8マン
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ボディのオリジン
アメリカ(アニメ版では「アマルコ共和国」)の研究所で谷博士が製作。兵器としての使用を拒み、日本へ持ち出した。※後年、平井は「谷博士がNASAで製作した」と言及している。さらに、「8マンに使われている技術は、超古代文明に由来する」とも述べている(『ウルフランド』収録のエッセイ『8マン→サイボーグ・ブルース→ウルフガイ』より)。
性能
目は暗闇でも見え、サーチライト機能もついている。他に、赤外線、放射能物質など肉眼で見えないものも見える。紫外線を放射すること(ブラックライトになる)、見たものを映像収録して投影することも可能。

「光線兵器レーザー」で改良され、透視装置を装備した(壁越しでも、人体から発する微弱な電気を感知することができる)。
耳は超音波を捕らえることができる。顔は人工皮膚(プラスティック)で覆われており、どのような顔にも変装できる。関節は伸縮可能(関節を縮めることによって、女性など小柄な人物にも変装できる)。電子頭脳は、火炎・高圧電流などの高熱にさらされると力を失ってしまう。小型の予備電子頭脳が肩にセットされているが、その際は本来の能力を十分に発揮できない。ボディの骨格はハイマンガン・スチールで、加速時の空気摩擦にも耐えうる。動力源は内蔵の「超小型」原子炉。胸の「8」マークが蓋になっている部分に、制御装置がある。ベルトのバックルに、電子頭脳及び超小型原子炉を冷却するタバコ型の強加剤(冷却剤)が仕込んである。アニメ版では、子供が喫煙を真似するといけないとの理由で途中からタバコ型強加剤は使用されなくなり、貯水槽に穴を開けて水をかぶるなどの方法で原子炉を冷却していた。また『エイトマンAFTER』では、ベルトのバックルに活性剤のカプセルを挿入することで能力を回復させている。10万キロワットの電撃を放つことができる。加速時の会話はフォノン・メーザーによって行う。電子頭脳から強力な電波を発し、スーパーロボット(〇〇五)を操ったことがある。谷博士は「人間より千倍優秀」と評している。顔のモデルは、谷博士の息子のケン。
「超人類ミュータント」での追加機能
モニター装置(受信機は谷研究所に設置)。8マンナイフ。鉄でもバターのように切れる。『超犬リープ』や『サイボーグ・ブルース』などにも同機能のナイフ(超音波ナイフ)が登場する。超高速度振動装置。デーモン博士によって提供された。同時に、超振動に耐えるため、重要な部分は、谷博士により超金属に置換されている。光線銃レーザー

超高速度振動装置と光線銃レーザーは、事件の解決後、除去を申し出た。

8マンの関係者など
関さち子
東探偵の秘書。東に好意を持っている。東が8マンであることは知らない(テレビ版では一度だけデーモン博士の策略により知ってしまったが、事件解決後にその記憶を谷に消してもらった)。家は裕福(母親のみ登場)。少女スターの香山ミナとは中学時代からの親友。左ハンドルの
外車ジャガー)の運転をしたことがある(所有者は不明。候補は東探偵事務所、さち子個人、さち子の実家、および一郎の関係者)。8マンに好意を持っているが、あくまで「感謝の念」である。そのため、「ロボットの8マンが東ではないか?」と一郎に指摘された時には必死になって否定している(『怪力ロボット007』での描写)。OVA『8マンAFTER』では「横川サチ子」、小説『インフィニティー・ブルー』(駿台曜曜社版)のあとがきでは「堤サチ子」となっている。
一郎
東探偵の助手。フルネームは不明(食玩「DVD探偵団」のおまけDVDのエンディングテロップでは檜垣一郎)。東が8マンであることは知らない。8マンに憧れている。大のラーメン好き。アニメ版の後半では全く登場しなくなった(『8マンAFTER』では、田中課長のコネで警察官となり、最後の方まで登場している)。
田中課長
警視庁捜査一課長。8マンの上司に当たる。生前からの東の友人。フルネームは不明。電話を入れた際の合言葉「番号違いだ」により東を8マンとして動かせる唯一の人物。事件が起こると体が痒くなる(『超人サイバー』での描写)。『エリート』に、容貌が酷似した同名の人物が登場する。『超犬リープ』には田中警視総監が登場する。こちらは容貌(年齢)が違っている。『インフィニティー・ブルー』のあとがきによるとフルネームは田中善右衛門で、『超犬リープ』の田中警視総監は同一人物だが、出世したために桑田次郎が顔を変えてしまったとなっている。『8マンAFTER』では本部長となっており、一郎の上司として登場した。
谷博士
8マンの製作者。老人の姿をしているが、真の姿はスーパーロボットで、8マンとほぼ同じ姿である。フルネームはアニメ版では谷方位とされている。『8マンAFTER』にも登場するが、自身のスーパーロボットである正体については特に明言されていない。
ゲスト
ナイト・デーモン博士
ソ連(アニメ版では「ソラリア連邦」)の科学者。『怪力ロボット007』、『超人類ミュータント』に登場。
「怪力ロボット007」
ステッキに超小型ミサイルを仕込んでいる。電撃を放つステッキもある(「神経棒」と呼称。ミサイル仕込みのステッキと同一か不明)。なお、本編では「神経ぼう」と表記。

ミサイルはホーミング性能を持っている。

ステッキを改良して2段式にし、8マンを行動不能にした。
「空中アンテナ」という兵器を所有。カメラが内蔵されて飛行し、強力な電波を放つ。破壊されると、破片が8マンに付着し、発信機の役割を果たした(谷研究所を探り当てた)。極超短波を仕掛けたコウモリの群れを操り、8マンを行動できないようにした。〇〇七に襲われたが、8マンに救われて改心。8マンが死んだと思い、日本を去った。
「超人類ミュータント」
ソーニャ博士(ソフィア博士)を追って再来日。「ソーニャ博士を連れ戻せない時は、水爆を使用する」と東に宣言した。超高速で回転して飛行する「スパイ・ボール」を持参し、8マンに渡した。
黒い蝶
国際スパイ団(本編では「黒いちょう」と表記)。「光線兵器レーザー」、「殺人ロボット005」、「超人類ミュータント」、「超振動砲」に登場。手首に「黒い蝶」の入れ墨があり、毒薬を仕込んでいる(「殺人ロボット005」での描写)。「超人類ミュータント」では超人類に降伏し、実働部隊となった。
「怪人ゲーレン」

かまきり
殺し屋。氏名は不明。ナショナル商事の社長に雇われている。8マンは彼に変装して、ナショナル商事に潜入した。
ラインホルト・ゲーレン
殺し屋。ヨーロッパの本部から派遣された。元はナチスの暗殺隊長(ナショナル商事は武器の密輸を行っていた)。用心深い性格で、常に右手を自由にしておく(握手をしないなど)。アニメ版では何度も復活してエイトマンに挑んでくる。※ラインハルト・ゲーレンは実在した人物。
スピード違反のジョー(スピードいはんのジョー)
ナショナル商事の社長が主催した射撃コンテストの暴力団代表で安古組組員。常にスピード違反をしていないと胃の具合がおかしくなるほどの常習犯で、合図を待つこともできずに乱射したために失格となる。
コロシスキー
同じく射撃コンテストの殺人クラブ代表。生きた人間の他は撃たないというポリシーから社長を撃とうとしたために失格。
手尾挙郎(てお あげろう)
銀行ギャング団代表。至近距離で銃を突きつける癖が抜けず、的のすぐ傍まで接近して撃ったために失格。
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