同名の女子サッカーチームについては「ACミラン (女子)」をご覧ください。
ACミラン
原語表記Associazione Calcio Milan S.p.A.
呼称ACM
愛称I Rossoneri(赤と黒)
Il Diavolo(悪魔)
クラブカラー 赤
黒
創設年1899年
所属リーグセリエA
所属ディビジョン1部(2023-24)
昨季リーグ順位4位(2022-23)
ホームタウン ミラノ
ホームスタジアム
サン・シーロ
収容人数80,018
代表者 エリオット・マネジメント
ホームカラーアウェイカラーサードカラー
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ
ACミラン(イタリア語: Associazione Calcio Milan S.p.A., イタリア語発音: [assot?at?tsjo?ne ?kalt?o ?mi?lan])は、1899年に設立されたイタリア・ロンバルディア州ミラノを本拠地とするプロサッカークラブ。現在はセリエAに在籍している。 インテルナツィオナーレ・ミラノ(以下本項目ではインテルと略称する)、ユヴェントスFCと並ぶイタリア、そして世界を代表するプロサッカークラブである。クラブカラーからロッソ・ネロ(Rosso Nero, イタリア語で「赤と黒」、複数形でロッソ・ネリ Rosso Neri)またはディアボロ(diavolo, イタリア語で「悪魔」)の愛称で呼ばれる。サポーターはミラニスタ(Milanista)といわれる。 セリエAでは「三階建て」構造と呼ばれる、ユヴェントス、ACミラン、インテルのビッグ3となっている。 UEFAチャンピオンズリーグでは過去7回の優勝を経験しており、レアル・マドリードの14回に次ぐ歴代2位の優勝回数を誇る。イタリア国内で同大会を制覇した経験のある他の2チームの優勝回数を大きく引き離しており(インテルは3回、ユヴェントスは2回)、イタリアセリエAでもっとも成功したクラブのひとつであるとされている。同大会で5回の優勝、あるいは3連覇を達成したクラブにはビッグイヤー(UEFAチャンピオンズリーグ優勝杯)の永久保持が認められる[1]とともに、ビッグイヤーのロゴと優勝回数が書かれたワッペンをユニフォーム左袖につけることが許されているが、このワッペンをつけているのはACミランの他はレアル・マドリード、アヤックス・アムステルダム、バイエルン・ミュンヘン、リヴァプールFC、FCバルセロナの5クラブのみである。 ホームスタジアムはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(愛称:サン・シーロ)であり、同じくミラノを本拠地とするビッグクラブであるインテルと共同使用している[2]。インテルとACミランは永遠のライバル関係にあり、両クラブの対戦はミラノダービーと呼ばれ、街を二分する盛り上がりを見せる。長年インテルのファンがブルジョワ層を中心とするのに対し、ACミランのファンは労働者階級を中心とするとされてきたが、現在では世界中にファンが拡大したこともあり、両クラブの支持層の間に特別な隔たりはなく、互いに広い層から支持を集めているとされる。 また、「ミラネッロ」と呼ばれる世界でも有数のスポーツセンターおよび、2014年に完成した新オフィス「カーサミラン」を所有しており、ミラネッロについては設備・環境が整っていることから、イタリア代表が合宿先として利用するほどである。 2014年1月、世界最大の会計事務所であるデロイトが公表したデロイト・フットボール・マネー・リーグによると、2012-13シーズンのクラブ収入は2億6,350万ユーロであり、世界のサッカークラブの中で10位、イタリアではユヴェントスに次ぐ2位である[3]。
概要