6月27日、TBSの火曜ドラマ『18/40?ふたりなら夢も恋も?』の主題歌をAdoが担当することになる。主題歌名は「向日葵」[44][45]。
7月11日、上記ドラマの主題歌「向日葵」が配信リリース、同時にMVも公開[46]。
9月6日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボ楽曲「唱」をリリース。楽曲はBillboard Japan Hot 100(9月27日公開チャート)にて、自身3曲目となるチャート首位を獲得した[47]。さらに、オリコン週間ストリーミングランキング(10月2日付)にて、週間再生数1,321万回を記録し、2023年では初のソロアーティストによるストリーミングランキング1位を獲得した。自身の同ランキング1位獲得は、「うっせぇわ」「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」に続く通算3作目。
10月5日、配信シングル「クラクラ」をリリース。楽曲はTVアニメ「SPY×FAMILY」第2期のOP主題歌に採用された[48]。
10月24日、キャリア初となる世界ツアー『Wish』の開催を発表。
12月2日、日本テレビ系『日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2023』に出演し、「唱」「Tot Musica」を歌唱、テレビ番組で初めての生歌唱となった[49]。また、12月31日には第74回NHK紅白歌合戦に出演、京都市・東本願寺の能舞台で「唱」を歌唱した[50]。 1月31日、配信シングル『ショコラカタブラ』をリリース。 2月23日、配信シングル『Value』をリリース[51]。 3月30日、レギュラーラジオ番組『Adoのオールナイトニッポン』が放送終了。最終回は世界ツアー中であったため、アメリカ・シカゴからの生中継で行われた。 4月19日、Adoの“前世”を題材としたパラレルワールド小説「アドロイド 11010231224214427」が発売。執筆はてにをは、本作のカバーと中面イラストはAdo自身がファンを公言するマンガ家・宇佐崎しろの描き下ろしイラストが使用されている[52]。 4月27日・28日、メジャーデビューから3年半のスピードで、女性ソロアーティスト史上初となる国立競技場でのワンマンLIVE 「Ado SPECIAL LIVE 2024『心臓』」開催。2日間で14万人の観客を動員。 7月10日、セカンドアルバム「残夢」をリリース予定[53]。 「Ado」という名前は、小学生の時、国語の授業で聞いた、狂言の「シテ」と「アド」が由来。響きのかっこよさに惹かれて名乗ったが、主役のシテを支えるのが脇役のアドと知り、自分の曲を聴いてくれる人に代わって戦う存在、誰かの人生の脇役になりたいという意味も後付けで込めている[54][55]。また、英語の「ado」には「骨折り」「騒ぎ」「面倒」という意味があり[56]、「自分に合っている気がする」と語っている[57]。 今までのボカロPや歌い手の顔出しをしないという文化を尊重しており、メディア出演や取材対応の際の顔出しはデビュー当初から一貫して行っておらず[58]、イメージディレクターを務めるORIHARAによるイラストが使われている。「顔出し無し」はライブ出演時やテレビ出演時にも徹底されており、ステージ上に金網で囲まれたケージのようなセットを組んでその中に入り、ステージ背後のスクリーンの明かりをもとに歌唱中のシルエットのみを観客や視聴者に見せるという方法が採られている[49][50][59]。 但し、これまで「顔出し」が皆無だったというわけでは無く、2022年4月4日のワンマンライブで顔出しがあったと報じるメディアがあった[60]ほか、2022年2月5日放送の日本テレビ系『マツコ会議』ではMCのマツコ・デラックスとオンラインで顔出し対談を行っている(放送ではAdoの顔は送出されず)[61]。この時のAdoの印象について、マツコは「(ファンの)願望も含めて、皆さんが素直に感じた姿な気がする」「『想像と違ったんだけど』っていうのがあったら、どうやって動揺を隠そうかと思ってたんだけど、結構安心した」との感想を述べている[62]。 夢はさいたまスーパーアリーナをファンで埋め尽くしてライブを開催すること[63]。2022年8月にはワンマンライブ『カムパネルラ』を開催したことで、夢を実現させた。 自宅のクローゼットに防音材を一面に貼りつけてレコーディングを行い[64]、1人でレコーディングを行うことがある[65]。 憧れの歌い手として、そらる、まふまふ、りぶを挙げている[3]。好きなアーティストには椎名林檎を挙げ、「歌い方や表現の仕方をリスペクトしている」と語っている[66]。歌い方の面では椎名の他にメガテラ・ゼロや倉橋ヨエコなどから影響を受けている[67][61]。 本人曰く「根暗で自信がない」性格[61][68]。通常の歌手では無く「歌い手」の道を選んだのも自分の姿が商品になることに抵抗があったからだという[58]。好きな食べ物は寿司。特にマグロが好物。また、くら寿司の大ファン[69]。ディズニー作品が幼少期から好きで[70]、3歳頃はディズニープリンセスに憧れていた[71]。血液型は不明であるが、自身は「多分O型かと」と述べている[72]。 音楽ジャーナリストの柴那典は、Adoは小学生の時にボーカロイドをきっかけとして音楽に出会ったボカロネイティブ世代であり、シンガー(歌い手)とボカロP・イラストレーター・映像作家などのクリエイターがフラットな関係で結ばれ相乗効果をもたらす、新たな音楽シーンが生まれていると評した[73]。 Adoのディスコグラフィリリースリスト Virgin Music / UNIVERSAL MUSIC 配信日タイトルBillboard JAPAN最高位RIAJ認定収録アルバム
2024年
人物
音楽性
ディスコグラフィ
?スタジオ・アルバム2
?映像作品1
?サウンドトラック1
?トリビュート&カバーアルバム1
?配信限定シングル22
?参加作品20
配信限定シングル
年月日Hot
100DLSTDLST
1st2020年10月23日うっせぇわ1位1位2位プラチナトリプル・プラチナ狂言
2nd12月24日レディメイド65位26位92位-ゴールド
3rd2021年2月14日ギラギラ12位6位18位ゴールドダブル・プラチナ
4th04月27日踊4位2位7位ゴールドトリプル・プラチナ
5th6月14日夜のピエロ13位2位41位--
6th8月12日会いたくて27位3位63位--
7th10月28日阿修羅ちゃん5位2位17位ゴールドプラチナ
8th2022年1月17日心という名の不可解11位4位25位-ゴールド
9th03月14日永遠のあくる日35位4位---残夢
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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