日本国内では、損害保険会社3社(1社はJTBとの合弁会社)などが傘下で営業している[注釈 4]。AIU保険会社(American International Underwriters Corporation)
AIGの日本進出は1946年に傘下のAIU保険会社が、当時日本を占領していたGHQの要請で、駐留アメリカ軍の資産の保険を始めたことによってなされた。1949年には日本人向けの営業も行なうようになった。
かつてはアリコジャパン(現・メットライフ生命保険)など生命保険会社3社も傘下に収めていたが、2010年から2011年にかけて、いずれも他社に売却された。アリコジャパンは日本で最初の外資系生命保険会社として1973年より日本人向けの営業を開始した。第三分野保険にかけては[注釈 5]、歴史的に外資系保険会社が強く、アリコもシェアが高かった。
日本国内傘下会社
保険事業持株会社
AIGジャパン・ホールディングス株式会社 - 2013年4月業務開始[17]。AIG損害保険・アメリカンホーム医療・損害保険・テックマークジャパン・AIGパートナーズなどの100%親会社。
損害保険事業[注釈 6]
AIG損害保険 - AIG傘下の保険会社として[18]、自動車保険や海外旅行保険などを展開。2013年4月に日本法人化した。2018年1月に富士火災海上保険を吸収合併し、AIU損害保険株式会社からAIG損害保険株式会社へ商号変更[19]。
アメリカンホーム医療・損害保険(アメリカンホームダイレクト) - 自動車保険の通信販売。2014年4月に日本法人化した。
ジェイアイ傷害火災保険 - 50%出資。JTBグループとの合弁会社。旅行傷害保険などを展開。
関連事業
AIGパートナーズ - 2013年4月に富士火災インシュアランスサービスとチャーティス・コーポレートソリューションズが統合。2018年1月にAIG富士インシュアランスサービス株式会社からAIGパートナーズ株式会社に商号変更。損害保険の代理・生命保険の募集など。
テックマークジャパン - ワランティ