Abc_(クイズ大会)
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abc競技競技クイズ
開始年2003年
スポンサーGMOメディアQuizKnock
開催期間3月頃
前回優勝松ア颯樹 (初)
最多優勝古川洋平、青木寛泰 (3回)
公式サイト
abc-dive.com/portal/
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映像外部リンク
「abc the first」決勝戦 - 2003年3月30日に行われたオープン大会「abc the first」の様子(2022年3月、abc 実行委員会)
「abc the19th」 決勝の様子 - 2021年3月20日に行われたオープン大会「abc the 19th」の様子(2021年7月、abc 実行委員会)
クイズ大会を一緒に見よう!これが学生クイズ最高峰「abc」だ! - 2021年3月20日に行われたオープン大会「abc the 19th」の様子(2021年7月、QuizKnock
早押しクイズの猛者が集う大会「abc」を優勝者・東問と一緒に見よう! - 2023年3月19日に行われたオープン大会「abc the 21th」の様子(2023年7月、QuizKnock)

abc(エービーシー)は、関東地方で2003年以来毎年開催されている、大学4年までの学生を対象とした日本最大の早押しクイズの大会である[1][2]
概要

本大会は「新世代による基本問題実力No.1決定戦」をコンセプトとしている[3]
出題問題について

本大会で出題される問題は、いわゆる「短文基本問題」と呼ばれ、クイズを始める初心者が最初に触れるに相応しい基本的な問題を中心に出題されている[1][2]。問題文の字数も漢字かな混じりで原則60文字以内と決められている。問題は社会人有志によって作成され、ミスリードがない、問題文に盛り込む情報が多過ぎないといったことなどを考えながら、運営スタッフによる念を押した推敲が重ねられた上で出題される[4]
大会名の由来

大会名の「abc」とは、それぞれ「新しい選択肢」=Alternative、「基本問題主体」=Basic、「古典的アプローチ」=Classicという意味が込められており[5]、大会開始頃、主流だった学生系[注釈 1]クイズ大会の「マンオブ[注釈 2]」とは異なることを示すために名付けられた[9][5]
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この節の加筆が望まれています。 (2021年11月)

黎明期(第1回 - 第4回)

早稲田大学クイズ研究会OBの市川尚志の提唱により[9]、「新世代による基本問題ガチンコ実力ナンバーワン決定戦」をコンセプトとして開始する[2][注釈 3]。クイズプレイヤーの徳久倫康によると、第1回大会から第4回大会の間は、短文早押しクイズの基礎的な戦い方が参加者に広く知られていなかったとみている[2]。演出面では、第1回大会と第2回大会は当時のオープン大会[注釈 4]と大差はなかったが、第3回からは音響、照明、演出が大きく変わり[11]、それまでホワイトボードとペンで書かれていた得点表示も松本鎮成によってプログラム化された[12]。このとき変更された音響は、ファミリー劇場で放送された第15回大会以前まで使用され、業者を入れて継続している[12]
過渡期(第5回 - 第8回)

第5回から立命館大学を卒業した古川洋平が大会長に就任し、運が絡む要素の排除[注釈 5]、準決勝進出者への「2つ名[注釈 6]」の付与、団体戦のEQIDENの導入など現在でも行われている変更がされた[15][12]
出場資格

以下のいずれかの条件を満たすこと[16]

大会の直近の3月1日時点で大学or専門学校連続在学4年以下であること。ただし、一度社会人になった経験を持つ場合、こちらの条件は満たさないものとする。

大会の直近の4月1日時点で22歳以下であること。一度社会人になった経験があっても22歳以下であればこちらの条件を満たす。

abcのルール

abcの基本的なルールは変わらないが、細部のルール変更や新形式のクイズが取り入られることはある[17]。以下のルールは前回の大会であるabc the22ndで行われたものである。なお、abc the21stからのルールの一部変更があったため、その変更点を併記する[18]。各ラウンド数は1Rのように略記する。
1R 200問ペーパークイズ

制限時間40分間で100問の4択クイズと100問の筆記クイズを出題するペーパークイズ。それぞれ配点は1問1点の100点満点で、4択クイズの上位200位以内(200位同着を含む)の参加者を対象に筆記クイズの採点を行う。筆記クイズの上位48名が2Rに進出する。筆記クイズが同点の場合は、4択クイズの成績に基づいて順位を決定する[18]

abc the21stまでは、筆記クイズの採点対象者が4択クイズの上位150位以内(150位同着を含む)であった[18]
2R 連答つき5○2×クイズ

1Rを通過した48名を、以下のように12名ずつ4組に分けての早押しクイズ。1Rの順位により、1?4位は3ポイント、5?12位は2ポイント、13?24位は1ポイントをはじめから持っている状態でスタートする[18]

1問正解すると1ポイントと連答権を獲得する。連答権を所持した状態で正解すると2ポイントを獲得できる。連答権は自身の正解または誤答、および他者の正解で解除され(他者の誤答および問題のスルーでは解除されない)、通算5ポイントで勝ち抜けとなる。通算2問誤答で失格。各組5名、計20名が勝ち抜けとなり、3Rに進出する。7名が失格した場合、その時点で残っている者は勝ち抜けとなる[18]

abc the21stまでは、連答権を所持した状態で自身が正解した場合は、連答権は解除されなかった[18]

例年1R1位のプレーヤーは、2R開始時に当日に読まれる問題を何番の問題から読み始めるかを決定する[19]

2R 組み分けAdvantage3pts2pts1pt0pt
1組目1st5th09th13th17th21st25th29th33rd37th41st45th
2組目2nd6th10th14th18th22nd26th30th34th38th42nd46th
3組目3rd7th11th15th19th23rd27th31st35th39th43rd47th
4組目4th8th12th16th20th24th28th32nd36th40th44th48th

3R Number 10

2R通過の20名が、ルールの異なる4コースから1つを選択する。各コースとも出場人数は5名で、コース選択の優先順は(2R各組の勝ち抜け順)→(1Rの順位)によって決定する[18][注釈 7]

各コース2名、計8名が勝ち抜けとなり、準決勝に進出する。各コースとも15分間の制限時間があり、15分経過後の勝ち抜け者が2名に達しない場合は、各コースごとの判定基準で勝ち抜け者を決定する[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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