ABCフレッシュアップベースボール
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^ 月曜日は任意ネット扱いのため、要員・ネット局対応・連戦の日程に応じてMBSとJRN・NRNの担当を持ち替えることがある。
^ 水・木の場合、TBCは自社放送分をNRNネットとするため2017年までのJRN分は裏送りとなったが、「楽天対阪神戦」については全国放送にならない限り、ABCの自社乗り込み分をJRN扱いにすることが多かった。
^ RFについては、1979年度から81年度に、TBSラジオ向けに裏送りしたカードが放送された例もある。2016・17年原則として巨人主催試合のみで年間20試合程度をJRN向けに制作(その逆で、RF/GBS/CRK向け〈GBSは月曜を除く毎日、CRKは火 - 金曜のみ〉にJRN各局が制作した巨人戦、及び巨人戦中止時の予備カードを放送した)。TBSは土・日に自社での放送を行わなかったが、デーゲームである場合の裏送り用中継や技術協力は行った。日本ハム・ソフトバンク主催試合が関東で開催された際に、HBC・STV・RKB・KBCが乗り込むかTBS(2017年まで)・LF・QRに委託するかはその時々により異なる。楽天主催試合が関東で開催された際は、TBCが自社本番の要員しか派遣しない場合、裏送りとなる火曜はLFに委託する。一方2017年まで水-金曜はTBSに委託していたが、2018年以降についてはQRに委託する。2016・2017年度は一部試合をRF制作によりJRN系列各局向けに放送する試合(TBSは火-金曜にネット)、及びTBS制作のものをRF・GBS(月除く)・CRK(火-金曜)に放送する試合があった
^ a b 野球中継の放送業務から撤退した後も、2022年まで横浜スタジアムで火 - 木曜日(場合によっては月曜も)にDeNA対阪神戦をナイトゲームとして開催する場合には、ABCが自社で中継を制作しない場合に引き続き裏送りを担当していた。
^ TBSが委託業務から撤退した2023年以降、自社制作ができない場合はQRが担当する(最初の実例は2024年)。
^ セ・パ交流戦で月曜ナイターの「西武対阪神」戦が組まれた時に、文化放送ライオンズナイターのネット受けをした試合があった。
^ 静岡県内での中日主催試合ではSBSが制作担当となることがある。
^ 2017年まで水・木の場合、RCCは自社放送分をNRNネットとするためJRN分は裏送りとなっていたが、地方球場開催時の「広島対阪神戦」をABCが自社乗り込みで制作する場合、全国放送にならない限り、ABC分をJRN予備扱いにすることが多かった(マツダスタジアム開催時は本番カードでない場合も、別途RCC側で予備要員を配置することが多かった)。また、阪神・オリックス主催の広島戦に限り、曜日およびネットワークにかかわらずABCからネット受けし、2018年のJRNナイター廃止後、RCCが平日ナイターを原則としてNRN優先とした関係で、オリックス主催での裏送りだと火 - 木曜であってもRCCに合わせてNRNの速報チャイムを使用する。
^ これまで月曜日はKBCとのネットに固定していたが、2018年は日曜と同一カード2連戦となるデーゲームでRKBとのネットも行う。

カードごとの基本ネット・裏送り構成
阪神対オリックス

両球団とも、ABCラジオの放送エリアである関西地方を本拠地とするため、主催球団を問わず自社制作となる。

ただし、当該試合が金曜にNRN全国ネット本番となり、かつ関東地区の聴取率調査期間に該当した場合には、ニッポン放送が関東ローカル放送として別制作する可能性がある。

また、カード編成の都合上NRNナイター本番カード扱いとなった場合、土曜は唯一球団所在地域外でNRNナイターを編成している山口放送との2局ネットで対応している。2022年6月11日に唯一ナイター開催となった本カード(オリックス主催)が該当した。なおこの場合でも山口放送(および2019年までの各地方ネット局)向けの中継が開始されるまでは「ABCフレッシュアップベースボール」のコールをするが、それ以降は、試合が極端に延長してABCラジオの単独放送に戻った場合(KRYラジオでの放送は最長21時56分。但し2021-22年度は定時番組の都合で21時26分までだった)も含め「大阪・ABCラジオ制作でお送りする」というNRNナイター仕様のアナウンスにしている(これは、オリックス戦以外でも土・日ナイターの阪神主管試合がNRNナイター指定で放送される場合すべてに該当する。ただし2022年6月11日のそれは、スペシャルウィークの期間中であったため、21:26にKRY向けの放送が終わった後はABCローカル仕様の放送に戻していた)。
巨人戦

ラジオ関東→
ラジオ日本(RF:JRN、『ジャイアンツナイター』)- 火?木曜は2局ネットまたは技術協力、土・日曜デーゲームは裏送りまたは技術協力(日曜は『東海ラジオ ガッツナイタースペシャル』が広島・ヤクルト・DeNA主催中日戦の予備カードとする場合あり)

ニッポン放送(LF:NRN、『ショウアップナイター』)- 月・金曜ナイター

文化放送(QR:NRN、『ホームランナイター』)- 土・日曜ナイターの裏送り(土曜は山口放送との2局ネット)または技術協力。対阪神戦以外は予備からの昇格時の裏送りでのネット受けのみ。

ラジオネットワークが本格発足する以前の1950年代から1964年までの間には、ABCラジオに加え、新日本放送→毎日放送(MBSラジオ)・ラジオ神戸→ラジオ関西(CR)・京都放送(初代)→近畿放送(KHK→KBS)の各社が分担して、ラジオ東京→TBSラジオ・ニッポン放送・ラジオ関東との間でネットワークを随時組んでいた他、日本短波放送(NSB・現:ラジオNIKKEI)と関西圏の中波放送局との2局ネットで放送したこともある(当時野球中継をレギュラーで制作・放送していたラジオ大阪〈OBC〉と在京局との関係は不明)。この当時には、関東圏開催の試合で、時折TBSラジオがMBSラジオ・ABCラジオ向けの二重制作を行ったこともあった。

JRN・NRNが発足した1965年以降、ABCラジオとラジオ関東との野球中継での関係が一時途絶えていた。

その後、旧・東京放送(TBS)がラジオ関東から巨人主催試合の放送権を購入した1979年(昭和54年)に、ラジオ関東との関係を本格的に再開した。

1979-81年にラジオ関東とTBSラジオの業務提携が行われた時代にはラジオ関東制作・TBSラジオ向け裏送り(逆にTBSラジオ制作・ラジオ関東向け裏送りとなった試合がラジオ関西に送られたものも含む)をネットした試合が存在する。一方で阪神主催試合は、巨人戦のほか、ラジオ関東が放送できないヤクルト・大洋主催の対巨人戦が行われる日に阪神主催試合を放送する場合に、ABCラジオがJRN/NRN全国中継本番に加えてラジオ関東・ラジオ関西(CR、『ゴールデンナイター』)・岐阜放送(GBS、『ダイナミックナイター』)向けに二重制作し裏送り(本番のネットラインに関係なくJRN扱い。試合日によりTBSラジオから実況や解説の派遣あり)することになり、この体制は1992年(平成4年)まで続いた。一方、在阪パ・リーグ球団(阪急→オリックス・近鉄・1988年までの南海)の主催試合は、RFラジオ日本とラジオ関西のいずれかが制作して放送していた。

この間、巨人主催試合においては、TBSラジオによるABCラジオ・MBSラジオへの二重制作(NRN担当日は裏送り分を放送)や、ABCラジオ・MBSラジオの乗り込み自社制作が認められなかったため、NRN担当の曜日は全国中継本番カードのネット受けや、予備カードを兼ねた他の在阪パ・リーグ球団のホームゲームの自社制作を中心に編成した。

NRNにも巨人主催試合の放送が再度解放された1993年(平成5年)以後は、阪神主催時は近鉄・オリックス主催と同様にRFラジオ日本がラジオ関西の制作協力を受けて乗り込む形となった(対巨人以外の阪神戦や近鉄・オリックス戦はラジオ関西制作の場合あり)。なお、関西圏で開催の巨人主催試合はRFラジオ日本制作で神戸開催時はラジオ関西が、大阪開催時は引き続きABCが制作協力を行っていた。また、同年以降阪神戦の非開催時にNRNがヤクルトまたは横浜主催試合を本番カードとした場合の金曜日は、ニッポン放送から裏カード(NRNでは第1予備扱い)の巨人主催試合を個別に受けることがあり、東海ラジオではCBCラジオとの兼ね合いから放送が制限されている巨人対中日戦も個別に受けたことがある。詳細は「ラジオ日本ジャイアンツナイター#TBSとの連携へ」および「TBSラジオ エキサイトベースボール#中継カード」を参照

2016年度からは、RFラジオ日本・TBSラジオの相互提携が本格再開[64][65] され、JRN地方各局とのネットワーク(巨人戦20試合程度の主催カードをJRNナイター扱いでRFラジオ日本が制作、逆にJRN各局がRFラジオ日本向けに巨人戦(ビジターの試合30試合程度)を中心としたカードを配信するが、ABCは原則として火?木曜日に阪神戦がJRNナイターとして放送される場合に限りRFラジオ日本にも配給、また、阪神戦の自主制作以外でRFラジオ日本制作のナイターをJRNナイターとして放送する場合にもRFラジオ日本からネット受けをするが、このケースは阪神戦が基から試合がないときであるか、阪神戦が雨天中止となったとき、あるいは巨人主催の阪神・オリックス戦であっても、ABCの都合で自社乗り込みをしない場合のいずれかに限られる(この場合はサービスエリアが重複するラジオ関西と並列放送となる。なお、ラジオ関西は巨人戦を優先しているので、巨人戦が屋外の球場で開催予定が中止となる場合(地方球場での巨人主催試合を含む)に、阪神・オリックス主催試合が予備補充で繰り上げとなった場合もABC・ラジオ関西の並列放送となる)。詳細は「TBSラジオ エキサイトベースボール#RFラジオ日本との再提携(2016年)」および「ラジオ日本ジャイアンツナイター#TBS・RF提携復活」を参照

セ・パ交流戦のオリックス主催の巨人戦は、JRNナイターが廃止された2018年と、文化放送が土・日曜での自社での定時放送を廃止した2019年以降、金曜はNRN全国ネットとして裏送り配信する可能性があるが、火?木曜はRFラジオ日本がセ・パ交流戦のビジターゲームの放送を縮小しているため、ビジターの阪神戦が屋外開催のロッテもしくは楽天の主催となった時に第1予備として編成する以外は、自社での素材収録と阪神戦早終了時の対応に限定される。土・日曜もプロ野球本拠地球団所在地の放送局は地元球団のカードに特化しているため、球団所在地以外では土曜ナイターを唯一編成している山口放送(KRY)しかネット局が発生しない。

TBSラジオが土・日曜のJRNナイター全国配信を廃止した2010年以降、自社制作を行わない場合のナイターは文化放送からのネット受けとなったが、自社制作時の技術協力はTBSラジオ(2017年まで)・RFラジオ日本(2018年より)が行うことがある。


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