NTT西日本・NTT東日本フレッツシアター ロマンチック・レビュー[1]『ASIAN WINDS!』 - アジアの風 -(アジアン・ウィンズ アジアのかぜ)は2005年、宝塚歌劇団花組[1]で上演されたレビュー作品。24場[1]。
作・演出は岡田敬二[1]。作曲・編曲は吉崎憲治、甲斐正人。振付は羽山紀代美、謝珠栄。作詞・訳詞は平野恵子
。制作・著作は宝塚歌劇団。併演作品は『落陽のパレルモ[1]』。 このレビューは2000年の『Asian Sunrise』に引き続きアジアを題材に扱った作品でロマンチック・レビュー第16弾である。前作では取り上げられなかったモンゴル、日本、韓国、フィリピンのアジア各国が加わり、より魅力のある作品に仕上げられた。なお、この作品で花組トップ娘役のふづき美世が退団し、星組から組替えした真飛聖の花組初出演となった。
概要
公演期間と公演場所
2005年11月4日 - 12月13日 宝塚大劇場[1]
2006年1月2日 - 2月12日 東京宝塚劇場[1]
場面
第1章[2] プロローグ・アジアの夜明け(モンゴル)
音楽:吉崎憲治
振付:羽山紀代美
舞台はアジアの大草原。馬頭琴を抱えた悠久の物語を歌い始める。満天の星の下、モンゴルの英雄達が勇壮な歌と踊りを披露する。
馬頭琴の男 - 夏美よう
平原の英雄 - 春野寿美礼
平原の戦士A - 彩吹真央、真飛聖、蘭寿とむ、愛音羽麗
第2章[2] 群青の海(沖縄)
音楽:吉崎憲治
振付:羽山紀代美
波の音に重なるように、かすかに三線の音が聞こえる。沖縄のリズムが刻まれ、島の男女が歌い踊る。
島の青年S - 春野寿美礼
島の乙女S - ふづき美世
島の青年A - 彩吹真央、真飛聖、蘭寿とむ、愛音羽麗
島の乙女A - 遠野あすか、鈴懸三由岐、花純風香、舞城のどか
第3章[2] 上善如水(中国)
音楽:甲斐正人
振付:謝珠栄
中国の歴史はまるで大河の流れのようである。老子の教えに学ぶことも多い。天空から一滴の水が落ち、その一滴がいずれ大河となる。皇帝は静かにその道理を説く。
寿皇帝(長江の精) - 春野寿美礼
武将A - 高翔みず希、真飛聖、蘭寿とむ、愛音羽麗
カゲソロ - 七星きら
佳貴妃(黄河の精) - ふづき美世
第4章[3] 服部良一メドレー
音楽:甲斐正人
振付:大谷盛雄
服部良一のヒット曲集の場面。
服部良一の影 - 彩吹真央
司会者 - 夏美よう
「チャイナタンゴ
タンゴの女A - 真飛聖、蘭寿とむ、愛音羽麗
タンゴの女 - 遠野あすか、華城季帆、桜乃彩音
「恋はバラの花か」
バラの歌手 - 歌花由美
「懐かしのタンゴ」
タンゴの女S - ふづき美世
「蘇州夜曲」
蘇州の男A - 彩吹真央
「アデュー上海」
服部良一の影 - 春野寿美礼
「青い山脈」
青年A - 真飛聖
「一杯のコーヒーから」
青年A - 彩吹真央
娘A - 華城季帆
「湖畔の宿」
娘S - ふづき美世
「山寺の和尚さん」
青年 - 愛音羽麗、未涼亜希、桐生園加、華形ひかる、望月理世、日向燦
「東京の空の下」
青年A - 蘭寿とむ
「銀座カンカン娘」
カンカン娘A - 遠野あすか
カンカン娘 - 桜一花、七星きら、花野じゅりあ、珠まゆら、舞名里音、桜乃彩音