クロアチアの高速道路
A1
Dalmatina
地図
路線延長476.3km
主な
経由都市ザグレブ、カルロヴァツ、ザダル、シベニク、スプリト、プロチェ、ドゥブロヴニク
接続する
主な道路
(記法) A3号線
A1(クロアチア語: Autocesta A1)はクロアチアで最長の高速道路。路線延長は476.3キロメートル (296.0 mi) 。クロアチアの首都、ザグレブと、2番目に大きい都市、スプリトを結ぶ。クロアチアの主要な南北輸送道路であり、アドリア海-イオニア高速道路の重要な部分を占めている。ザグレブとスプリトのほかにも、クロアチアの多くの主要都市の近くを通り、国立公園や自然公園、世界遺産、特にアドリア海沿岸の数多くのリゾートにアクセスできる。クロアチアの観光や経済に非常に重要な高速道路である。
中央分離帯で分断された4車線の道路であり、路肩がある。交差点は全て立体交差している。険しい山岳地帯を通るため、橋やトンネルが多い。クロアチア内で最も長いトンネルや、200mを超える橋なども含まれる。インターチェンジが33か所、休憩所が26か所ある。有料道路であり、各インターチェンジには料金所が設置されている。
ザグレブとスプリトを結ぶ高速道路は1970年代初頭に計画され、建設に必要な資金を集めるために公的融資が開始された。しかし、クロアチアとユーゴスラビアでの政治的混乱のため、高速道路の建設は「国家主義プロジェクト」と呼ばれ、1971年に中止された。 クロアチア紛争が終わり、クロアチアが独立すると、高速道路を建設する取り組みが新たに始まり、2000年に建設が始められた。ザグレブからスプリトの間は2005年までに完成し、スプリトからドゥブロヴニクまでは2008年に開通した。建設費は30億ユーロにまで上った。
路線概要ボシリェヴォ2インターチェンジで分岐するA6高速道路
A1高速道路(クロアチア語: Autocesta A1)はクロアチアの主要な南北高速道路であり、首都ザグレブとダルマチア地域を結んでいる。アドリア海に沿って通っており、欧州自動車道路E65号線とE71号線の一部、またアドリア海-イオニア高速道路の一部になっている[1][2]。数多くの観光地を結び、クロアチアの経済にとっても非常に重要な道路である。これは、接続している地域の開発の加速に顕著にみられる。
高速道路の延長は476.3キロメートル (296.0 mi)で、ザグレブ(ルチェコインターチェンジ )とプロチェをスプリトを経由して結んでいる。D1号線経由でカルロヴァツ、D534号線経由でゴスピッチ、D8号線とD424号線経由でザダル、D533号線経由でシベニクにアクセスできる。4車線道路であり、路肩がある。(Dre?nik高架橋には路肩が存在しない[3]。)スタック型インターチェンジであるルチェコICを除いて、既存のインターチェンジのほとんどがトランペット型インターチェンジになっている。多くの休憩所があり、簡単な駐車スペースやトイレからガソリンスタンド、レストラン、ホテルまで、さまざまなタイプのサービスを提供している[4][5][6]。2011年現在[update]高速道路には33のインターチェンジがあり、多数の町や都市、国道につながっている[7]。高速道路の南端はドゥブロヴニク付近になる予定だが、現在は未開通である[8]。 ドレニク高架橋付近
ルチェコICとボシリェヴォICの間は汎ヨーロッパ回廊に指定されており、ザグレブ-リエカ高速道路との重用区間である[9]。ボシリェヴォの2つのインターチェンジで、リエカ(A6号線を経由)とスプリト方面に分岐する。ルチェコからボシリェヴォ、そしてボシリェヴォからリエカまでの区間はAutocesta Rijeka?Zagreb[10]が運営し、ボシリェヴォから南はHrvatske autocesteが運営している[11][12][13]。