1996年、関東学院大学の音楽サークル内で結成された[8]。入学時に後藤はとある音楽サークルから勧誘を受けるが、集合場所を間違えて別の場所に行ってしまい、そこで喜多建介と出会う。当時その部活にはUKロックファンが喜多しかおらず、話をしているうちに盛り上がり「バンドを組もう」となり結成。
バンド名の由来は、後藤が当時好きだったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが、英単語を3つ使用している事から「3つ単語を使おう」と思い立ち、考えた末に「ASIAN KUNG-FU GENERATION」で決定[9]。略称は、「アジカン」。文字媒体では「AKG」または「AKFG」と称される事もある。
「ソラニン」を除く全楽曲の歌詞は後藤が手掛けている(「ソラニン」は、同名の漫画原作者である浅野いにお作詞)。CDに付属している歌詞カードが縦書きなのは、後藤がeastern youthの影響を受けているからである[10][要ページ番号]。作詞時も縦書きで歌詞をノートに綴っている。
作曲もほとんどが後藤が手掛けているが、他のメンバーが作曲に関わることもある。曲を作ったメンバーが歌えばいいという方針であり、喜多が作曲した「嘘とワンダーランド」では喜多がメインボーカルを担当している。曲のコーラスは、殆んど喜多が担当している。
自主制作盤や『Easter』『Wonder Future』『Right Now』『AKG TRIBUTE』を除くCDジャケットは、全て中村佑介のイラスト。中村がキャラクター原案を手掛けているアニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半タイムマシンブルース」の主題歌も手掛けている。
マネージャーの通称は「キャッツ」。
台湾にて“亜細亜的功夫世代”としてもCDをリリースしている。
2013年、2015年、2019年にはヨーロッパツアーを、2015年、2017年にはラテンアメリカツアーを、2017年にはアメリカ公演を成功させている。
2012年以降はアルバムのリリースツアーを主にホール会場で行っている。
メンバー
後藤正文詳細は「後藤正文」を参照
後藤正文(ごとう まさふみ、 (1976-12-02) 1976年12月2日(47歳) - 、血液型O型)ボーカル、ギター担当[11]。
喜多建介詳細は「:en:Kensuke Kita」を参照
喜多建介
基本情報
生誕 (1977-01-24) 1977年1月24日(47歳)
出身地 日本・神奈川県横浜市金沢区
学歴神奈川県立横浜立野高等学校
関東学院大学経済学部卒業
担当楽器ギター
ボーカル
活動期間1996年 -
共同作業者ASIAN KUNG-FU GENERATION
喜多建介(きた けんすけ、 (1977-01-24) 1977年1月24日(47歳) - 、血液型A型)は、日本のギターリストである。リーダー、ギター、ボーカル担当[11]。
人物
神奈川県横浜市金沢区出身。
愛称は「キタケン」「建さん」「建ちゃん」「ケンスイ」など。
神奈川県立横浜立野高等学校卒業。浪1し、関東学院大学経済学部卒業。
卒業後は一時期業務用冷蔵庫の修理・営業の仕事をしていた。仕事に注力し過ぎたせいでバンド方面に手が回せなくなり、後藤からは「辞めちゃうかもなぁ、でもこいつが居なくなったらバンド続けられないからどうしよう」と思われていたという。
阪神タイガースのファンである。
「エンジェルボイス」や「スピッツの草野さんみたい」と称される音程の高い歌声を持つが、後藤曰く「最近は飲酒・喫煙・加齢のせいでドブ声化しつつある」。
好きなアーティストはManic Street Preachers、Supergrass、Radiohead、The Libertines、Blur、XTC、The Cribs、Ash、UNICORNなど。
アルバム『ブルートレイン』から作曲も手掛けるようになった。『嘘とワンダーランド』では、作曲を1人で手掛けたことをきっかけにメインボーカルを務めた。
以前は愛酒家だったが、メンバー曰く「シャレにならないくらい迷惑をかけることが増えていた」ことから、2018年春頃より禁酒を行っている。
作曲に関わることも多く、2012年のアルバム『ランドマーク』では4曲を後藤と共作している。