96時間/レクイエム
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96時間/レクイエム
Taken 3
監督
オリヴィエ・メガトン
脚本リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
製作リュック・ベッソン
出演者リーアム・ニーソン
フォレスト・ウィテカー
ファムケ・ヤンセン
マギー・グレイス
ダグレイ・スコット
サム・スプルエル(英語版)
リーランド・オーサー
音楽ナサニエル・メカリー
撮影エリック・クレス
編集オドレイ・シモノー
ニコラ・トランバシエヴィッツ
製作会社

ヨーロッパ・コープ

M6フィルム

TSGエンターテインメント

Canal+

配給 ヨーロッパ・コープ
20世紀フォックス
公開 2014年12月16日
(ベルリンプレミア)
2015年1月9日
2015年1月21日
上映時間109分(劇場公開版)
116分(非情無情ロング・バージョン)
製作国 フランス
アメリカ合衆国
スペイン
言語英語
製作費$48,000,000[1]
興行収入$89,256,424[1]
$326,479,141[1]
5億919万円[2]
前作96時間/リベンジ
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『96時間/レクイエム』(きゅうじゅうろくじかん レクイエム、原題:Taken 3、別題:Tak3n)は、2014年に制作されたアクションスリラー映画リーアム・ニーソン主演、リュック・ベッソンロバート・マーク・ケイメン脚本による『96時間シリーズ』の第三作目にして最終章。監督は前作『96時間/リベンジ』のオリヴィエ・メガトン
ストーリー

CIA工作員のブライアン・ミルズは娘キムを訪ねて誕生プレゼントを渡す。元妻レノーアをディナーに誘うが断られる。レノーアはブライアンのアパートに来て夫婦関係の問題の事を話す。

翌日、ブライアンはレノーアから朝食を一緒にとろうというメールをもらう。ブライアンがベーグルを買いに出かけて戻ると、部屋でレノーアが死んでいる。そこに警察が現れてブライアンを元妻殺害の容疑で逮捕しようとする。しかし、ブライアンは警官を倒し、その場から逃亡する。フランク・ドッツラー警部はブライアンの経歴を調べ、指名手配する。

ブライアンは隠れ家に潜む。レノーアがあるガソリンスタンドに行った事を知り、手に入れ墨のある男に拉致された監視カメラの映像を見る。だがそこに警察が現れてブライアンを逮捕する。連行される途中でブライアンはパトカーを奪取してカーチェイスの末に脱走し、警察のコンピューターから通話記録をダウンロードする。以前の仲間を通じて、レノーアの葬儀に出るキムと連絡を取り、「普段どおりの行動」を守るようにと伝える。キムはいつものようにコンビニに買い物に行き、いつもの場所で「すぐに飲め」と書いたヨーグルトを見つけて飲み、大学で吐き気を覚えてトイレに行き、そこでブライアンと会う。ブライアンは吐き気を消す薬をキムに与える。ブライアンは、ドッツラーが無断でキムにつけた盗聴器を取り外す。ブライアンは真犯人を探すと言い、キムには安全な場所にいろと言う。キムは妊娠を打ち明け、義父のスチュアートが怯えてボディーガードを雇ったと話す。

ブライアンはスチュアートの車を尾行するが、別のSUVに追われて車は崖から押し出される。ブライアンは生き伸びて車をジャックし、ロシア人の襲撃者たちを酒屋まで追いかけて殺す。ブライアンはステュアートを拉致して尋問する。スチュアートは元スペツナズのオレグ・マランコフに借金を返せなかったこと、マランコフがレノーアを殺したこと、ブライアンの正体をマランコフに話したことを告白する。

スチュアートと仲間の助けで、ブライアンはマランコフのペントハウスに侵入する。激しい銃撃戦と格闘の末、致命傷を負ったマランコフは一連の事件の真相と黒幕を告白する。スチュアートがレノーアの計画殺人を思いつき、保険金の1200万ドルをせしめようとしたのだという。そして、マランコフがブライアンを殺し損ねたため、スチュアートは今度はブライアンにマランコフを殺すようしむけたとも。そのころ、スチュアートはブライアンの仲間のサムを撃ち、キムを誘拐し、保険金を持って逃げようとする。スチュアートの飛行機が離陸しようとした時、ブライアンは警察の追跡を振り切ってマランコフのポルシェで空港に現れる。ブライアンは車輪を破壊して飛行機を止め、スチュアートを殺そうとするが、キムの懇願で思いとどまる。再び悪事を働いたり刑期の短縮を図ろうとした場合には最後の罰を与えるとスチュアートに警告する。ドッツラーと警官隊が現れてスチュアートを逮捕し、ブライアンの容疑は晴れる。

一件落着の後、キムは生まれる子供に母の名前「レノーア」と付けるつもりだとブライアンに話す。
登場人物・キャスト
ブライアン・ミルズ
演 -
リーアム・ニーソン、日本語吹替 - 石塚運昇主人公。CIAの元工作員にして、最強の父親。相変わらず、娘キムを深く愛している。前作での事件以降、元妻レノーアとの仲が再び親密になっていたが、ある日自分の部屋でレノーアが何者かに殺害されているのを発見し、真犯人の策略により殺人犯として警察から追われる身となってしまう。レノーアの仇を討つため、独自に捜査を開始し、犯人の次の標的がキムであると睨む。サム、ケイシー、バーニーが経営している民間警備会社に従業員として所属していることが、エクステンデッド・カット版で追加されたシーンで判明する。
フランク・ドッツラー
演 - フォレスト・ウィテカー、日本語吹替 - 立木文彦ロサンゼルス市警察の警部。鋭い洞察力を持ちブライアンも警戒するほどの切れ者。レノーアを殺害した容疑でブライアンを追跡するが、一方で事件の真犯人は別にいるという疑惑を持つようになる。ブライアンの身柄を確保するため、部下にキムを見張るよう指示する。考えごとをする際、チェスの駒や輪ゴムをいじる癖がある。
キム・ミルズ
演 - マギー・グレイス、日本語吹替 - 明石香織ブライアンの娘。今作では、すでに大学生になっている。交際している彼氏との子供を妊娠していることが判明するが、それをブライアンに打ち明けることができずにいる。レノーアが殺害されたことをブライアンから知らされ、激しいショックを受ける。
レノーア・セントジョン
演 - ファムケ・ヤンセン、日本語吹替 - 深見梨加ブライアンの元妻。愛称は「レニー」。ブライアンとの離婚後、スチュアートと再婚したが夫婦関係はすでに破綻してしまっており、前作の事件以降は再びブライアンに心惹かれていっている。しかしブライアンの部屋で無残にも殺害された姿で発見される。
スチュアート・セントジョン
演 - ダグレイ・スコット、日本語吹替 - てらそままさきレノーアの再婚相手。いくつもの会社を経営している大富豪。だが、レノーアとの夫婦関係はすでに破綻してしまっている。ある日、ブライアンの部屋を訪れ、彼にレノーアとはしばらく会わないでほしいと願い出る。レノーアが殺害された後、自身の護衛を雇うなど、何かに怯えた様子を見せる。ブライアンに殺人の罪をなすりつけ、レノーアを殺した真犯人である。キムを飛行機で誘拐し逃げようとするも、ブライアンによってキムを助けだされ、警察に逮捕された。
オレグ・マランコフ
演 - サム・スプルエル(英語版)、日本語吹替 - 斉藤次郎ロシア系犯罪組織のボス。元スペツナズ所属の兵士で、アフガンにも派兵されていた過去を持つ。終戦後はソ連が崩壊するまで政府の裏仕事を請け負い、ソ連崩壊後は裏社会の大物として恐れられている。
サム・グロスマン
演 - リーランド・オーサー、日本語吹替 - 牛山茂ブライアンの友人で元同僚。CIAの元工作員で通信のプロ。警察から追われるブライアンを手助けする。ブライアン、ケイシー、バーニーと共に民間警備会社を経営しており、そこでCOOを務めていることが、エクステンデッド・カット版で追加されたシーンで判明する。
ケイシー・マーク
演 - ジョン・グリース、日本語吹替 - 谷昌樹ブライアンの友人で元同僚。


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