ダッシュボタンとDash Replenishment Service(DRS)は、Amazon.comによって2015年3月31日に導入された。発表のタイミングにより、ダッシュボタンが早期のエイプリルフールジョークであるかどうか疑問視する多数のニュース記事があった[9][10]。
Amazonダッシュボタンは、注文商品を簡単かつ迅速に作成できるように設計された小型の電子デバイスである。各デバイスには、頻繁に注文される商品の名前が刻印された埋め込みボタンが含まれている。 ユーザーは、Amazonのアカウントを使用してネットで特定の商品と注文数量をボタンに登録し、粘着テープやクリップなどで製品を使用する場所にボタンを設置することが可能。ボタンを押すとWi-Fi信号がAmazonショッピングアプリに送信され、ボタンに登録されている商品が数量分注文される。 同時にユーザーの携帯電話にメッセージが送信されるのでユーザーは30分以内にキャンセルすることができる。 当初、ダッシュボタンは招待されたAmazonプライム会員の一部のみが入手可能だった。このデバイスの発売に対しては批評家やレポーターの間では賛否両論であり[11][12][13] ネット上でパロディーにもなった[14]。 米国ではAmazonダッシュボタンは100以上のブランドと提携しており、最も人気のダッシュボタンはTideやBounty及びCottonelleボタンである[15]。 2016年5月、アメリカのNPO「コンシューマーズ・リサーチ」はAmazonダッシュボタンがピザの注文や時間の計測、およびそのようなコマンドに対応するように設定された家庭内の照明およびシャッターの制御などの他の目的に使用できることを指摘した。これに対応し、Amazonはデバイスのプログラム修正をできるようにするプログラマーフレンドリーであるが、より高い「IoTダッシュボタン」を発売した[16]。
ロールアウト・反応
代替使用
参考文献^ a b 音声入力もできる発注バーコードスキャナー「Amazon Dash」登場
^ “Amazon Dash
^ “Amazon Dash Button