AKS
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株式会社Vernalossom
Vernalossom Co.,Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
101-0021
東京都千代田区外神田六丁目1番地8
思い出ビル[1][2]
設立2006年(平成18年)1月20日[1]
業種サービス業
法人番号2010001146723
事業内容芸能プロダクションの経営
(AKB48グループの運営管理)
音楽・映像ソフトの企画・制作・製造・販売
著作権などの使用許諾・管理
音楽スタジオの経営・運営・提供
放送番組・演奏番組の企画提供
映画の企画・制作・提供
各種SP・イベント・企画制作
代表者代表取締役社長 吉成夏子
資本金1000万円[1]
主要株主吉成夏子 100%[1]
関係する人物秋元康
窪田康志
松村匠
AKB48グループ
AKB48
HKT48
NGT48
SKE48
SDN48
外部リンク株式会社Vernalossom公式サイト
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株式会社Vernalossom(ヴァーナロッサム、英文社名:Vernalossom Co.,Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く芸能プロダクションである。旧社名は株式会社AKS。

芸能プロダクションの経営ほか、音楽・映像ソフトの企画・制作・製造・販売、音楽出版、映画の企画・制作、アイドルグッズの販売なども手掛けている。AKB48グループに含まれる日本国外の8グループの運営を行う。
概要

旧社名の株式会社AKSは、AKB48の主要創設者である秋元康(Akimoto)・窪田康志(Kubota)・芝幸太郎(Shiba)の頭文字を由来とする。

AKB48メンバーは当初「劇場所属」というスタンスを取っており、マネジメント業務は株式会社office48に委託していた[3]。しかし、今後見込まれる更なる人数の増加やそれに伴うメンバー個々のマネジメントへの負担[4]、劇場公演楽曲のリリース希望の声などの問題を解消すべく、新たにAKB48の運営管理を一括で行える会社が必要不可欠となり、AKSは設立された。

AKB48[注 1]HKT48NGT48のオーディションに合格した際、最初に所属するマネジメント会社(所属事務所)であった[注 2][注 3]。その後、大手芸能プロダクション等へ所属事務所を移籍するケースもあった。コンセプトは「平凡な少女が、夢を追いながらAKB48として活動し、事務所が決まり、スターになっていくというプロセスを歩むという芸能界の最も夢のある部分を見せる」とのこと。

SKE48メンバーらの株式会社ピタゴラス・プロモーションからAKSへの転籍(2011年11月1日付け)については、「AKB48と運営管理会社を同じくすることによって、知名度と認知度のさらなる飛躍を目指すことが目的である」と発表された[5]。2018年11月には、株式会社KeyHolderがSKE48事業の承継に向けた基本合意書をAKSと締結することを発表し、同年12月27日に事業譲渡契約締結を行い、株式会社KeyHolderが設立した子会社の株式会社SKEが2019年3月1日に事業を承継し再びAKSを離れた(ただし、AKSはSKEの株式20%保有。同年7月1日に株式会社ゼストに社名変更)[6][7][8][9]。著作権表示はピタゴラス・プロモーション時代は (cSKE48) 、SKE時代は (cSKE) となっている。

NMB48の運営については、一時期AKSが行っていたが、2019年6月1日付けで元の運営会社であるKYORAKU吉本.ホールディングス株式会社に戻った。NMB48の管理業務は、株式会社Showtitle吉本興業の子会社。本社は東京に置かれているが、事務局は大阪に置かれている)が行っている。その経緯から、メンバーの宣材写真が映る場合、AKS所属グループは著作権表示が (cAKS) であるのに対し、NMB48は運営会社の名称ではなくグループ名の (cNMB48あるいはcNMB) となっている。STU48に関してもAKSではなく、新設された株式会社STUが運営管理しており[10]、著作権表示は (cSTU) となっている[11]

AKB48 OFFICIAL CAFE & SHOPSは、フィールズ株式会社と共同で運営していたが、2019年末をもって営業店舗がなくなった。

2020年4月1日、社名を株式会社AKSから株式会社Vernalossomに変更した。

2023年4月1日、すべての事業を子会社である株式会社Superballに譲渡した。
沿革

2006年(平成18年)

ケーアールケープロデュース株式会社
代表取締役窪田康志が、女性アイドルグループAKB48の運営管理を主たる事業として行う「株式会社AKS」を東京都港区白金台(ケーアールケープロデュース社内)に設立。

AKB48劇場の運営業務を株式会社office48から移管。それに伴い、AKB48のグループとしての運営管理業務も株式会社office48から移管。

AKSレーベルインディーズ)として、AKB48が2月に「桜の花びらたち」・6月に「スカート、ひらり」をCDシングルリリース。

2007年(平成19年)

AKB48メンバー(一部メンバーを除く)個々のマネジメント業務も株式会社office48から移管。

第三期AKB48追加メンバーオーディションを開催。このオーディションから合格者は全員AKS所属としてマネジメント開始。

2008年(平成20年)

AKB48のコンサートDVDおよび劇場公演DVDの企画、制作、製造、販売業務等をデフスターレコーズレーベルからAKSレーベルに移譲。

5月9日、本社を東京都江東区有明(KRKプロデュース社内)に移転[12]

2009年(平成21年)

AKB48の劇場公演アルバム(CD)の企画・制作・製造・販売業務等をデフスターレコーズレーベルからAKSレーベルに移譲。

8月、20歳以上の年齢制限を設けたAKB48の姉妹グループSDN48の結成・運営に着手。

2010年(平成22年)

10月、中国香港に海外初出店となる「AKB48オフィシャルショップ香港」をオープン。

12月、同じく香港に「AKB48ミュージアム香港」をオープン。

2011年(平成23年)

1月、映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』を東宝株式会社らと製作。

5月、福岡県に事務局を設立し、HKT48の結成・運営に着手。

同月、シンガポールに海外2店舗目となる「AKB48 Official Shop Singapore」、「AKB48 THEATER SINGAPORE」をオープン。

6月、台湾台北市に海外3店舗目となる「AKB48 OFFICIAL SHOP & CAFE TAIWAN」をオープン。

同月、AKB48シンガポールプロジェクト第三弾となる「AKB48 Official Shop & Cafe Singapore」をオープン。

7月、東京都渋谷区神宮前に「AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKU」をオープン。

同月、榎本善紀(京楽産業.株式会社代表取締役社長)と細井孝宏(当時・京楽産業.株式会社取締役)が取締役に就任[13]。これにより全取締役4名中2名が京楽産業.株式会社出身者で占められることとなった[13]。また、京楽産業.株式会社からの出資も受け入れた。

9月、東京都千代田区神田に「AKB48 CAFE&SHOP AKIHABARA」をオープン。

11月、SKE48全メンバーおよび株式会社ピタゴラス・プロモーションにおいてSKE48事業に従事してきた全スタッフを株式会社AKSへ転籍[5]

同月、HKT48劇場福岡市中央区)の運営を開始。

同月、中国・上海市に海外4店舗目となる「AKB48オフィシャルショップ上海」をオープン。
AKB48 CAFE&SHOP NAMBA

2012年(平成24年)

1月、映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』を東宝株式会社らと製作。

3月、本社を東京都千代田区外神田(AKB48劇場内)に移転[14]。これに伴い、関連会社3社も東京都千代田区外神田に移転。

同月、福岡市中央区大名に「AKB48 CAFE&SHOP HAKATA」をオープン。

同月、所属グループSDN48のメンバー全員が卒業[15]

4月、大阪市中央区難波千日前に「AKB48 CAFE&SHOP NAMBA」をオープン[16]

2015年(平成27年)

4月、NGT48立ち上げに向け新潟事務所(NGT48プロジェクト事務局=開設準備室)を設置、今村悦朗が所長(NGT48劇場支配人)として着任。

5月24日、NGT48劇場の設置場所が「LoveLa2」4Fに決まったことが発表される[17]

2016年(平成28年)

1月10日、NGT48劇場の運営を開始。

3月31日、福岡事業所、ホークスタウンモールでの営業を施設閉鎖により終了。

6月9日、SNH48の現地における運営サイドの契約違反を理由に、AKB48オフィシャルサイト上に記載されていたSNH48に関する全てのバナーや広告を削除したことを発表[18][19]

10月、NMB48事業をKYORAKU吉本.ホールディングス株式会社から譲り受け、運営権を取得[20]

12月10日、中国で正式にAKB48 CHINAの設立を発表[21]

2017年(平成29年)

1月15日、「AKB48 CAFE&SHOP HAKATA」を閉店[22]

3月31日、「AKB48 CAFE&SHOP NAMBA」を閉店[23]

2018年(平成30年)

11月13日、株式会社KeyHolderが、SKE48事業の承継に向けた基本合意書をAKSと締結することを発表[6]

12月27日、株式会社KeyHolderとSKE48事業の譲渡契約を締結[7][24]

2019年(平成31年、令和元年)

2月28日、譲渡契約によってSKE48事業の運営を終了し、翌3月1日に株式会社KeyHolderの子会社である株式会社SKE(現・株式会社ゼスト)がSKE48事業を承継した。事業譲渡に対して株式会社SKEより30億円の支払いを受ける[7][24]

6月1日付けでNMB48事業をKYORAKU吉本.ホールディングス株式会社に譲渡、運営権を前運営元に戻す[20]

7月1日未明にコーポレートサイトを公開、吉成夏子社長名でのメッセージを掲載してグループの運営・管理においてコーポレート・ガバナンスが欠如していたことの反省と運営・管理体制の改善を表明[25]。独立系ベンチャーキャピタル(VC)のBダッシュベンチャーズから出資を受け、Bダッシュは日本国外で成長余地が大きいとみており、AKSは5年以内の新規株式公開(IPO)を目指す[26]

2020年(令和2年)

4月1日、社名を「株式会社AKS」から「株式会社Vernalossom」に変更、AKB48グループのうち日本国内の3グループ(AKB48・HKT48・NGT48)の運営からは撤退し、日本国外の9グループと日本でのIZ*ONEの運営を行う[27][28][29]

2021年(令和3年)

4月29日にIZ*ONEが活動を終了したことに伴い同グループの運営を終了した。

2023年(令和5年)

4月1日、株式会社Vernalossomは営む事業のすべてを子会社の株式会社Superballに譲渡することを発表した[30]

役員および組織
役員
[31]
代表取締役社長:吉成夏子[25]取締役:寺田成昇取締役:大村拓也社外取締役:佐藤明夫(佐藤総合法律事務所弁護士[注 4]、渡辺洋行(B Dash Ventures株式会社[注 5]代表取締役社長)社外監査役:篠田憲明(三宅坂総合法律事務所、弁護士)


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