8Bit御三家
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この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2009年8月)

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8ビット御三家(はちビットごさんけ)とは、日本1980年代に発売された8ビットパソコンのうち、国内市場において高いシェアを有していた型番、機種シリーズ、またはメーカー名を3つ取り上げた総称のこと。時期や媒体によって取り上げられる3種は異なる。

そのため、本項では、その3種の経年変化を通して、日本の一般家庭における8ビットパソコンのユーザー利用の変遷を中心に記述する。一般家庭のユーザーにとって、8ビットパソコンは「高品位コンピュータゲーム機」として認識されることが多かったため、その側面に関しても、本項で述べる。

ハードウェアやその歴史・活用の方向性に関しては8ビットパソコンの項を参照のこと。
概要

これらのパーソナルコンピュータ、若しくは当時の呼称に従うなら「マイコン」は、1970年代末から1980年代序盤に掛けて多数のメーカーから発売された。初期に多くみられた電子工作の延長線上にあるものから、ホビー向けに特化したものや、その内でもゲームパソコンとしてコンピュータゲーム(パソコンゲーム)の実行に特化したものもあったが、更にはビジネスユースを視野に入れたものなど、多種多様の機種が入り乱れていた。

限られた市場で激しい競争が繰り広げられた結果、1980年代半ばから後半にかけて、販売不振や経営戦略上の判断を理由に大半のメーカーが家庭用パソコン市場から撤退し、最終的に日本国内で生き残ったものがこれらのシリーズである。
呼称に関して

「8ビット御三家」という語は、16ビットマシンの普及以降に使われるようになった呼称であり、それまでは「パソコン御三家」あるいは単に「御三家」と呼ばれていた[1][2][3]。なお、この名称は日本市場の状況を表す概念であり、世界的に見ればタンディ・ラジオシャックApple Computerコモドールこそが「御三家」(ビッグスリーとも)といえるものであったが(後述[4][5][6]、当記事においては日本市場のみを扱う事とする。
機種
1976年1977年
筐体に入ったパソコン的形態になる前のワンボードマイコン時代。ただしほとんどTK-80及び、MK-80などクローンの独走状態である。

TK-80(NEC) 8080A のちにCOMPO-BSを経てPC-8001へ

H68/TR(日立) 6800 のちにCOMPO-BSに対抗したMB-6880(ベーシックマスター)へ

Lkit-16(パナファコム→現PFU) MN1600

EX-80(東芝) 8080 NEC同様EX-80/BSを経てマイナー機パソピア(PA-7010)へ

1978年1981年
1978年9月、日立が日本初のホビー向け完成品パソコンとなる ベーシックマスター(MB-6880)を発売。地味な存在として大きなシェアは得られなかったものの、それまでの電子工作のスキルを必要とした組み立てキットの時代から、完成品でプログラムを中心に楽しむ時代に移行する。ほぼ同時期、1978年12月シャープがMZ-80Kを発売、人気となる。遅れること1年後、1979年9月NECがPC-8001を発売して二強としてシェア争いを繰り広げる[7]。そこへ富士通が1981年FM-8を発売してパソコン市場に参入し[8]、ここにNEC、シャープ、富士通の3社が出揃う。NECはFM-8に対抗してPC-8801を発売[9]。このシリーズがNECの8ビット機の本流となった。1981年には日本ソフトバンク(現・ソフトバンク)が設立され、パソコンソフトの流通が整備され[10][11]、市場として成立されていく。

PC-8000シリーズ(NEC)入門機としてPC-6000シリーズ/PC-6600シリーズも追随

MZシリーズ(シャープ

ベーシックマスターシリーズ(日立製作所

FM-8(富士通)

1982年1988年
富士通がFM-8を低価格化してFM-7を発売して大ヒット。シャープを抜いて2位になりパソコン市場で地位を築くが、PC-8801が築いた牙城は崩せなかった[12][13]。シャープはX1を発売し、主流がMZシリーズからX1シリーズに移行する[14]。競争から脱落した他のメーカーは統一規格のMSXで参入し、次の三機種あるいはメーカーを御三家と指す場合が多くなった。

PC-8800NEC:PC-88VA含む)シリーズ

FM-7富士通FM-8,FM-77,FM77AV含む)シリーズ

X1シャープ:X1turbo,X1turboZ含む)
これら8ビット機市場に加えて、16ビット機市場ではPC-9800シリーズ(NEC)などを中心として、一般向けパソコンソフト市場を形成していた。
時代背景

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2009年3月)

本来は多目的の超小型コンピュータとして発売されたものだが、期待に反して専用機に対抗しうるものとして受け入れられたわけではなかった。オフィス業務では主にオフコンミニコン汎用コンピュータ(タイムシェアリングまたは夜間のバッチ処理)が用いられ、CAD/CAMCGには高性能なワークステーション、文章作成には日本語ワードプロセッサ(ワープロ専用機)などが使われることが多かった。8ビットパソコンは価格(10万円超から20万円超、当時の新卒労働者の平均月収1〜1.5ヵ月分に相当[要出典])の割に利用価値が低く、用途に応じて機器を使い分けた方が遥かに作業効率が高かった。

一般家庭ではパソコン通信端末や趣味レベルのプログラミング、ゲームといった限られた用途に利用され、玩具ないし趣味の道具として扱われた事からホビーパソコンと呼ばれることもあった。家計簿や備忘録などに活用するユーザもいたが、手軽に扱える市販アプリケーションは少ない上に機能も限定的で、自力でプログラミングするにしてもユーザ自身の高いスキルを必要とした。事実上、限られたユーザの興味を引くだけの特殊な市場向けの商品として扱われていた感は否めない。

ただし、家庭向けでは玩具とされたこれら機種でも、制御用などの目的では実用レベルで使用されていた。また、専修学校や大学、専門学校では電子回路やプログラミングの教育に利用され、初等・中等教育では現場教師の裁量で生徒に使わせることもあった。これらの用途に関しては8ビットパソコンの項を参照。


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