7人の女弁護士
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この項目では、釈由美子主演のドラマについて説明しています。賀来千香子主演のドラマについては「七人の女弁護士」をご覧ください。

7人の女弁護士
ジャンルテレビドラマ
脚本尾崎将也
田子明弘
旺季志ずか
樫田正剛
酒井直行
演出塚本連平
今井和久
植田尚(MMJ)
麻生学
新村良二
二宮浩行
出演者釈由美子
原沙知絵
野際陽子
永井大
製作
制作テレビ朝日

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

第1シリーズ
プロデューサー横地郁英
布施等
遠田孝一
出演者川島なお美
柴田理恵
南野陽子
井上和香
武田航平
エンディングAAAハリケーン・リリ、ボストン・マリ
放送期間2006年4月13日 - 6月8日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送枠木曜ドラマ
放送分54分
回数9

第2シリーズ
プロデューサー横地郁英
藤本一彦
布施等
遠田孝一
出演者滝沢沙織
東ちづる
中島知子
三浦理恵子
中村果生莉
エンディングBoAKissing you
放送期間2008年4月10日 - 6月19日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送枠木曜ドラマ
放送分54分
回数11
公式サイト
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『7人の女弁護士』(しちにんのおんなべんごし)は、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠(木曜 21:00 - 21:54)で放送された日本のテレビドラマシリーズ。主演は釈由美子

1990年代に制作された賀来千香子主演の『七人の女弁護士』のリメイク版として、2006年2008年春季(4月 - 6月)に放映されたドラマであるが同時間帯の裏番組がTBSの「渡る世間は鬼ばかり」が2006年度と2008年度に放送したため視聴率が第1シリーズと第2シリーズが15%以上いかなかったため第2シリーズをもって打ち切りになった。ファミリー劇場で2008年10月再放映開始。2011年3月にBS朝日で第1シリーズが再放送された。
概要・あらすじ

「7人の女弁護士事務所」に所属する弁護士・藤堂真紀が先輩弁護士たちと共に、様々な事情を抱えて事務所にやって来る女性たちと向き合いながら、依頼人の救済に奔走する。賀来千香子版の全体的にシリアスな雰囲気と比べると、やや明るめの雰囲気を伴ったライトタッチ調で描かれており、「7人の女弁護士事務所」に所属する7人の女性弁護士が活躍するコンセプト以外は全くの別作品となっている。

第2シリーズのエンディングで、毎週弁護士たちが事務所で食するスイーツは、番組公式サイトにも詳細情報が掲載されている。
賀来千香子版との主な相違点


賀来千香子版は父親から引き継いだ事務所を基に、賀来演じる夏子が「七人の女弁護士事務所」を設立するが、釈由美子版では第1シリーズ第1話の段階で、美佐子が「7人の女弁護士事務所」を既に設立しており、釈演じる真紀はそこに所属する弁護士の一人という設定になっている。

弁護を担当した事件の真相に迫る過程で、賀来千香子版の夏子は元弁護士の父・正国から、釈由美子版の真紀は検死官をしている恋人の一平から解決の糸口となるヒントやアドバイスを受けることが多い。

賀来千香子版には決め台詞のようなものはなかったが、釈由美子版第1シリーズでは『
スカイハイ』で釈が演じた主役・イズコの「お逝きなさい」と似たような指差すポーズで、真紀が「逃げる場所はありませんよ!」という台詞がある。釈本人も「『スカイハイ』と同じようではあるが、割り切ってやっている」としている。ポーズの違いとしては「お逝きなさい」では親指を立てて指差しているが、「逃げる場所はありませんよ!」では親指を立てずに指差すという、微妙な違いをつけている。しかし担当事件や犯人によっては、尊大に受け取られて言いづらい状況があったため、釈が監督・プロデューサーと相談した結果、第2シリーズではそれに替わる形で、真相を解き明かしながら犯人を諭すように「残された答えはひとつです」という決め台詞になった。ただし、第2シリーズ第1話では両方の決め台詞を口にしている。


賀来千香子版では被害者等の女性の乳房露出が目立っているのに対して放送規制の影響で下着姿に留めている

2009年の裁判員制度導入と現代の男女平等の観点から旧作同様再放送は困難ともとれる

キャスト
主演
藤堂真紀
演 -
釈由美子「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。直感でものを言うために未熟な面もあるが、「依頼人をとことん信じる弁護士でいたい」と思っている。東都大学卒業。ジェットコースターが苦手。
7人の女弁護士事務所
飯島妙子
演 -
原沙知絵「7人の女弁護士事務所」所属の孤高の弁護士。普段は冷静で仕事振りなどから真紀から手本とされる人物であるが、気が強いため元恋人が依頼人だと熱くなる一面がある。真紀の自信に不思議がる事もあるが、彼女の仕事ぶりを認めている。本人のガードが固いところが依頼人の信頼を得ている一方で、人の悪いところを見過ぎている部分がある。第2シリーズ最終話では恋人の殺人容疑で逮捕されてしまう。その際、身体検査で服を脱がされる屈辱を受け、取調べで一方的に犯人と決めつけられしまい、プライベートが暴露されるなど精神的に追い詰められて嘘の自白をしてしまうが、最終的に真紀の活躍で無罪が証明され、釈放となる。
杉本美佐子
演 - 野際陽子「7人の女弁護士事務所」所長を務める弁護士。長年の弁護士経験から、「本来は救う立場の被害者を裁判で結果的に傷付けている」という現実への危機を打開するために、「女性の駆け込み寺」として事務所を自ら立ち上げている。真紀のやる気を見極めた上で重要事件の主任弁護人に抜擢する。未熟な真紀を、彼女自身に答えを見つけさせるというやり方で成長させていく。絵を描くことが苦手。家族は夫がいる。
7人の女弁護士事務所(第1シリーズ)
南条宏美
演 -
川島なお美「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。離婚歴があり、息子と暮らしている。
木下五月
演 - 柴田理恵「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。マンション住まい。
田代千春
演 - 南野陽子「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。関西弁がよく言葉に出る。
麻生恵理
演 - 井上和香「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。弁護士3年目。
7人の女弁護士事務所(第2シリーズ)
中村早紀
演 -
滝沢沙織「7人の女弁護士事務所」所属の新人弁護士。真紀同様、何かに熱中すると目的に向かって突き進むところがある。女弁護士事務所の一同で一番背が高い。
宮田静香
演 - 東ちづる「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。いつもパンツスーツにネクタイを着用し、先輩後輩関係なく、会話は敬語を使っている。前作の第1シリーズ第1話では、東西テレビの女子アナウンサー矢島律子役でゲスト出演した。
吉沢加奈子
演 - 中島知子「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。歯に衣を着せぬ物言いをするが、大らかな性格で面倒見がよい。
川村綾子
演 - 三浦理恵子「7人の女弁護士事務所」所属の弁護士。パソコンや最近のトレンドに関する知識が豊富。いつもメガネをかけている。
その他
北村一平
演 -
永井大医科大学法医学教室の監察医で、真紀の恋人。真紀の担当する事件の司法解剖を担当していることが多い。「ちょっと軽いけど、基本的にいい人」ということが周囲の評価。結婚を意識し始めているが、彼女になかなか切り出せない。しかし、彼女の仕事を理解していて応援している。時には監察医としての目が、真紀にヒントを与える。仕事の際などはメガネをかける。第1シリーズで司法解剖の研究でアメリカへ5年間行く事になったが、第2シリーズでは既に帰国し、検死官に戻っている。
その他(第1シリーズ)
藤堂雅人
演 -
武田航平真紀の弟。仕事が長続きせずに寮を追い出され、真紀の自宅に同居している。時々、真紀の助手としての仕事をこなす。
その他(第2シリーズ)
矢島里美
演 -
中村果生莉一平の助手。一平も頭が上がらないほど気が強い。
ゲスト
第1シリーズ(2006年)
第1話
矢島律子
演 -
東ちづる東西テレビ女子アナ。辰巳と同じニュース番組に出演している。


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