ALWAYS_三丁目の夕日'64
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ALWAYS 三丁目の夕日'64
監督
山崎貴
脚本古沢良太
山崎貴
原作西岸良平
三丁目の夕日
製作総指揮阿部秀司
奥田誠治
出演者吉岡秀隆
堤真一
薬師丸ひろ子
小雪
堀北真希
須賀健太
小清水一輝
もたいまさこ
三浦友和
音楽佐藤直紀
主題歌BUMP OF CHICKEN
グッドラック
撮影柴崎幸三
編集宮島竜治
制作会社ROBOT
製作会社『ALWAYS 三丁目の夕日'64』製作委員会
配給東宝
公開 2012年1月21日
上映時間142分
製作国 日本
言語日本語
興行収入34.4億円[1]
前作ALWAYS 続・三丁目の夕日
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ポータル 映画
プロジェクト 映画

『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(オールウェイズ さんちょうめのゆうひ ろくじゅうよん)は、漫画三丁目の夕日』(西岸良平作)を題材にした2012年1月21日公開の日本映画。主演は吉岡秀隆3D/2D同時上映。
概要

高度経済成長期の東京を舞台に心温まる人情模様を描く、山崎貴監督の『ALWAYS』シリーズの映画第3弾。本作では3D仕様となっている。シリーズを継続し、吉岡秀隆ほかが出演する。前作『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から約5年後の1964年昭和39年)、東京オリンピック開催の年を舞台としている。

キャッチコピーは「どんなに時代が変わっても、夢があるから、前を向ける。」。

全国473スクリーンで公開され、2012年1月21、22日の初日2日間で興収5億5,566万3,750円、動員42万1,274人(3D内訳は興収が2億3,913万4,800円、動員が15万5,665人)になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[2]。続く公開第2週も9日間の累計興収が14億3,076万5,600円、累計動員は110万9,225人[3]、公開第3週で興収20億円、動員150万人を突破し3週連続第1位を記録している[4]

本作は、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズで初めて(唯一)の3D映画となった。
受賞記録

第37回
報知映画賞

助演男優賞 - 森山未來(『ALWAYS 三丁目の夕日'64』『北のカナリアたち』)


第25回日刊スポーツ映画大賞

助演男優賞 - 森山未來(『ALWAYS 三丁目の夕日'64』『北のカナリアたち』)


2013年度エランドール賞

新人賞- 森山未來(『ALWAYS 三丁目の夕日'64』・『苦役列車』・『北のカナリアたち』ほか)

新人賞- 染谷将太(『ALWAYS 三丁目の夕日'64』・『ヒミズ』・『悪の教典』ほか)


2013年度VFX-JAPANアワード

劇場公開映画部門 優秀賞[5]


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前作から5年経った1964年(昭和39年)、日本は1964年の東京オリンピックの開催を前に国全体が活気付き、東京においても近代的なビルや首都高速道路などの建設ラッシュで土地開発が進んでいた。そんな急激な時代の流れの中でも、夕日町三丁目とその住民たちはいつも変わらない雰囲気を残していた。

晴れて夫婦となった茶川とヒロミ。そして高校1年生になった淳之介は仲良く3人で暮らしていた。茶川は『冒険少年ブック』で連載を続けるも、新人作家の緑沼に人気を奪われ大ピンチ。そんな茶川を陰で支えるヒロミは身重だが、生活のため居酒屋を切り盛りする。淳之介は東京大学を目指して猛勉強するも、内心は夢である小説家になることを忘れられない。

一方で、向かいの「鈴木オート」では将来は海外へ展開したいと野望を持っている則文と内助の功で夫を支える妻・トモエ。そんな両親を持つ一人息子・一平は思春期に入り、鈴木オートを継ぐことを嫌がり、エレキギターに明け暮れる毎日。住み込みで働く六子には、あるふとしたきっかけで出会った医師・菊池との出会いで、いよいよ春がやって来る。

そんなある日、茶川のもとに、20年前に勘当された父・林太郎の危篤を知らせる電報が届く。

葬儀の帰路、気動車キハ58型の車内で、ヒロミに「自分が売れない小説家を続けて来られたのは(勘当された)父のお陰かもしれない」とつぶやく。

一方、日本人の多くが、医師を含め、出世とお金を追及し始める昭和39年の時点で、医師の菊地は、無料診療に励む等で違った道を歩んでいる。そして、菊地は、その理由について、人が喜ぶ顔を見るのが楽しいからだ、と言う。
キャスト撮影で使用された衣装(トヨタ オートサロン アムラックス東京にて2011年12月13日から2012年1月15日まで展示)

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茶川竜之介:吉岡秀隆
主人公。一流小説家を目指す東大卒の30代男性。前作にて芥川賞の最終選考まで残った(他、過去に初期選考を通ったのが一度ある)が、あと一歩のところで落選している。やむなく文芸雑誌ではなく児童向けの娯楽雑誌『冒険少年ブック』で看板作品「銀河少年ミノル」を掲載中だが収入はほとんどなく、さらには彗星のごとく現れた新人作家の緑沼の作品に人気を奪われ連載打ち切りのピンチを迎えている。副業駄菓子屋だがこちらの収入ではまともな生活ができないため、今は身重である妻・ヒロミの居酒屋の収入で養ってもらっている、いわば「ヒモ」状態である。
茶川(旧姓:石崎)ヒロミ:小雪
竜之介の妻。茶川と紆余曲折ありながらもついに夫婦になり身重である。茶川の仕事を陰で支えているが、茶川の収入ではとても生活できないため駄菓子屋の店舗の一部を改装した居酒屋「やまふじ」を経営している。
古行淳之介:須賀健太
前作で実父とみられる実業家に連れ戻されそうになるも茶川の元に留まることを選んだ。直接の血の繋がりはないものの、茶川夫婦に実の息子のように可愛がられている。本作では高校一年生までに成長し、将来の安定した収入を得るために東大を目指し勉強に勤しんでいるが、夢であった小説家になることを忘れられないでいる。
鈴木則文:堤真一
茶川の家の向かいにある自動車修理店「鈴木オート」の社長。自分の仕事に誇りと情熱を持っていて、いつかは鈴木オートの世界進出をしたいという野望を持っている。従業員の六子とケンジは実子同然に可愛がっており、トモエとの夫婦仲も良い。相変わらず幸せな家庭だが、反抗期の一平が店を継がないことや六子の恋愛など悩み事もある。
鈴木トモエ:薬師丸ひろ子
則文の妻。働き者で、夫をいかなる面でも支える良き妻でもある。やんちゃな一平、住み込みで働く六子、新たに鈴木オートに入ったケンジに対して隔たりなく愛情をふりまき、温かく見守っている。
鈴木一平:小清水一揮
淳之介の親友。高校一年生。思春期に入って、両親に事あるごとに反抗する。鈴木オートを継ぐことを嫌がっている。若大将シリーズ加山雄三に憧れ、同級生とバンドを組んでいる。エレキギターをやっているが腕前は今一つ。
星野六子:堀北真希
鈴木オートに東北から住み込みで働く。鈴木家の娘同然に可愛がられている。修理の腕はめきめき上達し、彼女抜きでは成り立たないほどに成長している。


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