主題歌はドリー・パートンが作曲および演奏した『9時から5時まで』(9 to 5)である。1980年代のパートンの曲で最大のヒット曲の1つとなった。映画撮影中、パートンは長い付け爪でタイプライターを打つ音を使用することを思いついた。パートンは撮影セットで爪を鳴らしてビートを作りながら作曲した。『ビルボード』誌のカントリー・チャートおよび、Billboard Hot 100で2週連続第1位を獲得し、アカデミー歌曲賞など様々な賞にノミネートされた。1981年、ピープルズ・チョイス・アワードの映画楽曲賞を受賞し、1982年、グラミー賞においてカントリー楽曲賞、女性カントリー・ヴォーカル賞を受賞した。なおこの時のグラミー賞には4部門にノミネートされた。アメリカレコード協会によりプラチナ認定された。
同年、当時新人であったシーナ・イーストンは同じタイトルの『9 to 5 』でイギリスで最初のメジャー・ヒットをしていた。パートンの曲との混同を避けるため、イーストンのレコード会社はアメリカでのリリースの際に『Morning Train (9 to 5) 』と改名した。
テレビ・シリーズ詳細は「en:9 to 5 (TV series)」を参照
1982年から1983年にABCで、1986年から1988年にシンジケートで、この映画に影響を受けたシットコムが放送された。この番組ではパートンの妹のレイチェル・デニソンがパートンのドラリー役、リタ・モレノがトムリンのヴァイオレット役、ヴァレリー・カーティンがフォンダのジュディ役を演じた。後半ではモレノの代わりにサリー・ストラザースが配役された。計85エピソードが撮影された。 2008年にミュージカル化され、2012年には日本で上演される[7]。 2008年3月上旬、センター・シアター・グループの芸術監督マイケル・リッチーはブロードウェイ公開前に2008年9月1日からロサンゼルスにあるセンター所有のアーマンソン・シアターにて、アリソン・ジャニーがヴァイオレット役、ステファニー・J・ブロックがジュディ役、メーガン・ヒルティがドアリー役、マーク・カディッシュがフランクリン・ハート・ジュニア役で開幕することを発表した。ミュージカル版の脚本は映画の脚本も共同で行なったパトリシア・レズニックが担当した。アンディ・ブランクンビューラーが振付をし、ジョー・マンテロが演出した[8]。 安崎求、花山佳子、石井一彰
ミュージカル
2009年、ブロードウェイ・ミュージカル詳細は「en:9 to 5 (musical)」を参照
スタッフ(日本上演版)
作詞・作曲:ドリー・パートン
脚本:パトリシア・レズニック
翻訳・訳詞:青井陽治
振付:上島雪夫
演出:西川信廣
キャスト(日本上演版)
ジュディ:紫吹淳
バイオレット:草刈民代
ドラリー:友近
フランクリン:石井一孝
関連項目
セクシャルハラスメント
モンスター上司
脚注^ a b “9 to 5 at boxofficemojo.com
^ “Hollywood.com's Highest Grossing Comedy Films of All Time List”. 2013年2月5日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。