A. J. ヒンチ
A. J. Hinchデトロイト・タイガース 監督 #14
ヒューストン・アストロズでの監督時代
(2015年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地アイオワ州ブレマー郡ウェイバリー
アンドリュー・ジェイ・ヒンチ(Andrew Jay Hinch, 1974年5月15日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州ブレマー郡ウェイバリー(英語版)出身の元プロ野球選手(捕手)、監督。右投右打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス及びヒューストン・アストロズの監督を務め、2021年よりデトロイト・タイガースの監督を務める。 1992年のMLBドラフト2巡目(全体62位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名されたが、契約せずにスタンフォード大学へ進学した。在学中は1993年から4年連続でアメリカ合衆国大学代表入りしており[1][2][3][4]、日米大学野球選手権大会にも4年連続で出場した。 1995年にもMLBドラフト3巡目(全体72位)でミネソタ・ツインズから指名されたが、契約しなかった。 1996年のMLBドラフト3巡目(全体75位)でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。契約後、アトランタオリンピックの野球アメリカ合衆国代表として出場し、銅メダルを獲得した。 1998年4月1日、ボストン・レッドソックスとのシーズン開幕戦でメジャーデビュー。アスレチックスには2000年まで在籍した。その後、カンザスシティ・ロイヤルズ、デトロイト・タイガース、フィラデルフィア・フィリーズと渡り歩き、2005年シーズン終了後に現役を引退した。 2006年からアリゾナ・ダイヤモンドバックスのマイナー組織でディレクターを務めた後、2009年5月8日にボブ・メルビンの後任として監督となった。34歳357日での監督就任はエリック・ウェッジが2002年10月29日に34歳275日で就任して以来の若さだった[5]。2年務めたがチーム成績は伸び悩み、2010年7月1日に解任された。 2010年9月よりサンディエゴ・パドレスで球団副社長、GM補佐を務める。2014年6月22日にGMだったジョシュ・バーンズ 2014年9月29日、2015年シーズンよりヒューストン・アストロズの監督に就任することが発表された[7]。 2015年にチームは10年ぶりとなるポストシーズン進出を果たす。2017年には球団史上初のワールドシリーズ制覇に導いた。 2018年は2年連続でシーズン100勝に達したが、リーグチャンピオンシップシリーズで前年にアストロズのベンチコーチを務めたアレックス・コーラが監督として率いるレッドソックスに敗れた。オフに2022年までの4年間の契約延長に合意した[8]。2019年も地区優勝し、ワールドシリーズまで進出したが、ワシントン・ナショナルズに敗れた。 2020年1月13日、ヒューストン・アストロズのサイン盗み問題
経歴
プロ入り前
現役時代
引退後
その後、10月30日に2021年シーズンよりタイガースの監督に就任することが発表された[13]。