Angel_Beats!
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ANGEL BEAT」とは異なります。

Angel Beats!


ジャンル学園ファンタジー群像劇
アニメ
原作麻枝准
監督岸誠二
脚本麻枝准
キャラクターデザイン平田雄三
音楽ANANT-GARDE EYES、麻枝准
アニメーション制作P.A.WORKS
製作Angel Beats! Project
中部日本放送
放送局放送局参照
放送期間2010年4月2日 - 6月25日
話数本編13話 + 特別編2話[注 1][注 2]
漫画:Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪
原作・原案など麻枝准
作画こもわた遙華
出版社アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G's magazine
レーベル電撃コミックスEX
発表号2009年12月号 - 2013年10月号
巻数全4巻
漫画:Angel Beats! Heaven's Door
原作・原案など麻枝准
作画浅見百合子
出版社アスキー・メディアワークス
KADOKAWA
掲載誌電撃G's magazine→電撃G'sコミック
レーベル電撃コミックス
発表号2010年5月号 - 2016年12月号
巻数全11巻
漫画:Angel Beats! -The Last Operation-
原作・原案など麻枝准
作画浅見百合子
出版社KADOKAWA
掲載誌電撃G'sコミック
レーベル電撃コミックス
発表号2017年10月号 -
巻数既刊4巻(2020年3月現在)
小説:Angel Beats! -Track ZERO-
著者麻枝准
イラストごとP
出版社アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G's magazine
発売日2010年6月23日
連載期間2009年11月号 - 2010年5月号
話数全7話+番外編2話
ラジオ:
Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO
配信期間2010年4月1日 - 2011年3月31日[2]
配信サイトHiBiKi Radio Station音泉
配信日毎週木曜日(HiBiKi Radio Station)
毎週金曜日(音泉)
配信回数51回[2]
配信形式ストリーミング
パーソナリティ櫻井浩美(ゆり役)
花澤香菜(天使役)
喜多村英梨(ユイ役)
構成作家長田宏
ディレクター長田宏
提供ブシロードアニプレックス
タブリエ・コミュニケーションズ
関連番組


麻枝准の殺伐RADIO

テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画ラジオ

『Angel Beats!』(エンジェル ビーツ)は、P.A.WORKS制作による日本オリジナルテレビアニメ作品。全13話+特別編2話。略称は「AB!」、「AB」など[3]。キャッチコピーは「――神への復讐。その最前線」。

また関連作品として、『Angel Beats!』の前日譚となる小説『Angel Beats! -Track ZERO-』および漫画『Angel Beats! Heaven's Door』、4コマ漫画『Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪』がある。

平成22年度(第14回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/長編(劇場公開、テレビアニメ、OVA)の審査委員会推薦作品に選ばれている[4]
概要

死後の世界の学園を舞台にした青春ドラマ。登場人物は死者やそれに準拠した存在 (NPC) であるため、生前の死ぬような行動を取っても死ぬことはない。「テストや球技大会、学食での食事などの日常的で平和な学園生活」、「銃火器や刀剣を用いて天使と戦う非日常的な生活」、「登場人物の送った生前の理不尽な人生[注 3]」、この三者を柱にストーリーが展開される。

Keyアニプレックス電撃G's magazineP.A.WORKSの共同プロジェクトで、原作脚本はKey所属のシナリオライター麻枝准キャラクター原案はKey所属のNa-Gaが手がける。両者ともテレビシリーズ作品は初挑戦である。なお、ゲームメーカーのKeyが関わっているが、本作品はゲームを原作としたものではないアニメオリジナルの作品である。また、幾人かの声優は麻枝の推薦で選ばれている[5]

『電撃G's magazine』2009年11月号にて、アニメーション制作はP.A.WORKS、監督岸誠二であることが発表された。また岸とタッグを組むことが多い音響監督飯田里樹も本作では脚本会議の段階から参加している。

タイトルロゴはソフト化時のジャケットやグッズにそのまま入れてもかっこいいものを目指し、下部の装飾線は音楽のビートや心臓のパルス信号をイメージしたものとした[6]

アニメの演出として、場面転換の際は現在地の名前がテロップで入る。また、監督の岸がインタビューにて「自分にとっても麻枝にとっても本編の結末はある特定ルートでの可能性であり、他のルートや結末もありえる」という趣の発言をしている[7]

校舎のモデルは金沢大学とされており、2011年9月20日から同大学角間キャンパスで開催された2011年度精密工学会秋季大会のポスターには、本作品の描き下ろしイラストが採用された[8]
あらすじ

少年・音無結弦は自分の苗字以外の記憶を失った状態で、真夜中の「学園」で目覚める。音無は銃を構える少女・仲村ゆりと出会い、ここが死後の世界であると教えられ、彼女がリーダーを務める死んだ世界戦線(略称SSS、以降、戦線)に勧誘される。生前にひどい体験をして未練を残していた戦線メンバーは転生(生まれ変わって学園から消えること)を拒んでこの世界への復讐を考えていた。そのためこの世界を作った“神”の手先と考えられる、特殊能力を持つ天使と呼ばれる生徒会長と戦いを続けていた。なりゆきで戦線に加わった音無は、学園生活を送りつつ、戦線のメンバーと共にあらゆる作戦で天使に挑む。

やがて音無は、天使こと立華かなでの目的は「未練を残して死んだ人間が、学園生活を楽しく過ごしてこの世界を『卒業』できるようにする」ことであると知る。かなでの特殊能力は神から与えられたものではなく、この世界のマテリアルを改変できるソフトウェア“ANGEL PLAYER”を偶然手に入れた彼女がその機能を使い、自分で身につけたものだった。死ぬ直前の記憶を取り戻した音無は、かなでに協力し、戦線メンバーの未練を消して成仏させようと試みる。

そんな中、“影”と呼ばれる正体不明の怪物が突然現れ、戦線メンバーを襲い始めた。増え続ける影に呑み込まれるとNPCになって記憶や人格をほとんど失ってしまうため、このままでは戦線メンバーを守り切れないとゆりは判断。音無とかなでの行動に密かに気づいていたゆりは、ふたりの考え通り未練を捨ててこの世界を“卒業”することが、“影”から身を守るひとつの方法と考え、音無達の考えを皆に説明させて、“卒業”するかこの世界に残るかの選択を戦線メンバー各員に委ねる。ゆりと共に残ることを選んだ戦線メンバーと音無、かなでは“影”と戦う。

ゆりは“影”を発生させている「第2コンピューター室」を発見。部屋に乗り込み、謎の男と遭遇。彼はゆりに、この世界を作った“神”は不明であること、だがこの世界に“愛”が生まれ、いずれ卒業すべきこの世界が、永遠の愛の楽園に変わってしまうことを防ぐために、大量のパソコンの処理能力をつぎ込んだ“ANGEL PLAYER”によって“影”が発生していると教える。一方で、この能力をゆりが引き継ぎ“ANGEL PLAYER”で世界を改変する力を使えば、彼女自身が神に匹敵する力を得られると告げられる。ゆりはこの提案を拒否。生前の未練を断ち切り、システムを破壊し、“影”の発生を停止させる。

3日後、NPC以外の生徒のほとんどが転生した学園で、音無、ゆり、日向、直井、かなでの5人は“卒業式”を行う。ゆり、日向、直井がこの世界から消え去る。音無はかなでに対し、ゆりのような生徒がまた来たら卒業させてやるため、自分と共にこの世界に残ることを提案し、「好きだ」と告白する。だがかなでは、生前に音無から心臓を移植されたこと、自分の“生前の未練”が、心臓のドナーにお礼を言うことだったと告げる。かなでは音無に抱きしめられ「命をくれてありがとう」と告げて消滅。残された音無は号泣する。

雑踏の中鼻歌を歌う少女。鼻歌に気付き追いかける少年。二人が転生したかなでと音無であることを暗示して物語は終わる。
登場人物
主要人物
音無 結弦(おとなし ゆづる)
- 神谷浩史(原版)、ブレイク・シェパード(英語版)本作の主人公。


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