8_1/2
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だが、このラストシーンは破棄される[4]

フェリーニは作品の完成間近に制作会社から『予告編』の制作を依頼される。このとき撮影されたのが、オープンセットで登場人物たちが輪になって踊るというシーンである。フェリーニはこのシーンをラストシーンとすることに決め、再度登場人物たちを集めて撮影を行った。ラストシーンでは、踊る人々が手をつないでいたり、服装など、『予告編』との違いがいくつかある。

ラストシーンの前に、グイドが自殺したことを暗示するシーンがある。右のポケットに拳銃が入っていることを示唆するセリフ、銃声、グイドの頭が床に落ちる、というシーンである。そのあと、輪になって踊るラストシーンにつながるため不確かな印象を与えるが、当初予定されていた葬式のようなラストシーンにつながると、グイドの自殺が鮮明となる。
主な受賞歴

賞部門候補者結果
アカデミー賞監督賞フェデリコ・フェリーニノミネート
脚本賞フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、ブルネッロ・ロンディノミネート
美術賞ピエロ・ゲラルディノミネート
衣裳デザイン賞(白黒)ピエロ・ゲラルディ受賞
外国語映画賞受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞外国語映画賞受賞
モスクワ国際映画祭最優秀作品賞受賞

関連事項

1965年の日本公開映画

8 1/2 (バンド) - 久保田慎吾上野耕路、泉水敏郎らの1970年代の後半ニュー・ウェイヴ・バンド

裸の銃を持つ男 - 続編のタイトルが本作のオマージュで、2作目が「2 1/2」、3作目が「3 1/3」となっている。

時効警察 - 本作の名が出てくる。

^ a b “ ⇒8 1/2”. キネマ旬報映画データベース. 株式会社キネマ旬報社. 2010年8月20日閲覧。
^ “作品詳細『8 1/2』”. 2022年 午前十時の映画祭12 (2022年). 2022年7月1日閲覧。
^ 実際には長編・短編合わせて10作目にあたる。共同監督作品やオムニバスの一編などがあるため、タイトルの由来には諸説がある。
^ ドキュメンタリー『ザ・ロスト・エンディング』(マリオ・セスティ監督、2003年)

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、8 1/2に関連するカテゴリがあります。

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フェデリコ・フェリーニ監督作品
1950年代

寄席の脚光 (1950)

白い酋長 (1952)

青春群像 (1953)

(1954)

崖 (1955)

カビリアの夜 (1957)

1960年代

甘い生活 (1960)

8 1/2 (1963)

魂のジュリエッタ (1965)

サテリコン (1969)

1970年代

フェリーニの道化師 (1970)

フェリーニのローマ (1972)

フェリーニのアマルコルド (1973)

カサノバ (1976)

オーケストラ・リハーサル (1979)

1980年代

女の都 (1980)

そして船は行く (1983)

ジンジャーとフレッド (1985)

インテルビスタ (1987)

1990年代

ボイス・オブ・ムーン (1990)

オムニバス

巷の恋/結婚相談所 (1953)

ボッカチオ'70/アントニオ博士の誘惑 (1962)

世にも怪奇な物語/悪魔の首飾 (1967)

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