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出典検索?: "A113"
A113はアメリカのアニメーション作品に見られる仲間内ジョークである。作品中の画面に「A113」という文字がたいした意味もなく出てくるという物。カリフォルニア芸術大学(カルアーツ)を卒業したアニメーターの仲間内で用いられる。由来は同大学の教室番号。 このジョークを最初に使ったのはブラッド・バードである。『世にも不思議なアメージング・ストーリー』の「いじわる家族といたずらドッグ (The Family Dog) 」の回に登場する車のナンバープレートの番号として用いている。バード曰く「(A113の事を指し)これは私の映画作品、どれでもことごとく使っているよ。ザ・シンプソンズも含めてね。いうなればこれはアル・ハーシュフェルド作品におけるNinaの署名の私版といったところかな」との事。 また、やはりカルアーツ出身のジョン・ラセター率いるピクサーの長編映画作品全てで見ることができる。 2011年、ブラッド・バードは自身初の実写映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でもこれを使用した。
概要
A113が見られる作品
2分の1の魔法
終盤で、警察官のコルト・ブロンコに送られてきた警察無線の番号。
アイアン・ジャイアント
アイアン・ジャイアントが噛り付いた車のナンバープレート。「3」の部分は欠けている。
あの夏のルカ
終盤でアルベルトが手に入れた汽車の切符番号。
アベンジャーズ
モニターに映し出されているファイルナンバー。
アメリカン・ダッド
ハマー風の車のナンバープレート、貨車の車番。
アーロと少年
アーロの家で飼育されている鳥の、木の枝でできた柵が「A113」の形になっている。
インクレディブル・ファミリー
暴走する列車の車体番号。終盤に登場する映画館に描かれている番号。他にもいくつかのシーンで登場する。
インサイド・ヘッド
ライリーが家出をする際に通過する建物の壁の落書き。
ウォーリー
人間が地球を離れる際、アクシオムの自動操縦装置AUTOに設定された極秘任務のコードネーム。このコードはストーリー展開に大きく関係するもので、セリフで読み上げられたり、大きく表示されるなど、作中で「A113」が明確な意味を与えられた数少ない作品となっている。
カーズシリーズ
メーターのナンバープレート。1作目では踏切に差しかかった列車の型番、2作目ではシドレーの機体記号、3作目では、スターリングのオフィスのドアに描かれている番号としても登場する。
カールじいさんの空飛ぶ家
カールが出廷した裁判所の法廷番号。
ザ・シンプソンズ
ピエロのクラスティーが強盗容疑で捕まった時の囚人服のナンバー。
スペース・プレイヤーズ
仲間を探すためにバッグス・バニーが拝借したマービン・ザ・マーシャンの宇宙船の船体に、船名「USS MARVIN」とともに艦隊登録番号「A-113」が表記されている。