威剛科技股?有限公司
ADATA Technology Co., Ltd.
種類株式公開企業
市場情報TWSE: 3260
略称ADATA(エイデータ)
本社所在地 台湾
台湾新北市中和区連城路258号
設立2001年
業種製造業
事業内容DRAMモジュール、フラッシュメモリ、ストレージ、モバイルバッテリー、モバイルアクセサリ、ゲーミング関連製品の製造および販売
代表者会長兼CEO 陳立白
従業員数約2,100人
外部リンクhttps://www.adata.com/jp/
ADATA Technology Co., Ltd.(エイデータ・テクノロジー、TWSE:3260)は、台湾新北市に本社を置くメモリメーカー。社名略称はADATA、またはA-DATA。アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸など世界各国に支社を展開している。日本法人はエイデータテクノロジージャパン株式会社。
中核製品はDRAMモジュール、USBフラッシュメモリ、SSDやメモリーカードなど各種フラッシュメモリ製品。また、外付けハードディスクドライブなどのストレージ製品およびモバイルバッテリー、Apple製品やAndroid製品向けのアクセサリの販売も行っている。DRAMモジュール市場の販売シェアはキングストンテクノロジーに次ぐ世界第2位、SSDにおいても世界第2位の販売シェアを獲得した[1] (DRAMeXchange, 2020)。
2010年の発表以後使用されているロゴにはカラフルなハミングバード(ハチドリ)が採用されており、各カラーが同社のモットーを象徴している。赤色はAgile、黄色はSwift、オレンジはExploring、緑色はLivelyの意味合いが込められている。
ゲーミング向け製品については「XPG」ブランドで販売しており、マウス、キーボード、ヘッドセットなどのデバイスおよびPCケースや電源ユニット、CPUクーラー、ゲーミングPC向けのDRAMモジュールやNVMe SSDなどの自作PC向け製品を取り扱っている。 2001年5月に会長兼CEO 陳立白によって設立。20名ほどの従業員で創業した[2]。 2002年には台湾初のDDR400 SDRAMモジュールを製品化、2005年にはDDR533 SDRAM モジュールを製品化してメモリ製品の生産を拡大。2006年には初めて世界第2位のDRAMモジュール市場の販売シェアを獲得した(DRAMeXchange)。翌2007年に収益が13億米ドルを突破したことを発表。フラッシュメモリ業界ではいち早く『サポートサービス』と『終身保証(永久保証)』を打ち出してシェアを拡大させた。 オーバークロック化に最適化されたハイエンドDRAMメモリーモジュールをはじめ、指紋認証USBメモリやソーラーディスク(メモリ残量を表示可能なUSBメモリ。太陽光発電で駆動できる。)など新製品開発にも取り組み、国際市場でも販売している。 ウォルト・ディズニー・カンパニーと共同開発したとされるUSBフラッシュメモリ、メモリカード、デジタルフォトフレームなどDisneyシリーズの製造、販売も行った。 製造拠点としては台湾、中国、ブラジルの3か国に計4か所の製造工場を有する。 日本市場に根付いた迅速なビジネス展開を行うため、2014年に日本法人としてエイデータテクノロジージャパン株式会社を設立。 2020年にヱヴァンゲリヲン新劇場版とコラボレーションしたUSBメモリおよびMicroSDカードを販売した[3]。 2021年および2022年には、TVアニメ 呪術廻戦とコラボレーションしたゲーミングマウス・マウスパッド・モバイルバッテリー・ライトニングケーブル・USB Type-Cケーブルなどを販売した[4][5]。
概要
沿革
2001年5月4日 - ADATA Technology社 設立。メモリーモジュールの開発、製造を開始する。
2002年 - メモリーカードやUSBメモリなどのフラッシュ製品の製造を開始する。
2004年10月8日 - 台湾証券取引所に上場。
2005年4月 - 業界初の無鉛製造工程によるエコメモリモジュールを発売。ISO 14001国際認証を受ける。
2005年9月 - 「台湾国際ブランド価値調査」のトップ 20 グローバルブランド にランクイン。
2006年 - 初めて世界第2位のDRAMモジュール市場販売シェアを獲得(DRAMeXchange)。
2008年1月 - ADATA製USBフラッシュドライブのラインアップ刷新に伴い、新しいロゴを発表。
2009年11月 - インテル製フラッシュメモリディスクを採用したSSD製品を発売。
2010年 - 同社のモットーを象徴するカラーリングのハミングバードロゴを発表。
2012年 - REBRAND 100 Global Awardsに選出。
2014年 - 日本法人としてエイデータテクノロジージャパン株式会社を設立。
2016年 - ブラジルのサンパウロに製造工場を設立。
2017年 - 初めて世界第2位のSSD市場販売シェアを獲得(DRAMeXchange)。
2018年 - IESF Esports World Championshipsのオフィシャルスポンサー契約を締結。
2021年 - Best Companies to Work For in Asia Awards (HR Asia)および、Asia Responsible Enterprise Awards (AREA)に選出[6]。