69 sixty nine
作者村上龍
国 日本
言語日本語
ジャンル長編小説、青春小説
刊本情報
出版元集英社
出版年月日1987年8月10日
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『69 sixty nine』(シクスティ・ナイン)は、1987年に集英社から出版された村上龍の長編小説。1990年に集英社文庫、2004年に集英社から新装版の単行本、2007年に文春文庫からも刊行された。また2013年にはG2010からiBooksの電子書籍としてリリースされた。
1969年の長崎県佐世保市を舞台に、学校のバリケード封鎖、フェスティバルの開催など作者自身の実体験を基にした自伝的な青春小説である。当時の音楽や映画などの固有名詞が多く登場する。
作者は「これは楽しい小説である。こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた。」と述べており[1]、全編通して男子高校生の馬鹿馬鹿しくコミカルな思考や言動が描かれている。文章中のフレーズを極端に大きなフォントで強調するという手法が使われている。
2004年に主演妻夫木聡、脚本宮藤官九郎、監督李相日で映画化された。 ベトナム戦争と学生運動に揺れる1969年、佐世保に住む高校三年生の矢崎剣介(ケン)は、同級生のマドンナ、"レディ・ジェーン"こと松井和子の気を惹くため、友人のアダマこと山田正らと共に校内の全共闘を言いくるめて、高校をバリケード封鎖しようと提案する。バリ封は成功し、ケンは仲間と達成感を味わうが、結局警察に犯行を突き止められ、ケンたちは停学処分となる。しかしその結果、松井和子たちと接近することに成功する。停学が明けたケンたちは、今度はフェスティバルの開催に向けて準備をすすめる。途中、長山ミエを誘ったことによって工業高校の番長に睨まれるも、友人の助けで窮地を脱し、フェスティバルは大成功を収める。
あらすじ
映画
黒澤満
早河洋
伊達寛
出演者妻夫木聡
安藤政信
金井勇太
太田莉菜
井川遥
原日出子
柴田恭兵
音楽中シゲヲ
ザ・サーフ・コースターズ
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プロジェクト 映画
キャスト
矢崎剣介(ケン):妻夫木聡