AKB48グループの派生ユニット(エーケービーフォーティーエイトグループのはせいユニット)では、AKB48およびAKB48グループから派生したユニットや特定のメンバー構成について解説する。 AKB48グループは大人数であることから、メンバー数人でグループから派生した集団を結成して独立した活動をするケースが多数ある。AKB48、SKE48、NMB48などを「グループ」と呼ぶのに対し、このグループから派生した集団のことを「ユニット」と呼んでいる。 グループはメンバーごとに所属事務所が異なるという特徴を持つが、派生ユニットは常設のものは主として所属事務所単位での活動となる場合が多い。2007年のChocolove from AKB48 (office48) を初めとして、渡り廊下走り隊、ノースリーブス(以上プロダクション尾木)、フレンチ・キス(ワタナベエンターテインメント)、Not yet(太田プロダクション)、DiVA(フレイヴ エンターテインメント)と、2011年までに長期的に活動するユニットが次々に誕生し、『AKB48ユニット祭り』というライブイベントも2012年から2014年まで3回開催された[1][2][3]。しかし2014年以降は、渡り廊下走り隊7、DiVA (DIVA) 、フレンチ・キスが相次いで解散し、ほかの常設ユニットもリリースや活動は縮小傾向にあり活発な動きはなくなっており、その後に結成されたてんとうむChu!などのユニットは単独でデビューせず、AKB48のシングルのカップリング曲を担当するなどに留まっている[4]。ライターの香月孝史はAKB48の派生ユニットについて「『その時期に旬を迎えているメンバーをピックアップして組みあわせることで、グループのダイナミズムに刺激を与える』ためのもの」であったとして、グループの知名度向上をはかるべき時期において重要な責務を負っていたと分析している[4]。 本項における所属表記は結成または加入当時のものであり、記載がない場合はAKB48のメンバーを示す。なお、AKB48以外のAKB48グループに関するユニットは各グループの項目で解説している。SKE48の派生ユニットについては「SKE48#派生ユニット」を、同じくNMB48については「NMB48#ユニット」を、同じくHKT48については「HKT48#派生ユニット」を、同じくNGT48については「NGT48#ユニット」を、同じくSTU48については「STU48#ユニット」を、同じくJKT48については「JKT48#派生ユニット」を参照「AKB48の関連作品#派生ユニット」、「AKB48関連の楽曲一覧#限定ユニット・ソロユニット」、および「AKB48関連の楽曲一覧#企画曲・参加作品」も参照 2006年10月18日、教育番組『からだであそぼ』に出演するAKB48初の派生ユニットほね組 from AKB48の結成が発表され[5]、2007年2月21日に「ほねほねワルツ」でCDデビューした。以降、『ドラゴンボール改』のエンディングテーマ「心の羽根」を歌うチームドラゴン from AKB48、『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「アイドルはウーニャニャの件」を歌うニャーKB with ツチノコパンダのように、テレビ番組や企業などとタイアップした企画ユニットが度々結成された。 本格的な派生ユニットは、2007年のChocolove from AKB48を皮切りに[6]、各プロダクションごとの運営によって発足していった。2008年に渡り廊下走り隊とノースリーブス、2010年にフレンチ・キス、2011年にNot yetとDiVAが結成され、メジャー・デビューした。 2009年にアイドリング!!!とのコラボレーションユニットAKBアイドリング!!!が結成され、シングル『チューしようぜ!』を発売した[7]。2012年にはグループの「声優選抜」によるユニットNO NAMEが結成され、『希望について』と『この涙を君に捧ぐ』の2作のシングルをリリースした。 研究生のみから選出されたユニットも存在し、2010年にミニスカート、2013年にてんとうむChu!が結成された。 単独で音楽作品をリリースし、継続的に活動を行うユニット。 2007年3月に結成を発表[8]。コンセプトは「ネオ正統派アイドル」[9]。2008年以降活動歴なし。 2008年10月に結成[10]。2014年2月9日に解散[11]。コンセプトは「国民的妹分ユニット」。略称は「ワロタ」[10]。
概要
略歴
常設ユニット
Chocolove from AKB48詳細は「Chocolove from AKB48」を参照
中西里菜、秋元才加、宮澤佐江[注釈 1]
渡り廊下走り隊 / 渡り廊下走り隊7詳細は「渡り廊下走り隊7」を参照
オリジナルメンバー:多田愛佳[注釈 2]、仲川遥香[注釈 3]、平嶋夏海[注釈 4]、渡辺麻友
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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