AMD_FireStream
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なおAMD FirePro S9000やS10000などはHPC用途ではあるが、完全に演算用途に特化した製品とは違ってディスプレイ出力機能を持っている[30][31]。2014年に発売されたAMD FirePro S9100/S9150では倍精度演算性能が強化され、ハーフレートの倍精度演算性能を実現している(倍精度の理論演算性能は単精度の場合の1/2になっている)[32][33]
仕様と構成

[34]
AMD Stream Processorシリーズのラインアップ

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世代型式同等の
ビデオカードGPUコア最大
スレッドコアメモリ理論処理性能
(FLOPS)ピークTDP (watts)その他
SPU数
注1クロック周波数
(MHz)帯域幅 (GiB/s)種類バス帯域幅
(bit)転送量
(MiB)クロック周波数
(MHz)FP32 GFLOPsFP64 GFLOPs
1st
注2580 [35]/2U [36]Radeon X1900 XTXR5805124860083.2GDDR32561024650375 [37]N/A≦165
2nd
注29170 [38][39]Radeon HD 3870RV670?64
(320)80051.2GDDR32562048800512102.4 注3 [40]≦105
3rd
注29250[41]Radeon HD 4850RV77016,384 [42]160
(800)62563.5GDDR325610249931000200 注3≦150
9270[43]Radeon HD 4870750108.8GDDR525620488501200240 注3<160
4th
注29350Radeon HD 5850Cypress (RV870)31,744 [44]288
(1440)700128GDDR5256204810002016403.2150コードネーム: Kestrel
9370Radeon HD 5870320
(1600)825147.2256409611502640528225コードネーム: Osprey

注:注1: カッコ内の数値はAMDが公表している、標準ALUと特殊機能ALUの数を合算した場合の値[45]。ストリームプロセッシングユニット (SPU) の数は、DirectX 10 (Direct3D 10) 互換ハードウェア(統合型シェーダーアーキテクチャ世代)以降にのみ適用される。また、ATIのハードウェア実装におけるSPUはNVIDIATesla製品でのストリームプロセッサー (SP) 実装とはアーキテクチャ的に異なるものであることに注意すること。NVIDIA実装におけるSPは、プロセッサーコアのうち他の部分(グラフィックスクロック)よりも高いクロック周波数(CUDAコアクロック)で動作するホットクロックドメインを持つ[46][47][48]が、一方でATI実装のSPUはコア周波数と同じクロック周波数を持ち、ホットクロックドメインの機能はない。注2: 第1世代の製品は、もともとATI FireStreamブランドを使用していたが、AMDによるATIの買収にともなうブランドの再構築活動の後にAMD Stream Processorにリブランドされた。ストリームプロセッシング製品のラインナップ下では、(最初のDirectX 10対応GPUである)R600ベースのAMD Stream Processor製品はリリースされなかったため、AMDは(DirectX 10.1対応GPUである)RV670ベースのAMD FireStream 9170をStream Processorの第2世代製品とみなして言及している[49](とはいえ、FireGL V8650と似た構成で、ビデオ出力機能を持たない試作品は公開実演されている[要出典])。FireGL 2007シリーズ(DirectX 10世代[50])以降、ハイエンドとウルトラハイエンドのFireGL製品はストリームプロセッシングのサポートを実装している。この機能は、すべてのATI FireProカードでも利用可能である。注3: 単精度演算における理論値の1/5であると推定される。

この節の加筆が望まれています。
主に: FirePro Sシリーズ以降の製品スペックと出典の強化 (2015年7月)

この節の加筆が望まれています。
主に: Radeon Instinctシリーズ以降の製品スペックと出典の強化 (2017年7月)

ATI Mobility FireProシリーズ

モバイルワークステーションなど、ハイエンドモバイルプラットフォームへの採用を前提に設計された製品群。小さな筐体に搭載するため低発熱、低消費電力などの特長がある。かつては「Mobility FireGL」と呼ばれており、海外においても未だにMobility FireGLとの呼称が根強く残っており、Mobility FireProと混同されがちである。
ATI FireGLシリーズ

FirePro 3D GRAPHICS Acceleratorsシリーズの従前製品であり、製品コンセプトは同じ。
ATI FireMVシリーズ

FirePro MULTI-VIEW 2D Display Acceleratorsシリーズの従来製品であり、製品コンセプトは同じ。
日本における販売

日本ではエーキューブが代理店として機能しており、エーキューブからパートナー各社や販売店へ製品を供給している。なお、日本での販売において英語表記による正式名称ではわかりにくいため、「FirePro 3Dシリーズ」といった様に簡略化された呼び方が一般的である。
脚注[脚注の使い方]^ASCII.jp:スーパーコンピューターの系譜 ATIから続くAMDのGPGPU戦略 (1/3)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情
^Sapphire PGS-プロフェッショナル・グラフィックスソリューション
^ 実アプリケーションでの性能はQuadroより優秀!? AMDが「FirePro W」シリーズの説明会で実力をアピール - 4Gamer.net
^第1回 GPUコンピューティングおよびCUDAについて 。G-DEP
^ FireGL? V8650 Drivers & Support 。AMD
^ AMD FirePro? Unified Driver 14.502.1019 ReleaseNotes


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