバード ブルー2


4.3 アングリーバード スペース

4.3.1 アングリーバード スペースのエピソード

4.3.2 アングリーバード スペースの主人公

4.3.3 アングリーバード スペースのパワーアップ

4.3.4 警告


4.4 アングリーバード スター・ウォーズ

4.4.1 アングリーバード スター・ウォーズのエピソード

4.4.2 アングリーバード スター・ウォーズの主人公


4.5 アングリーバード スター・ウォーズ2

4.5.1 前作との相違点

4.5.2 アングリーバード スター・ウォーズ2の主人公

4.5.3 アングリーバード スター・ウォーズ2初登場のキャラクター


4.6 Mighty Eagle

4.7 Bad Piggies

4.8 アングリーバード フレンズ

4.9 アングリーバード Go!

4.10 アングリーバード エピック

4.11 アングリーバード ステラ

4.12 アングリーバード トランスフォーマー

4.13 アングリーバード ポップ

4.14 アングリーバード ファイト

4.15 アングリーバード2

4.16 アングリーバード アクション

4.17 アングリーバード フットボール

4.18 アングリーバード エース ファイター

4.19 アングリーバード ホリデイ

4.20 アングリーバード マッチ

4.21 アングリーバード ブラスト

4.22 アングリーバード ダイス

4.23 アングリーバード アイランド

4.24 アングリーバード エボリューション

4.25 アングリーバード マッチ

4.26 アングリーバード ヒーローズ

4.27 アングリーバード チャンピオンズ

4.28 アングリーバード ドリーム ブラスト

4.29 アングリーバード AR

4.30 アングリーバード ポップ2

4.31 アングリーバード エクスプローラ


5 他プラットフォームへの移植

5.1 アングリーバード クローム

5.1.1 アングリーバード クロームのログイン

5.1.2 アングリーバード クロームのエピソード

5.1.2.1 アングリーバード クロームの特別エピソード


5.1.3 アングリーバード クロームのボーナス・ステージ

5.1.4 アングリーバード クロームの特別キャラクター

5.1.5 アングリーバード コミック


5.2 Amazon Kindle Fire版

5.3 Facebook版

5.4 アングリーバード トリロジー


6 姉妹作品

7 TVアニメ

7.1 声優


8 劇場アニメ

9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク

概要

Angry Birdsはスリングショットの特性を活用した、アクションパズルゲームである[4]。主人公の鳥たち(後述)をスリングショットで放ち、フィールド上に潜む敵の(後述)を倒すのが目的で、フィールド上の豚を全滅させればレベルクリアとなり、次のレベルに進むことができる。この鳥たちが活躍する各フィールドをレベルと呼んでおり、そのレベルを包含するものをチャプターと呼んでいる。また、アップデート毎に追加される各エピソードは1?3のチャプターを包含している。

プレイヤーは最初からレベルを選択できない。個々のレベルをクリアしていかないと、次のレベルに進むことはできない[5]。また、各レベルでは、クリアした時の得点に応じて星が与えられる。星は最低で1つ、最高で3つであり、全てのレベルで星を3つ獲得すると隠しステージに行ける。この星の必要得点は、レベルによって異なっている。また、エピソードごとの総得点が記録されているので、総得点の底上げを行うやりこみ要素も持っている。
構成

各レベルにはスリングショットの発射台と主人公のたち、敵、そしてオブジェクト(後述)が存在する。なお、フィールド画面の拡大、縮小はピンチ(2本の指で画面を抓むようにして拡大、縮小させる基本操作)によって可能である。
主人公

主人公の鳥たちは、2011年現在、姉妹作品を含めると11種類存在し、(Mighty Eagle及びSpace限定キャラを除く)The Flockと呼ばれている。当初はレッド、ザ・ブルース、チャックのみであったが、後のアップデートによって、異なる特殊能力を持つ鳥たちが追加されていった(とりわけ、後述するレッド、ザ・ブルース、チャック、マチルダ、そしてボムの5羽は最初のエピソードから登場しているためOriginal Flockと呼んでいる)。特殊能力は、発射後に画面をタップして起動する。各レベルにおいて使用できる鳥の数、種類、順番は決まっている。ショットを終えた鳥たちは、動きが止まるまでは画面に居続けるが、動きが止まると自然消滅する。先に飛ばした鳥が消えないうちに次の鳥を発射させることもできるが、その鳥が障害物になることもある。また、鳥の消滅後も、オブジェクト(後述)がドミノ倒しのように崩れ続けたり、慣性で豚が転がり続けて落ちることがある。

なお、各レベルのクリアに全ての鳥を使う必要はなく、残った鳥に対して1羽ごとに10000点のボーナスが与えられる。

一方、鳥の種類やオブジェクトの配置によっては、かえって次の鳥の攻撃の妨げになるような崩し方[6]しかできないため、効率の良さや高得点を狙うためにはあえて捨て玉を使う[7]という戦略も必要である。
レッド(Red)雄
操作の基本となる赤い色の鳥。種類はショウジョウコウカンチョウ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:155 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef