AKB0048
ジャンルSF、アイドル
アニメ:AKB0048(第1期)
AKB0048 next stage(第2期)
原作河森正治、サテライト
総監督河森正治
監督平池芳正
シリーズ構成岡田麿里
脚本岡田麿里、根元歳三、樋口達人
キャラクターデザイン江端里沙
井上英紀、伊藤郁子、いとうまりこ(サブ)
メカニックデザインプリュネ・スタニスラス
音楽高木洋、スワベック・コバレフスキ
アニメーション制作サテライト
製作AKB0048製作委員会
放送局放送局参照
放送期間第1期:2012年4月 - 7月
第2期:2013年1月 - 3月
話数第1期:全13話 / 第2期:全13話
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プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『AKB0048』(エーケービー ゼロゼロフォーティエイト)は、サテライト制作による日本のSFアニメ[1]。女性アイドルグループAKB48をモチーフにしたテレビアニメとして、第1期が2012年4月から7月まで放送され、第2期(next stage)が2013年1月から3月まで放送された。 芸能活動が非合法化された近未来の宇宙を舞台に、伝説のアイドルグループ「AKB48」の名を継承し、星々を巡ってファンに歌を届ける「AKB0048」75期研究生2名と77期研究生7名が主人公となる[1]。 企画・監修は秋元康、エグゼクティブ・プロデューサーは大月俊倫。原作・総監督は河森正治、監督は平池芳正、シリーズ構成は岡田麿里、キャラクターデザインは江端里沙が担当[2][3]。公表されたストーリーと制作陣から『マクロスF』や『アクエリオンEVOL』を連想するとの声も聞かれ[4]、襲名制の設定は『マクロスF』での主人公が元歌舞伎役者という設定からなっており、芸能禁止の設定は『アクエリオンEVOL』の「恋愛禁止」や「男女合体禁止」[注 1]の設定から由来している[5]。最初に、大月から河森にAKB48をモチーフにしたアニメ制作の企画提案があり、河森による当初の企画案では「13代目前田敦子」に突然指名された女の子がヒロインであった[6]。直接取材を進めるうちに、襲名メンバーを中心に描くよりも、研究生が上を目指して競うプロセスを描く方が面白いことや「成長を見せる」というAKB48のコンセプトにも合うと思い、最終的に9名の研究生を主人公とするストーリーとなった[6]。前田敦子という存在が強すぎて大島優子とのライバル関係を持ち込むと研究生にスポットが当たりづらくなることや前田敦子をキャラクターとして描くことの難しさから、「13代目前田敦子」は消えて不在という設定にした[6]。前田敦子が卒業宣言したのはオンエア直前であり、河森は卒業宣言したコンサート会場に偶然いて愕然としたという[6]。 メインキャラクターの声優および主題歌担当となる「声優選抜」9名をオーディションで選抜[3]。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバー200名の中から30名が1次審査を通過し[7]、公開オーディションの場で合格者9名と審査員特別枠4名が決定した[8](選抜経緯は後述)。 講談社の漫画雑誌『なかよし』『別冊フレンド』『マガジンSPECIAL』『別冊少年マガジン』で関連漫画作品も連載された[7]。 2013年1月より放送の第2期に先駆け、2012年12月22日に第14話の先行上映会+ラジオ公開収録、およびニコニコ生放送での中継配信が実施された[9]。 メインキャラクターの担当声優は、前述のとおり、まず1次審査合格者の30名が選出されたが、審査が難航して発表は2回の延期を経て、2011年12月8日に番組公式サイトで行われた[10]。 最終審査は2011年12月13日に新宿バルト9で、抽選で選ばれたファン100名を招待して公開オーディション形式で行われ、審査員として秋元康、河森正治、大月俊倫、明田川仁(音響監督)が出席[11]。実技審査は事前に用意された共通の台詞や各自に割り振られた個別の台詞を読み、自己PRを加えた3項目で合格者9名を決定した[12]。さらに、審査員特別枠として4名が選出され、演技指導を受けて配役が決定された[1]。 最終合格者(所属は当時) 1次審査合格者で最終審査不合格者(太字は審査員特別賞受賞者。所属は当時) 21世紀初頭、人類は自らが起こした世界大戦で大ダメージを受け、地球外へ脱出して銀河系の星々での生活を始めた。それからまもなく人類が新たな星暦00年をもって新たな歴史を始めた直後、芸能禁止法が施行される。その施行下ではあらゆる芸能活動が禁じられ、アイドルは絶滅したと思われた。しかしそんな中、世界大戦中に人々に愛を送り続け歌い続けたAKB48を襲名する非合法アイドルAKB0048が誕生した。オタクの聖地・秋葉原だけは芸能絶対防衛圏となり、唯一芸能活動を行える場所となった。 そして時に星暦0048年、この運命の年に新たなスターを目指す第77期研究生を迎えいれ物語はスタートする。 今や強大な影響力を持つに至ったAKB0048はテロリストと認識され、深銀河貿易機構 (D.G.T.O) やゾディアック・コーポレーションが作り出したDES軍から様々な妨害を受ける。さらには、ツンドラスターのライブを経てD.G.T.OがAKB0048の完全捕獲を狙っていることを、ファン組織WOTAからツバサを通じて知る。しかし、AKB0048はそんな完全芸能禁止の窮地にあっても諦めずに武器を手に取り、自分たちのステージ、ファン、市民を守るために戦うのだった。 そして、熱海星(アタミスター)における2回目のライブでは、ツバサから衝撃の事実が明かされる。それは、かつてAKB0048のメンバーであった13代目前田敦子の卒業がきっかけで廃止されたセンターノヴァ制度と選抜総選挙が、復活することだった。これから何が起こるのか、その時は誰も予測ができなかった。 やがて、D.G.T.Oによる秋葉星(アキバスター)への攻撃を経て9代目大島優子がセンターノヴァになり、元5代目峯岸みなみ(今はAKB0048専属カメラマン)がゾディアック・コーポレーションと手を組んでいることが判明する。
概要
声優選抜
佐藤亜美菜(AKB48・チームB)、岩田華怜(AKB48・研究生)、矢神久美(SKE48・チームS)、仲谷明香(AKB48・チームA)、秦佐和子(SKE48・チームKII)、佐藤すみれ(AKB48・チームB)、石田晴香(AKB48・チームB)、三田麻央(NMB48・2期研究生)、渡辺麻友(AKB48・チームB)
仲谷明香と佐藤亜美菜は声優としての(レギュラー)出演経験を持つ。
AKB48:多田愛佳、片山陽加、仲川遥香、仁藤萌乃、藤江れいな、鈴木紫帆里、近野莉菜、市川美織、竹内美宥、小林茉里奈、鈴木里香
SKE48:中西優香、佐藤実絵子、古川愛李、矢方美紀、酒井萌衣、原望奈美
NMB48:小笠原茉由、木下百花、中川紘美
HKT48:村重杏奈
あらすじ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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