ARGYLLE/アーガイル
Argylle
監督マシュー・ヴォーン
脚本ジェイソン・フックス
『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)は、2024年のイギリスとアメリカ合衆国の合作によるスパイコメディ映画。
製作・監督はマシュー・ヴォーンで、ジェイソン・フックス(英語版)が脚本を担当した。ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンからなるアンサンブル・キャストが出演している。 スパイ小説「アーガイル」シリーズの著者である愛猫家の小説家エリーは、第5巻をほぼ完成させる。母のルースと父のバリーに会うために列車に乗るが襲撃され、本物のスパイのエイダンに救われる。この後、エリーの目には、しばしば現実と小説の映像が二重写しになる。 エイダンは、現実の悪の秘密組織ディヴィジョンがエリーを狙っていると言う。二人は、ロンドンでディヴィジョンの秘密を記すマスター・ファイルを探し、リッター長官率いるディヴィジョンに幾度となく襲われる。エリーはエイダンが自分を殺そうとしていると疑い、シカゴに住む両親に助けを求めてロンドンに呼び寄せる。だがエイダンは、エリーの両親が実はディヴィジョンの一員であることを明らかにし、二人でフランスに逃げる。元CIA副長官のアルフレッド・ソロモンがエリーに会い、エイダンとともに真相をエリーに説明する。エリーの正体はCIA工作員のレイチェル・カイルであり、5年前にディヴィジョンに捕らえられて偽の記憶を植え付けられ、ヴォグラー博士とリッター長官を両親だと信じ込まされたと語る。抑圧された記憶が浮上しR・カイルがアーガイルに、エイダンがワイアットに転じて小説が書かれ、刊行間近の第5巻ではマスター・ファイルの在りかが示されるはずだったと語る。 エイダンとレイチェル(エリー)はアラビア半島に行き、マスター・ファイルを入手するもディヴィジョンに捕らえられて船の中の秘密基地に連れて行かれる。レイチェルは、自分が実は二重スパイでありディヴィジョンの忠実な一員であることを思い出す。フランスのアルフレッドの居場所を見つけてリッターに教える。だが自分が5年前にディヴィジョンを裏切ったことを思い出し、エイダンとともに逃げ出す。二人はリッターを撃ち、マスター・ファイルをアルフレッドに送信しようとする。ヴォグラー博士(ルース)はレイチェルの心に埋め込まれた秘密コードを発動して操りエイダンを襲わせる。船に潜入していた二人の仲間の工作員キーラがヴォグラー博士を殺して二人を救い、船を爆破して脱出する。 レイチェルは小説家のエリーとして『アーガイル』シリーズの最終巻を刊行する。エリーの目の前に現実のアーガイルが現れる。 ※括弧内は日本語吹替[2]。 2021年6月、マシュー・ヴォーンがマーヴ・スタジオのもとで『Argylle』を製作・監督すると報じられた[3]。2021年7月、本作は、ジェイソン・フックス
あらすじ
キャスト
オーブリー・アーガイル - ヘンリー・カヴィル(星野貴紀)
『アーガイル』シリーズの主人公のスパイ。
若い頃のアーガイル - ルイス・パートリッジ(上村祐翔)
エリー・コンウェイ / レイチェル・カイル - ブライス・ダラス・ハワード(園崎未恵)
スパイ小説『アーガイル』シリーズを執筆中の作家。
エイダン・ワイルド - サム・ロックウェル(東地宏樹)
エリーの前に現れるスパイ。
リッター/バリー - ブライアン・クランストン(牛山茂)
現実の悪の秘密組織ディヴィジョンの長官。
エリーの父。
ルース・コンウェイ - キャサリン・オハラ(寺内よりえ)
エリーの母。
ディヴィジョンの一員のヴォグラー博士。
ルグランジュ- デュア・リパ(田村睦心)
『アーガイル』シリーズの登場人物。アーガイルの敵。
キーラ - アリアナ・デボーズ(村中知)
現実のCIAの工作員
『アーガイル』シリーズでもCIAの工作員。
ワイアット - ジョン・シナ(白熊寛嗣)
『アーガイル』シリーズの登場人物。アーガイルの相棒。
アルフレッド・ソロモン - サミュエル・L・ジャクソン(玄田哲章)
CIAの元副長官。
サバ・アル=バドル - ソフィア・ブテラ
マスター・ファイルの番人
フォウラー - リチャード・E・グラント
アルフィー - チップ
エリーの猫。
パウエル副長官 - ロブ・ディレイニー
アーガイルの恋人 - ジン・ルージ
バーテンダー / スパイ - ベン・ダニエルズ(カメオ出演)
ある組織のバーで働くバーテンダーの男。
製作